憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)意味苦しいとか辛いとかの悩みを言えるのも、衣食に不自由がないからであって、衣食に事欠くようになれば、そんな不平は言ってはいられなくなるということ。 ”腹が減っては戦ができぬ”とも言いますが腹を満たして戦ばかりされたのでは腹を減らした市民は立つ瀬がないというものです。色々な訳の分からない暴力沙汰も飽食で無駄に蓄えたエネルギーが原因か少なくとも引き金にはなっている気がします。 一方で衣食の心配ばかりしていると肝心なことに気持ちが向かなるのも事実で、私も遅ればせながら今になって色々考えている始末です。 ただ、野生の動物と違って人間は考えてばかりいる…