営業用としては国鉄最初(かつ、国鉄時代に製作された系列としては唯一)のVVVFインバータ制御電車として、1986年(昭和61年)に製造された系列。
試作車900番台の10両編成1本だけが、常磐緩行線用として、松戸車両センター*1に配属された。
国鉄分割民営化により、JR東日本に引き継がれた。
その後の増備はなく、現在に至るまで試作車1本のみの希少な存在となっている*2。
JR西日本の207系電車とは、何の関連もない系列である。
203系電車・209系電車(1000番台)と共通で、常磐緩行線・東京メトロ千代田線の取手〜代々木上原間で運用される。
二十数年に亘って常磐緩行線で活躍してきたが、2008年夏頃からE233系投入により203系共々置き換えられることが発表されており、12月5日のさよなら運転をもって退役する。