5月の大型連休明けに、鉛筆10数本をカッターナイフで削りました。熱いコーヒーを横に置き、削り始めると、いつの間にか鉛筆の先に神経を集中して周囲が見えなくなります。 10Bや4Bといった濃い鉛筆は減りが早く、使用頻度の割にずいぶん短くなっています。9H、4Hなどは減りが遅く、しかし芯が硬いのでこちらは削るのに時間がかかります。 鉛筆はデッサンに使うため、わたしの場合は濃さを問わず極細の線をきれいにひけることが絶対条件。数本仕上げてひと息つき、コーヒーのことを思い出したころ、既にすっかり冷めていました。一気飲みしてから、すべて削り終わるまで2時間近く。 わたしは鉛筆を削る時間が、嫌いではありません…