平成20年現在の40代を想定。1960年代に生まれ、高度経済成長期の中、急激に欧米化する社会で育った、従来の日本人とは異なるタイプの日本人2.0。
今の40代の生態は、なかなか見えてこないが、日本社会に確実にその陰を落としつつある。
ちなみに人気漫画「20世紀少年」の主人公ケンヂは1959年生まれである。
高度経済成長の最盛期で日本の生活習慣が大きく変化した。冷蔵庫・洗濯機・扇風機などの家電製品が生活必需品となった。四大公害病の発生や都市の過密と地方の過疎が問題となる。
ビジネス向けのパソコンが出現し、オフィスや家庭にワープロが普及。オフィスのOA化が進展した。また、この時代から全国にコンビニエンスストアが普及した。円高が進行し、中盤まで低成長時代。後半には超低金利政策によるバブル景気が発生し、1991年まで続いた。
1980年代 - Wikipedia
このように平成20年現在における40代は、社会が近代化し豊かになっていく時代に育ち、バブル時代を享受した世代である。ちなみにバブル崩壊時の1991年に4年制大学を卒業する年齢(22歳)を迎えたのは1969年生まれ、現在の41歳である。このことから推測するに、現在の40代後半と40代前半とでは、大きく明暗が分かれた人生を送っているでことであろう。