「2つの2次方程式」がらみで、もう1問やってみましょう。「2次方程式」にはかなり慣れてきているとは思いますが、難関校合格をめざす人向けの問題となります。小問集合の中の1問とはいえ、意外と手こずるかもしれません。 【問題】 a,bを0でない定数、c,p,qを定数とする。 xの方程式 a×x×x+cx+b=0の解が x=5,p、 xの方程式 b×x×x+cx+a=0の解が x=3,q であるとき、p+qの値を求めよ。 【解説】 色々なアプローチの方法がありますが、今回は上位向けということで、 “2次方程式の解と係数の関係” を用いて解いてみましょう。 まずは、各方程式に、 「x=5とx=3を代入」…