・175年頃? 3.? 〔参考〕『日本書紀』「垂仁天皇3年3月条」によれば、新羅の王子,天日槍(日桙)が播磨国に渡来したという。 ※『日本書紀』の年代は讖緯説に基づいて編纂されているため、垂仁天皇即位3年という年代は実際のものとは異なると思われる。ただ、『日本書紀』の編纂者は、垂仁天皇の治世の初期にあった出来事だと考えていたようである(田中卓「邪馬台国とヤマト朝廷との関係」『邪馬台国と稲荷山刀銘』)。 〔参考〕『筑前国風土記』によれば、日桙は「高麗の国」より降ったのだという。 ※高麗は当時はないものの、『古事記』『日本書紀』は新羅の王子と説明しているため、朝鮮半島の出身なのは確かと思われる(田…