銀河鉄道の夜

(アニメ)
ぎんがてつどうのよる

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1985年
アニメ映画

宮澤賢治の小説『銀河鉄道の夜』の世界をアニメーションで表現した映画。別役実による原作のエッセンスがそのままの詩的な脚本、ケンタウル祭の夜の街を包むほの暗い美しさや宇宙空間を描き出す透明感有る映像、丁寧な描画、細野晴臣の異国的な音楽が素晴らしい。

この作品では賢治の世界を壊さないためにと主要キャラクターたちを猫にしている。賢治の実弟の宮澤清六氏はこのアニメ映画化にあたり、賢治は生前猫があまり好きではなかった、と当初難色を示したが、試写を観て「賢治もよろこぶでしょう、ごくろうさま」とスタッフに言ったという(劇場パンフレットによる)。しかし、賢治ファンや研究者の間では高い評価をこの映画に与える人々も多い一方で、猫がキャラクターであることで原作のイメージを壊すという評価もある。また賢治が猫嫌いか否かは、論争や研究題材ともなっている。。

銀河鉄道の夜

(読書)
ぎんがてつどうのよる

宮澤賢治(宮沢賢治)作の代表的長編童話、少年小説。

貧しいジョバンニと友人を助けるために死んだカムパネルラ、二人の少年は銀河鉄道に乗って幻想的な宇宙を旅する。

賢治の死後発見された『銀河鉄道の夜』は欠落部分を持つ未定稿であり、しかも本文が全集が出版される毎に変わるという不安定な状態が長く続いたことから混乱が起こっていた。

その状態は校本宮澤賢治全集(筑摩書房、1974年)の出版で終止符がうたれた。現存原稿から、それぞれの前段階をもとに手入れ、加筆等を施した第一次稿から第四次稿の四段階の形態が確認されたのである。そして、段階的内容的にも大きな区切りがつけらえることから、第三次稿の最終形態を『銀河鉄道の夜』の「初期形」とし、また第四次稿の最終形態を『銀河鉄道の夜』本文―「最終形」として、九巻と十巻にそれぞれ収めている。

『銀河鉄道の夜』の成立年代は特定できない。しかし、現存原稿の裏書きや書体等から判断して、四次にわたる稿の成立には、大正11,12年(1922年1923年)頃から昭和6,7年(1931年,1932年)までの約十年がかけられていると考えられている(『國文学』第31巻6号)。賢治は1933年9月21日没、享年37歳。

『銀河鉄道の夜』電子テキスト

文庫本

  • 新潮文庫『新編銀河鉄道の夜』 1989.6、ISBN:4101092052 解説:天沢退二郎
  • ちくま文庫『宮沢賢治全集』第7巻 1985.12、ISBN:448002008X 後記(本文について/解説):天沢退二郎
  • 岩波現代文庫『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』 2001.12、ISBN:4006020457 鎌田東二著 第一次稿〜最終稿収録。

映画化

→映画『銀河鉄道の夜』
1985年、日本。アニメ映画。杉井ギサブロー監督、別役実脚本、ますむらひろしキャラクター原案、細野晴臣音楽、朝日新聞社・テレビ朝日・日本ヘラルド映画製作。

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