無意識とは何か?苫米地式の定義 「無意識」という言葉を、わたしたちは曖昧なまま使ってしまいがちです。苫米地英人氏は、その「定義の不明確さ」こそが混乱の元だとし、こう明言します。 「気がついている部分が意識、気がついていない部分が無意識。それだけでいい」 たとえば、私たちは誰かの話を聞くときに自然と相手の顔を見ます。しかし「今、私はこの人の顔を見ている」と意識的に考えることはあまりありません。これが無意識です。 また、椅子に座っているときも、自分のお尻の感触はちゃんと感じているはずですが、それを言われるまで意識には上がっていない。つまり無意識の中で処理されているということです。 無意識のすごさ①…