「私の講演をお聴きなさい。屹度(きっと)役に立ちますから。この先の見えない時代に必要な知識です。損はさせません。新聞もテレビも言わない事を、私は隠さずに遠慮なく口にします」両腕を組んで、半身に此方(こちら)を見て、少しだけ笑って、投資や経済関係の『講師』が写真に写っています。世の中にはそんなものを聴きたいと思う人間が、本当に居るのですね。そうやって宣伝広告を打っておけば、その広報費用を補って余りある収益を上げる事が出来るのでしょう。だからやるのです。馬鹿ではないのでしょうか。話す講演者も聴きに行く聴衆も。本当に儲かる投資なら何処(どこ)の誰がそんな方法を伝授する為にわざわざ講演などするものです…