先日松本大洋の「Sunny」を読んだのですが、今回は「ルーヴルの猫」と「東京ヒゴロ」の二作品です。今回については少し筆がすべっていますので、まだ読んでなくて読みたいと思っている方にはネタバレ注意です。 「ルーヴルの猫」は、フランス・パリのルーヴル美術館を舞台に、屋根裏に棲む猫たちと人間たちの交流を描いた幻想的な物語です。Sunnyとは全く趣の違う作品で、ガイドのセシルが館内で白猫を目撃したことから、絵の中に消えた少女の謎を追う展開となります。そして夜警のマルセルは、50年前に失踪した姉が絵の中に入ったと信じていて、猫たちとともに絵画の世界を巡る旅が始まります。猫たちは擬人化され、絵画の中の楽園…