昭和の時代は男尊女卑的な考え方をする大人が多かった、というのはよく聞く話だ。 男は外で働き、女は家庭を守るのが当たり前。だから、同じ子供であっても、男の子なら教育にお金をつぎ込み、女の子は高学歴よりも愛想の方が大切だ。 今の時代でこんな考えを持っている人がいたら、大炎上は確実。肩身の狭い思いをするだろう。 残念ながら、私は昭和の家庭で育った次女である。その育ちのせいか、男尊女卑的な言動に非常に敏感で、敵対的なのだ。 それが何の因果か、男尊女卑のフランス人舅を持ってしまった。 もしかすると前世の私は、女性に酷く嫌われた人種差別的で横柄な白人男性だったのかもしれない。だから神様が、女性の身になって…