はじめに 種族は生殖行為によって存続します。「性」をタブー視する事は考えてみれば奇妙なことです。 そういった風潮は、キリスト教の一宗派であるカトリック教会が大きな影響を与えた結果かもしれません。その影響は、現代の価値観にも深く根付いています。 「性と宗教」というテーマは、古代から現代に至るまで、さまざまな文化や宗教において重要な象徴や儀式の一部として扱われてきました。このブログでは、キリスト教徒の少ないアジアの国々、例えば日本、ブータン、インドを例に挙げ、性が宗教的な意味を持ち、どのようにそれぞれの文化に根付いているかを探っていきます。 1. 日本における性器と宗教 日本では、男性器や女性器を…