私は重度の障害を持つ子供を育てる親である。これまで都心のマンションで親子3人暮らしてきたが、子供の就学を1年後に控え、郊外の戸建へ引っ越すことにした。 これからの記録は、単なる転居の思い出ではない。障害児を持つ家庭が「当たり前の生活」を求めて動く際、いかに理不尽な制度の壁にぶつかり、それをどう突破しようとしたか。その事実(FACT)を書き残しておくためのものである。 なぜ、今「引っ越し」なのか 現在の住まいは、独身時代に購入したもので、家族3人で暮らすには手狭になっていた。 物理的な限界: 将来的なバリアフリー化を考えると、今の広さでは改造に限界がある。 生活環境の変化: 子供の成長に伴い、夜…