天保4年。一 6月1日、味間(味鋺)村で庄助という者が2人を切り殺して行方をくらます。一 6月晦日(29日)、幡野如山殿が判を偽造して逼塞になると。これは大御番頭格までなった人である。一 6月22日、御先手物頭高木鉄次郎が役を解かれる。これは江戸詰めの時、放埓で芸者を囲っても金をやらなかったので先方から願い出たと。一 7月12日昼、伊勢町四丁目で火事がある。同14日暁、中杉普光寺裏の4軒が焼失と。一 同15日四時(午後10時)過ぎ、激しい夕立で大きな雷が茶屋長與の玄関前に落ちる。一 7月4日、熱田新田の戸辺神主の土地又兵衛新田に現れた海韃(獺カ)(アシカ)見物にやって来るものが多く、周りを囲ん…