作家。映画監督。「本の雑誌」編集長。 1944年6月14日に東京で生まれ、少年時代を千葉で過ごし、青年時代に沢野ひとし、木村晋介らと東京・小岩の克美荘で共同生活を送った。業界専門誌「ストアーズレポート」の編集長をつとめるかたわら、目黒考二らと共に「本の雑誌」を創刊。『さらば国分寺書店のオババ』が出版されるや大ヒットし、「昭和軽薄体」「スーパーエッセイ」という言葉を生む。 テレビの紀行ドキュメンタリーやCMの出演作多数。
あやしい探検隊バリ島横恋慕:椎名誠著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想・あらすじ 椎名誠プロフィール 合わせておすすめ ☞読書ポイント これからバリ島へ行く人も、過去に行ったことがある人も、読んで楽しい旅エッセイ。おっさん4人旅ってどうなんだろう?旅の楽しみ方がグッと変わる!?とにかくバリ島を丸ごと楽しもう! あやしい探検隊バリ島横恋慕 感想・あらすじ や~楽しかった!こういう屈託ない旅はどこまでも楽しい!と実感。ということで、オヤジ4人旅(笑)むさくるしさを感じないでもないけど、これってちょっと珍しいではないですか。ゴルフとか社員旅行などではあり得る組み合わせかもしれませんが、純粋に海外…
2017年6月のブログです * 太田和彦さんの『みんな酒場で大きくなった』(2017・河出文庫)を読みました。 太田さんといえば、テレビの居酒屋訪問番組でおなじみのおいしいお酒とおいしい料理をこよなく愛する人ですが、本書では同じようにおいしいお酒と料理とそしてすてきな会話を楽しむゲストとの対談集です。 ゲストは、俳優の角野卓造さん、作家の川上弘美さん、椎名誠さん、漫画家の東海林さだおさん、その他の面々で、いずれも素敵なお酒の吞み方とお話が素敵です。 じーじは、特に、川上弘美さんと椎名誠さんの大フアンなので、とっても楽しく読ませていただきました。 みなさん、いわば芸術家のせいか、お酒と料理と会話…
にほんブログ村 ランキング参加中読書 【シーナさん🎶 シーナさん🎶】子供の頃から(正確にいうと中学生あたりから) 作家の椎名誠さんという人の作品が好きです 椎名さんは、SF小説や自伝的な長編小説、そして数々のエッセイを世に送り出しています。 椎名さんとの出会いは小学校1年生の時 「うみ・そら・さんごの言い伝え」 映画パンフレット★『うみ・そら・さんごのいいつたえ』/椎名誠監督、余貴美子、本名陽子、仲本昌司、紺野美沙子 シネマインク Amazon という映画を父が借りてきて、父の膝の上で一緒に見ました。 「よくわからないけど、綺麗な映画だな🌊(´・∀・`)✨」 と思いました そして…
続 失踪願望。 さらば友よ編 作者:椎名 誠 集英社 Amazon 椎名誠も70代後半 というか1944年生まれってもう80じゃないか それにしてもよく飲んでいる。記述を読む限りではずっと飲んでる 大丈夫なのか? そして編集者と作家っていうのはこんなに仲が良いものなのか これも古き良き時代の名残ということか
金沢の冬 ”弁当忘れても傘忘れるな” の季節 前回のブログで復習 日照時間 降水量 冬の降雨日数(今回追加) 年間降水日数(今回追加) 雷日数 ”弁当忘れても傘忘れるな” は、金沢の専売特許ではありませんでした 全国の ”弁当忘れても傘忘れるな” 兵庫県 但馬 思い出 京都府 丹後 鳥取県 島根県 冬の日本海 三重県 尾鷲 日本海側一県おき美人説 椎名誠さんと富山県(余談の余談) 金沢の冬 ”弁当忘れても傘忘れるな” の季節 明日から11月。あっと言う間に霜月です。 金沢に、”弁当忘れても傘忘れるな” の季節が近付いて来ました。 今年の8月に連続して ”弁当忘れても傘忘れるな” をテーマにブロ…
GITANESは読書のお伴。 それとは無関係に・・・。 読書離れとか活字離れとか、相変わらず社会問題として しばしば取り上げられる。 文化庁のアンケート調査・NHKの報道によると、 オトナの6割以上が「1か月に1冊も本を読まない」と答えたらしい。 スマホなどの利用時間が増えている・書店が減っている などがその原因らしいのだが、 『読書時間を増やしたいと思うか?』と問われたら、40%以上が 「そうも思わない」と答えたとのことだ。 逆に、子供の間ではわずかながら読書量が増えているという 調査結果もあるらしい。 小学校高学年が月間12.6冊で10年前より2冊増 中学生は月間5.5冊で過去最多、10年…
全く内容を覚えていないので、改めて借りて読んでみた。 読んでみたが、たぶん初見なのではないかというぐらい覚えていなかった。 こうなると読んだという記憶自体が怪しい。 内容はというと、エッセイのような小説のような、業界裏話のようなものも混じっており、申し訳ないが、読みにくい本であった。 興味も共感も特に無いのだけれど、あとがきで実は国分寺書店は潰れていなかったことが明かされており、実はエッセイでも無かったのだとわかった。 本当に自分はこの本を読んだのだろうか。 得てして記憶というものは曖昧だが、捏造されているのかもしれない。 さらば国分寺書店のオババ: スーパーエッセイPART1 (センチュリー…
椎名誠を知ったのは、ラジオの朗読で聞いた「さらば国分寺書店のおばば」であったと思う。 その後、何冊か読んだけれど、あまりピンと来ていなかったような気がする。 その「さらば国分寺書店のおばば」を図書館で探したけれど見当たらず、せっかくだからと、最近の著書らしいものを借りてみた。 死に関するエッセイ、と言えばいいのか、物語でも無いし、考察でも無いし、やはりエッセイなのだろう。 世界各地の葬式に関する雑学や、近親の方たちの死であったり、ご自身が死にそうな目に遭った話だったり、とりとめもなく語られている。 その中で、特に印象に残ったのは「あとがき」であった。 子供たちの自死、老人たちの尊厳死についての…
脳梗塞をきっかけに、40代にして死を意識し始めました。 もちろん、死に対する意識は長らく持っていました。小学生で飼っていた猫が死んだとき、大学生で友人を亡くしたとき、30前後に立て続けに3回ほど入院をしたとき。 そしてこの度、脳の血管のバイパス手術ということでまあ死んでも何らおかしくない、と勝手に考え、当地でWillを書いたり、銀行口座・保険等を減らす、また一覧にしてPCのデスクトップに置き、妻や息子に何かあったらこれをあけろと指示したり。つまり、マジで死ぬことを意識したということです。 無駄なものを減らし、無駄なことに時間も使いたくない、大切な人と時間を過ごしたい、と思うようになりました。 …
2016年8月のブログです * シーナさん、こと、椎名誠さんの『流木焚火の黄金時間-ナマコのからえばり』(2016・集英社文庫)を読みました。 シーナさんが週刊誌サンデー毎日に連載をしているエッセイをまとめたナマコのからえばりシリーズの堂々第7巻(あれ?なんか宣伝ふうになってしまいました)。 いつものように身辺雑記を記しながらも、世の中のおかしなことを爽快に滅多切りにしています。 シーナさんはじーじより10歳としうえの(じーじが勝手に)尊敬をしている人生の先輩ですが、いつもその鋭くも正確な感性にとても共感ができるので、すごく気持ちよく読み進めることができます。 そして、今回も、いつもの調子で、…