男と女の問題。いえ、艶めかしい話題ではありません。今日は男女平等の話。 古くは、ボーヴォワール氏(哲学者サルトルの夫人、こういう言い方も性差別かも知れませんが)が1949年に出した「第二の性」では、女性は女性として生まれるのではなく、男性を主体とする文明によって「他者」にされ二次的にされた第二の性というべき存在で、従来「女性の特質」とされたものは歴史や社会によって作られたものであるという主張がされました。これや、その後に続いたリーダーたちに影響を受けフェミニズム運動、ウーマンリブ運動が、いまでも連綿と続いています。そして、1975年には国連により「国際女性デー」が設けられ、2015年の国連サミ…