量子コンピュータにおけるデータの最小単位(ビット)。Quantum bit。キュービット(qubit, Qbit)とも呼ばれる。
通常のコンピュータのビットは0または1で表現されるが、量子ビットは0と1に加えて「量子力学的な重ね合わせ状態」もとることができる。つまりある瞬間に「0と1の性質を持ち合わせているような状態」となり、今までは「00、01、10、11」と1つ1つ毎回計算しなければいけなかった処理を、それらが全て重なり合った状態に対して1度だけ演算することで、同等の計算ができる。それにより従来のコンピュータより高速で正確な計算ができる役割を果たす。