ハトやニワトリの歩き方は独特で、頭を前後に動かしながら歩きます。なぜ歩くときにわざわざ頭を振るのでしょうか。一見無駄な動作のようにも見えます。 ハトやニワトリが歩くところを動画にとって調べてみるとわかるのですが、胴体が前に動くとき、頭は地面に対して固定されていて動いていません。次に、首を伸ばして頭だけ前に動かしてから、その位置で固定させ、その後胴体を前に動かす。この一連の動作を繰り返しながら歩いています。人から見るとそれが頭を前後に振っているように見えます。でも頭を振っているのではなく、歩きながら頭を固定しているのです。 ハトやニワトリは、他の鳥と同じように視力がとてもよいのですが、視力をよく…