~ 追憶 サリ ~ それよりもだ……。 わたしにはラナさんに言いたいこと、というか、ラナさんの為に言ってあげなければならないことがある。ラナさんにとっては辛いというか、聞きたくない内容だと思うし、兎に角わたしは今、倒れそうなくらいに眠いので、言おうか言うまいか迷ってもいたけれど、一刻も早くこのことを言ってあげなければ、取り返しの付かないことにもなりかねないと思ったので、気合いで眠気と、わたしの発言を起因として今後ラナさんとわたしの間に生まれるかも知れない軋轢に対する不安等を押さえ込み、言うことにした。 「ラナさん?」 「ん?」 言うことにしたものの、いざ言おうとすると、スムーズに言葉が出て来な…