今回はマシュー・サイド氏著の「多様性の科学」を要約していきます。「失敗の科学」の著者としても名高い氏が「多様性はなぜ大切か?」という問いに対する解を様々なケースを用いて論証していく構成となっています。様々な文脈で多様性・個の尊重が叫ばれて久しい昨今ですが、いまいちその理由や狙いを腹落ちして理解出来ていなかった自分にとっては非常にタイムリーな内容でした。 「多様性の科学」 ■ジャンル:組織論 ■読破難易度:低(平易な言葉と豊富な事例で記述されており、非常に読みやすい内容となっております。) ■対象者:・多様性に関して理解を深めたい方 ・組織が問題解決能力を引き上げる構図を理解したい方 ・組織学習…