2007年にローンチ・カスタマーとして 80機の A350 を発注したカタール航空、2014年12月23日に初号機がデリバリーされ 2015年1月15日にドーハ⇄フランクフルトに就航しました。しかしながら 2021年8月に保有する A350 のうち 13機の塗装劣化が判明したため飛行停止措置がとられ、A321neo も含めた既往契約も破棄されエアバス社との対立が激化しました。一旦は代替機材としてボーイング機(B737MAX、B777X)への傾斜を図りましたが同機の認証遅延、開発遅延のため機材繰りに窮し 2023年2月にエアバス社と和解して改めて A321neo と A350 の購入契約を締結し…