◯「危機の中の勇気」 22年前の出来事となりました。他の人のために生命を落とす、それが崇高に思われ、いつも涙を誘うのは、多かれ少なかれ、人はそうして生きてきたからなのでしょう。 <2001年1月、新大久保駅ホームで転落した人を助けようとして命を落とした韓国人留学生イ・スヒョンさん。6年後の同じ日、また転落事故が起き、助けようと線路に飛び込んだ人がいて、今度は助かった。その人は、スヒョンさんの本を読んでいた。 ひとつの勇気は、次の誰かを動かす。サンフランシスコ大地震、関東大震災、ロンドン大空襲、同時多発テロ、東日本大震災。危機の中の勇気の物語。 「映像の世紀バタフライエフェクト」(NHK)1/1…