拙宅としては最大級の草山ができた。 天気予報によれば、「いちじ陽が射すこともありますが、おおむね曇りでしょう、雨の心配はない模様です」とのことだった。梅雨入り前で、不快指数もさほどではない。これほど屋外作業に絶好の日和は、年にいく日もないかもしれない。建屋周りにあっては最大難所たる西がわ塀沿いに、ついに手を着けることとした。 昨年実績を思い出すと、建屋の四囲は春夏秋と、だいたい年三回づつ草むしりしたのだったが、この一画だけは一回しかできなかった。目立たぬ一画ではあるし、日常の通路として歩く機会もほとんどない箇所だから、草ぐさの繁茂が気になりながらも、ついつい後回しになってきた。作業内容としても…