評価制度

評価基準すり合わせ 今週クライアント企業のミーティングにおじゃまさせていただいた。テーマは「評価基準のすり合わせ」だ。 この会社は、今年の７月からあたらしい人事制度に切り替えた。改定範囲は等級制度、報酬制度そして評価制度の３つ。ほぼフルパッケージと言っていいい。 このあたらしい制度の設計には、昨年１年間かけて店主がお手伝いをさせていただいた。制度設計の定石どおり、課題感と実現したいこと、ならびに中長期の企業ビジョンから導き出した将来の人材像をヒアリング＆ディスカッションを繰り返し、制度を組み立てていった。 導入には頭出しの全社員向け発信から、説明会などを経て、全社員との個人面談も実施し、かなり…

評価制度 先月末からクライアント企業の人事制度運用、定着のため、人事部長さんと一緒に社員へのヒアリングに同席させていただいた。 部長クラスからマネージャーと幅広い階層からおもに評価制度の運用状況について、話をうかがった。 今回のヒアリングの発案は、クライアント企業の人事部長さんであった。導入して間もなく丸２年をむかえ、３年目がスタートするタイミングで、運用状況をチェックし、不具合が起きているようであれば、微調整を行うという。 なんとしっかりとPDCAを回そうとしていることか！店主のこれまでの経験からすると、誰もが知っている大企業であっても、制度を変えたり、導入したりすることがいつの間にか目的と…

社員もスタッフもやったことを正当かつ公正に評価する評価制度があることは必須です。 なければ、その評価は評価者のさじ加減になり、正当に評価されないと感じ、最悪離職に繋がります。 せっかく育成した社員が簡単に辞めてしまいます。 それを防ぐためにも、公平な評価制度を作りましょう。 続きは以下から飲食店に評価制度があることの重要性

社員なら、主任、マネージャー、副店長、店長などの職位がありますが、アルバイトにはない店多いのが現状ではないでしょうか。 あってもリーダースタッフくらいですかね。 私はアルバイトスタッフでも、職位を作ることを推奨しています。なぜならメリットが大きいからです。 今回はアルバイトスタッフの職位の作り方をお伝えします。 続きは以下からアルバイトスタッフに職位(ランク)は必要である

仕事をするうえで、評価制度が充実した職場は、従業員にとって非常に魅力的な環境である。第一に、公平かつ透明性のある評価制度が整っていると、自分の努力や成果が正当に評価されるという安心感を持てる。この安心感が、日々の業務に対するモチベーションを高める要因となる。 評価制度がしっかりしている職場では、従業員一人ひとりの成長が促進されるという大きなメリットがある。明確な評価基準が設けられていると、自分の強みや弱みを把握しやすくなる。その結果、どのポイントを改善すればよいのか、どのスキルを伸ばせば評価が上がるのかが明確になる。 さらに、評価制度が充実している職場は、キャリアの発展にもつながりやすい。公正…

アメリカ人事「他の会社はどんな評価制度を使っていますか？」 アメリカ人事 評価 今回いただいた御質問は「他の会社はどんな評価制度を使っていますか？」という内容だ。他の会社がどのような評価制度を利用しているかは気になるところだが、視点を少し変えて、実際に他の企業では評価制度が機能しているのか？調査を見てみよう。 評価制度が機能していると思う企業は2％ フォーチュン500企業の最高人事責任者（CHRO）のうち、「自社の評価制度が従業員の仕事の向上を促す」と強く同意したのはわずか2％に過ぎなかった。この調査は2024年5月7日のギャラップの報告書によるものだ。同様に、米国の従業員18,600人以上を…

名前は様々ですが、ほぼすべての会社で目標管理制度が実施されています。多くの場合には、期初にその期の目標を決めて、期末にその達成度によって評価するというものです。しかし、残念ながらほとんどの企業でこの目標管理制度が上手く機能しておらず、期待した効果が得られていません。この理由には様々なものがありますが、その一つには、明確にされるべき要素が不明瞭な状態で放置されているためです。 そこで、今回は目標管理制度において明確にすべき要素について書いてみたいと思います。