鉄観音

2008 台湾の旅 その３ 3月27日後半 九份から台北市南部の猫空（マオコン）に向かう。 標高500mの山間部にある猫空は台湾茶の産地として知られる。 移動手段はロープウェイだ。 「邀月茶房（ヤオユエチャーファン）」という茶芸店で台湾茶の淹れ方を教えてもらう。 眼前に茶畑の広がるオープンテラス席で鉄観音茶をいただく。 お菓子は必ずセットで付いてくる。 （うれしい❤️） お茶の香りとお菓子の甘さがちょうどいいバランスで美味しい。 一旦街中に戻り、お茶問屋さんに案内してもらう。 ここでちょっとスパイごっこのような体験をした。 DFSの入り口から中に入り、反対側から出てガイドの藩さんの車に乗り込む…

茶日記15。 それで今が旬の台湾冬茶の日記だけど（何事もなかったかの様に再開）台湾茶は紅茶と違って一煎目は飲まずに捨てます。 私は一煎目をカップに注いで、 香りを愉しむの。その間、ニ煎目を淹れて そこから味を愉しむ。 以前飲んだ木柵正欉鉄観音は蘭の香りがして 台湾茶の中で一番美味しかった。 あれは最高峰。 木柵正欉鉄観音（もくさくせいそうてっかんのん）は、 新茶はマンゴーの様な香りがして後味もフルーティかつ爽やかだ。 しかし熟成が進むとなんともいえないふくよかな花の、 蘭の花の様な香りになる。 私はこちらの方がとても好きだ。 中国に紫砂壺という茶器がありまして。 紫砂壺（ずしゃふう）は紫砂とい…

今日は、エドワードの長年の慰労を兼ね、 昼休みに二人でヤムチャに行ってきた。 本当は、僕が住んでいるコーズウェイベイ辺りで ビールでも飲みながら晩飯を食いたかったが、 彼が国境付近の辺境に住んでいるので、 帰りが遅くなるのも大変かな、と飲茶にした。 社長からは、一万円以上ご馳走してやって下さい と言われていたが、蒸籠の点心や料理だけでもう、 二人では食べきれず、腹がパンパンになり、 最後は、ハアハア言いながら事務所へ戻った。 やはり、ヤムチャは大勢が一番だ、と、 改めて思った次第である。 鉄観音を飲みながら、二人で台湾移住や、 将来のことなどを、あれこれ話した。 彼はすでに、来年の旧正月明けか…