路線価は、日本の国税庁が毎年7月初旬頃に発表する、相続税や贈与税を算定する際の基準となる路線価格のこと。相続税路線価。
主要道路に面した宅地や田畑、山林などの土地の公的な価格指標。相続税や贈与税の課税額を算定する際の基準とされている。
全国約36万地点について、毎年3月に国土交通省が公示する地価(公示価格)や実際に取引される時の金額(実勢価格)をもとに、国税庁が専門家の意見を聞きながら決め、毎年7月初旬に1月1日時点の1m²当たりの価格を1,000円単位で公表する。
路線価は、一般的には公示価格の約8割、実勢価格の約7割といわれている。