先日「柔らかい身体とは」と言うWEBの記事が有り、印象に残ったので、ここに記しておこうと思う。 普通、我々の感覚で、身体が柔らかいと言うのは、体操選手の様に180度開脚ができるとか、脚が高く上がるとか、後ろに身体を反らせる事が出来るとか、を言い、それが柔らかさの最終段階だと思っている。 しかし、太極拳では、そのような状態を「身体が開いている」と言って、柔らかいとは言わない。体操選手の身体は開いているが、まだ柔らかくはない。身体が開いているのと柔らかいのとは別物だ。との事。 太極拳の練習では、 第1段階として、まずは「鬆開=力が抜け、関節が開いて可動域が大きくなった段階、身体にこわばりがなく開い…