参加している読書会で今年に入って日本の格差社会、生命倫理やジェンダー、そして法律がテーマと思われる小説を3冊、三ヶ月にわたって課題になっています。偶然にも3人の女性作家の著作です。 老女として刺激が強く内容はとても広いものでした。どうにも心の整理がつかず、満杯になってしまいました。でもこの30年間の世界の科学、人文学の大きな変化があったことを思い知らされました。その中の自分が理解できない部分もみえ、それがそのままで押し寄せてきました。時代に沿ってかなり個人としての本音が言えるようになったことは確かなのです。そしてここに登場する女性の心情を自分が当事者だったらどうするのだろうとの思いをしないでは…