今日こそ絵の具のことを書かなきゃ。よっしゃ頑張るぞ。 絵の具は、今日さまざまな色がチューブ別になって箱に収められている。種類も豊富である。アクリル絵の具とか水彩絵の具とか油絵具とかね。しかしこのような形になったのは、産業革命以後のことである。そう、イギリスで18世紀後半に起きたあの産業革命のことである。なんて知ったかぶりをしちゃったけど、これから書くことのほとんどは受け売りだ。 チューブの話を書く前にまず、その前はどうしていたかを述べておかねば。答えは岩(や土た鉱物等)を砕いて色を作った、である。だから色を作るところから画家の腕の見せ所だったようである。 有名どころでは、フェルメールの「真珠の…