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2016-03-03

戦後70年談話から日韓合意へ

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引用孫引き)ばかりになってしまうけれども。

金光翔氏が最近のブログでおよそ40年前に書かれた文章を紹介している*1

松本健一腐食する戦後体制右傾化」(『エコノミスト1978年12月19日号。松本健一戦後世代風景――1964年以後』(第三文明社1980年1月)に所収)から引用する(前掲書、220〜220頁。強調は引用者)。基本的に、こうしたやり方が現在まで続いているということだろう。

http://watashinim.exblog.jp/22888378/

こういった一連の動きを右傾化とみることはできよう。しかし、自民党政府がひたすら戦前への回帰をめざしている、とみるのはどうか。たしか現在野党反対運動は、これをすべて戦前への回帰とみている。それゆえに、戦後擁護にまわり、戦後理念象徴である民主憲法」にしがみつく、といった構えをとるのである

これは、未来ビジョンをもたない自民党政府にとっては願ってもない状況であるちょっとでも〈戦前的なもの〉のよろいをちらつかせれば、戦後体制の大体の修復と補強はなしうるのであり、そのことによって「民主憲法」の理念空洞化は果たしうるのであろう。つまりは、そのことによって容易に権力を維持しつづけることができるのである

http://watashinim.exblog.jp/22888378/

今も似たような状況すぎてびっくりした。ずっと続いてきたのだなあ。

以下蛇足

安保法制への反対運動のなかでも、安倍晋三は「平和主義国家日本の『戦後の歩み』を破壊する者」として表象され、それに対峙する「われわれ=国民」が丸ごと戦後体制擁護してしまうかのような事態が見られた。

これは、あまりに巧妙で狡猾な政権与党にまたもやしてやられた、ということでもなさそう。安保法制反対の立場を自認する「国民」にしても平和憲法こみで戦後評価してみせたところで憲法愛国主義的な足場を原則的に追求してきたわけでもないし*2政権与党根本的な価値観はかなり共有していて対抗軸も立てあぐねるくらいだったのでは。「反アベ」ばかりがやけに際立ったのもそういうことだろう。

そしてこの状況の上に、戦後70年首相談話があり、「慰安婦日韓合意といった安倍晋三の「成果」が積み上げられていった。

ここで戦後70年首相談話への新聞各紙の反応を思い出そう。ヘイトスピーチに反対する会ブログから引用する。

安倍談話の何が、こうした肯定的反応を引き出しているのか。それを探る一つの方法として、談話擁護者にも批判者にも共有されている前提に注目してみたい。賛否両論に分裂したたと言われる、主要各紙の15日社説を見よう。

まず、今回の談話をもって「謝罪」を打ち止めにしようとしていること。産経がこの点をはっきり評価しているほか、読売談話を「未来志向外交」への転換につながるもの位置づけている。その一方で、朝日社説もっと批判的なトーンで書かれているものの、「謝罪を続けたくないなら」と謝罪の打ち止めという意図を受け入れたうえで、安倍もっと潔く謝罪すべきだったと指摘しているにすぎない。

日本の「平和主義」を維持するという文言についても、異論を表明している社説は見当たらない。むしろ、たとえば全体としては談話批判である東京社説は、談話内の「七十年間に及ぶ平和国家としての歩み」を「これからも貫く」という一文について、「その決意に異議はない」「先人たちの先見の明努力は今を生きる私たちの誇りだ」とコメントしている(東京15日社説)。

http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-142.html

合わせてSEALDsによる「戦後70年宣言文」のURLも貼っておこう。

http://site231363-4631-285.strikingly.com/

SEALDsのものについては強行採決への警戒や「積極的平和主義看板への批判はあるが、ネガティブワードポジティブワードの使い分け方針とかの大枠において安倍70年談話と似ている。安倍70年談話は信じてもいなさそうな「人権」などの理念言及しつつ戦後肯定と今後への野望を織りこむところに奇妙さがあり、普遍的理念空疎に持ち出されほとんど嘘なのではないかというくらいの淀みなさとともに「信じてること/信じたいこと」らしきものも配置されているため「どこまで本気なんだ」という奇怪さがある。SEALDs宣言文にしても「平和主義」うんぬんの取扱いについて同様の奇怪さまでもおぼえる。でもいろいろとバランスに配慮した文章であることはわかった。

あと、「満州事変に端を発する先の戦争」という切り出し方には注目すべきである。いわゆる「15年戦争史観」ということで特別めずらしい見解でもないものの、そこでは植民地支配における暴力が切り捨てられているということはやはり指摘しておかなければならない。(ちなみに、奥田愛基、小林よしのり両氏の対談があるが、そこで小林よしのりは「やっぱり、満州事変までは自衛戦争なのよ」と言っている*3 )。

これは「先の大戦呼称・期間をどうするかという問題だけど、この問題がすごく重要だなとしみじみ感じてきたのは私にとってはごく最近のことである不明を恥じるしかない(とつぜんの自分語り)。

あと、「平和の歩み」などと「平和」について発声されるが、その「平和」とは一体何なのか? そしてそれに対置されているであろう「戦争状態」とはどういうものを指しているのか? について最近考えており、まとまってないし稿を改めたいんだけど、とりあえず適当に書き出しておく。

ごく狭い生活空間における主観的な「平和」が「戦争状態」と対置されるとすれば、「内地」住人、とりわけ東京住みの主観としては大戦の開始は1941年12月8日真珠湾攻撃)ですらなく、空襲がはじまるまで戦争じゃないという極端な立場もありうる。ただ、より穏当には平時戦時という対置であろうから戦時法制その他の影響を考えれば誰それの主観に求めるにせよ戦争開始時期には非常に長い幅がとれるだろう。歴史的事実としての戦闘行為のはじまりからいいんじゃないのと思われるかもだが、例えば植民地では正規軍から入植者に至るまで武装しており、事実として紛争はずっとあった。このようなことをもって愼蒼宇氏は「朝鮮から視点としては『140年戦争である」ということを提起している(私が最近こういうこと考てるとかいうのも完全にこの提起の影響下であるのでみなさんもぜひ参照してほしい)。またさら現代では戦争のあり方も変わってきてるんだとともう20年以上言われている。それ言うと多分ずっと途切れなく戦争状態てことになるし、いたずらに「戦争」「平和概念拡張するのもあれだという意見もっともであろうが、「帰ったらご飯をつくって待ってくれているお母さんがいて(後略)」な日常*4戦時にも成立しうるということは何度でも確認しておきたい。むしろ、満州以前(以後も)の内地における主観では、新たなビジネス繁栄の可能性が感じられ、おじいちゃんから仕送り額も増えそうなわくわくする日常だったはずである

というわけで「戦争」についても「平和」についても認識を改める必要があるし、安倍ひとりを止めるためにウソを重ねてもいけない。なんか政治状況の悪いニュースが多すぎて、それに圧倒されてて全然思考が追いついてない。のでたまには文章にまとめることも必要な気がした。


田島正樹氏がブログで、ヘロドトスの一節を紹介していたが本当にこのペルシア人みたいになりそうでつらい。

あなたと私とは食卓をともにし、また一緒に献酒もした縁があるので、記念の意味で私の考えをお話ししておきたいと思う。それによってあなたがこれから起こるべきことをあらかじめ知り、有利な身の振り方をなさることができればよいと願うからだ。あなたはここに食事しているペルシア人たち、また我々が河岸に野営させて残してきた軍勢をご覧であろう。それがしばらくすれば、あなたの眼に映るのはこれら総勢のうち生き残った僅かばかりの人間だけになってしまうのだ。」

そう言うとともにそのペルシア人はさめざめと泣いたという。テルサンドロスはこの言葉に驚いて、

「それならばそのことをマルドニオス〔指揮官〕はじめ彼に次いで要路にあるペルシア人の方々にお話になるべきではないのですか。」

と彼に言うと、ペルシア人が言うには、

「異国の方よ、神意によっておこるべき運命にあることは、人間の手で進路をそらせる方策はない。信ずべきことを口にしても、誰ひとり耳を貸そうとはせぬ。ペルシア人の中にも、今私が申し上げたようなことを認識しているものは決して少なくはない。しかし我々はみな「アナンケ(必然)」の力に金縛りにされ、成り行きに従っているにすぎぬのだ。この世で何が悲しいと言って、自分がいろいろのことを知りながら、無力のためにそれをどうにもできぬことほど悲しいことはない。」(同p−246)

http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/52443937.html

*1:以下の「メモ40」だけでなくほかのも読むべき

*2:そもそもそんな勢力あるのか??

*3http://www.poco2.jp/special/talk/2015/09/kobayashi-sealds/page6.html

*4https://twitter.com/SEALDs_jpn/status/624549914941329408

2014-04-23

崖っぷちの憲法9条守るためにノーベル賞でもなんでも使え、に大反対

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手短に。


崖っぷち憲法9条を守ろう! 安倍晋三から憲法を守るために、憲法9条ノーベル平和賞を! 受賞者は9条のもとこの戦後70年(くらい)一度も戦争をしなかった日本国民だ! まあ授賞式に揚々と安倍晋三が行ってみるのもいい。いくらヒトラー安倍でもノーベル平和賞をとった憲法やすやすと変えることはできなくなるだろう。


こんな運動があり*1ノーベル賞の候補として正式ノミネートされたとかなんとか。


すでに批判も多く今さら私が付け足すこともないですが、私も、こんなのどうしようもないとしか思えない。

ここで私が強調したい立場は、そんなウソまみれではだめだということです。日本戦後70年史が戦争と無縁だった、平和国家だったというのは端的にウソです。このへんについては「反日の会」ぶろぐの以下の記述同意します。

 日本は、明治以来、侵略戦争植民地支配を行ってきました。そして1945年以降も、再軍備を行い、アメリカとの同盟関係のもと、朝鮮戦争からイラク戦争、各地でのPKOにいたるまで、公然戦争参加を行ってきました。沖縄には米軍基地を押しつけています。この否定しようのない事実をうやむやにするのは、歴史修正主義現在修正主義です。


また、「集団的自衛権」と対比されるものとしての「個別的自衛権」なるものを容認する空気反戦運動のなかに広がりつつあります。しかし、自衛隊存在を認めた時点で、9条はまさに壊れています。


私たちは、戦後日本体制を「守るべきもの」としてとらえるのではなく、帝国主義植民地主義継続として打倒することを目指すことによって初めて反戦運動を出発させることができるのではないでしょうか?

http://d.hatena.ne.jp/hannichi/20140408/1396933790

予想される反論 ↓*2

戦争協力」と「戦争(とりわけ戦闘)」を一緒にするな。雑な議論だ。

9条抑止力なめんな。

戦争もなめんな。9条やめると「本物の」戦争がくるぞー!

9条によって避けることができた現実を細かくよく見つめろ(そうすれば君も9条のありがたさに気づくだろうし、そうなればこの9条崖っぷち状況でなりふり構わないことだってそうそう批判できるものじゃない)。

戦争協力と戦争のちがいを細かく見つめろ。銃弾提供も給油も戦そ……かもしれないが戦闘じゃない。殺してるのはよそだ、うちら後方支援のみ。この違い大きいぞ!!

条文改憲解釈改憲はちがう。

まだまだまだまだまだまだ平和国家だ!





冗談はやめたほうがいい。


こんな風に虫めがね使ってやっと見分けられる違いを探してる姿勢、これが解釈改憲そのものだ。9条抑止力平和国家看板にのみこだわりいいとこ探ししてるうちに、

1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

この条文をせいぜいが「直接戦闘をしない」程度にまで切り縮めてしまったのだ。この現実崖っぷち9条の意義を強調することは解釈改憲擁護することでしかない。戦後平和国家日本欺瞞に向き合わず、大江健三郎のように堂々と「67年の平和主義」を厚顔にも謳う*3か、「それでも9条はすごかったんだ」と虫めがね片手に繰り返すか、もうどっちもどうしようもない。確かに解釈改憲に対して反対する声はあったし、結果として後退状況ではあるけれどずっと反対してきたのかもしれない。でも現実把握、危機感について言うなら、この崖っぷち9条よかった探しはもう限界しか思えません。そんな現実にきています。


さて、またこの戦後67年史は周辺国にはどう映っているか? 「周辺国」とはあれだ、「反日国家」だとか、もっと最低なネットジャーゴンの「特亜」などではない、日本帝国とその臣民長年にわたって蔑視し、ときに敵視してきた国々のことだ。


戦後日本地位協定まで結んで沖縄島の米国軍事基地必死で守り*4日本国自衛隊にしてもイージス艦を6隻も所有し(アメリカに次いで世界2位!)、去年の夏には機能も見た目も空母そっくり! の自称護衛艦」が進水式を終えた*5。この軍事力の充実っ! 書店には「こんなに強い自衛隊」とかいう本が並んでるし。


こんな有様で「憲法9条をいただく平和国家でござい」てハァ?としか。とりわけ朝鮮民主主義人民共和国に対しては日米韓合同軍事演習など軍事的威嚇を繰り返し軍事的に包囲し、外為法*6と入港禁止措置*7による独自の制裁実施国内朝鮮学校に対しても明白な差別措置。こんな有様で「憲法9条があったからこの程度済んでるんですノーベル賞欲しいです」て、そんなこと本気で言うんですか?


憲法9条も骨抜き、「平和賞」も看板だけのでたらめ、ウソまみれ。崖っぷちからって瀬戸際護憲運動ウソいっぱいついて戦後日本美化して、そういうウソまみれでなんとか崖っぷち9条が残ったとして、まあそれでもあった方がいいのかも……とは思ってしまわなくも。でも勇気を持ってそんなもの意味はない!と言いたい。


こんなことをやめて戦後史を正しく見つめ直すしかないと思います。今やってる戦争協力も「あれは戦争からしない」と言ってしまいたい。

事実を見つめないと、その先になにをすべきかも引き出せない。それはみんな知っており、例えば日本軍戦時中行為にしても、ウソまみれでなかったことにしないと責任が生じてやばい、という感覚が共有されてる。この安倍政権をなんらかの危機ととらえるにせよ、原則的立場から力強く反対していくべきだと改めて思った。

*1https://www.facebook.com/nobelpeace9jou 安倍晋三がもらいに行ったら、てとこまでこの実行委が主張してるかどうかは確認してません。よって、「こんな運動」は上の段落の「〜日本国民だ!」までを指すということにします。

*2:似たようなのは実際にtwitterであった。URL貼るほどでもないと判断した。

*3http://www.labornetjp.org/news/2014/0408shasin

*4基地機能拡大に抗議する島民はスラップ訴訟で追い立てる有様だ

*5http://www.asahi.com/articles/ASFDT5KFRFDTUTIL03D.html

*6外国為替及び外国貿易法

*7特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法

kiya2015kiya2015 2014/04/24 15:43 「ウソまみれでなんとか崖っぷちの9条」でもないよりはマシでしょう。
なぜ定量的な考え方をせずオールオアナッシングで考えるんですか?
そういう考え方は結局ナッシングをもくろむ側(安倍政権)を利するだけです。

tari-Gtari-G 2014/04/24 21:23 お久しぶりです。お元気そうで何よりです。

『そういうウソまみれでなんとか崖っぷちの9条が残ったとして、まあそれでもあった方がいいのかも……とは思ってしまわなくも。

でも勇気を持ってそんなものに意味はない!と言いたい。』

この最後のためらいを、もっと掘り下げるべきと思います。

現憲法が、9条を含め骨抜きにされ、ボロボロなのは事実です。その責任が国民にあるのも事実です。

でも、私は、「それでもあった方がいいのかも」どころではなく、「ないとやばい」ものだと思います。しかも、これは9条だけではありません。改憲は全条項が対象です。「ないとシャレにならないくらいやばい」んですね。

簡単に他国へ攻め込め、簡単に土地を収用し、簡単に人々を動員でき、簡単に反対の出版を潰せ、簡単に反対者を無期限に牢屋に入れられる。戦争賛美の教科書しか使えず、協力しない教員はパージです。労働運動も当然潰され、女性を含め使い捨て。使えない者は、生死のぎりぎりでしか生きていなさい。権利の制約がさらに簡単になり、権力の分立が今以上に絵空事になる。

そういう社会が今よりずっとスムーズに実現します。

私も、憲法を骨抜きにした主体である国民を受取人にするのは、さすがに欺瞞的だと思っています。

でも、それでも、仮にノーベル賞受賞で少しでも壊憲の歯止めになるなら、それは歓迎すべき事と思っています。

多分改憲されて10年ぐらいしたら、Romanceさんもどこかの牢屋の中で、改憲でここまで酷くなるとは思わなかった。とか思うんじゃないかという気がします。

kyo_jukyo_ju 2014/04/25 06:33 ご無沙汰しております。

ブコメで予想したとおり、このエントリを「憲法9条なんて欺瞞だから投げ捨ててしまえ」という意味に取ったコメントがついていますね。
(いや、私が誤読していて、↑の方達が正しく理解できてる可能性もあるのかもしれませんけど)

tari-Gtari-G 2014/04/25 08:02 ご無沙汰です。

『そういうウソまみれでなんとか崖っぷちの9条が残ったとして、まあそれでもあった方がいいのかも……とは思ってしまわなくも。

でも勇気を持ってそんなものに意味はない!と言いたい。』

この部分の文の解釈は、

『そういうウソまみれでなんとか崖っぷちの9条が残ったとして、まあそれでもあった方がいいのかも……とは思ってしまわなくもないが、でも勇気を持ってそんな嘘まみれで残った9条になど意味はない!と言いたい。』

しかあり得ないと思うのです。いかがでしょうか。

kyo_jukyo_ju 2014/04/25 19:43 ↑それは「嘘まみれ状態で9条だけが残ること」に(それでも迷いはあるが)意味はない、と言っているのであり、嘘まみれ状態を脱することではじめて9条の意味があるでしょ、という話ではないですかね。

tari-Gtari-G 2014/04/26 15:24
「嘘まみれ状態を脱することではじめて9条の意味があるでしょ」の含意があることは分かりますが、問題は『「嘘まみれ状態で9条だけが残ること」に意味はない』にあります。だから、仰っている事は、私からみると違いはありません。

論点は主に2つあります。

?現実に憲法が消えるかどうかぎりぎりの時に、「嘘まみれの9条に意味はない」とする声明は、現憲法を消そうとしている側から、当然ながら「その通りだ!」と言われる訳で、実際には壊憲側に与する効果を持つこと。

?万一ノーベル賞受賞となれば、壊憲を押しとどめる力の一つになることは間違い無い以上、ノーベル賞反対は、やはり壊憲側を利することになること。

以上の2点から、このタイプの声明は、実際には、壊憲側を利する効果しかないと思っています。

tari-Gtari-G 2014/04/26 15:28 「(1)」「(2)」が、それぞれ文字化けしてしまいました。失礼

kyo_jukyo_ju 2014/04/28 18:59 >id:tari-Gさま

コメントに気付かず、お返事が遅れました。

・「現実に憲法が消えるかどうかぎりぎりの時」というような「今は非常時だから」という理由付けは、しばしば人の権利を不当に制約したり、自由を奪ったり、正統性をもたないものを正統化したりすることに使われてきたものだと思います。tari-Gさんはそうした理由による自由や権利の制限や不当な正統化に反対する立場の人だと思っていましたが、この場合には「今は非常時だから」を理由に自由な議論を封殺してもよしとするのでしょうか。
・ノーベル賞受賞が、憲法9条の改定を阻止する力にどうしてなるのでしょうか。諸外国(諸国民)からの圧力が強まるとおっしゃるかもしれませんが、むしろ外圧は憲法改定推進側の人達にとって「だから9条を改定してナメられない国にならないとダメなんだ」と、改憲を推進する力として作用しているのが現状だと思います。
・これまで日本国民が憲法9条を嘘まみれ状態にしてきたことこそが、tari-Gさんが「憲法が消えるかどうかぎりぎり」と認識するような状況を生み出してきたのではないでしょうか。そうである以上、嘘まみれ状態の解消と同時に訴えることなくしては、憲法9条を守れとする主張は説得力をもちえないのではないでしょうか。

(それはそうと、他人のコメント欄でずっとやるのもどうかと思うので、次からはハイクのidページででもやりませんか。)

2013-01-25

朝鮮学校の完全排除を意図した「高校無償化」施行規則改定にパブリックコメントを送りました

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安倍政権がいろいろ話題ですが、早くも、いわゆる「高校無償化」政策から朝鮮学校を完全に排除する動きを見せています朝鮮学校無償化政策の施行規則の(ハ)に該当するものと一度は判断され、その後無理やりに適用保留とされてその状態が続いてるわけですが、今回その(ハ)をなくしちゃおうということです。この(ハ)を取ることについて文科省パブリックコメントを募集していますので、私も書いて送りました。


1/26(土)までで、下記のサイトから送ることができます

公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校就学支援金の支給に関する法律施行規則の一部を改正する省令案に関するパブリックコメント意見公募手続)について

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000617


私が書いたものは以下です。参考になれば。


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施行規則(ハ)の削除に反対します

施行規則の一部改定が、かねてより適用保留となっている朝鮮学校を、このいわゆる「高校無償化」政策から完全に排除することを目的としていると推察されるからです。

いわゆる「高校無償化」政策そのものは、国際人権規約留保を解除しうる動きとして、教育行政世界の標準的な水準に近づけるものとして評価できますし、また実質的には無償化ではなく支援金の支給といえども、「一条校」ではない従来非正規的な扱いであった学校も対象としていたことは画期的なことでした。

しかし、その中で一度は(ハ)の該当を決定していた朝鮮学校を強引に適用除外とし、以来ずっと保留としてきたのは極めて不当でした。保留決定とその継続の理由として、砲撃事件だとか拉致問題がどうだとか都度示されてはいますが、単に朝鮮民主主義人民共和国への経済制裁等の敵対政策の一環として、日本国内の朝鮮につながりを持つ人々に対し攻撃的意図をもって差別政策を打ち出していると理解するほかありません。

もう3年にもなろうかという期間続いた適用保留措置によりそうした意図は示され続け、その影響により自治体から補助金も停止する動きも出てきています。例えばこの補助金にしても、朝鮮学校日本の地で関係者努力により継続してきたことやそれに伴う権利運動の成果として獲得されたものであり、それは朝鮮日本交流歴史のみならず、民族教育に関わる普遍的な権利の実現という観点においても(まるで十分でないとはいえ)重大な意義を持つものであったはずです。仮に安倍政権がどのような「国のかたち」を議論するにせよ、現代での最低限の価値観を共有するならば、無償化政策からの排除や補助金廃止などは、後退と評価せざるを得ない愚行です。

日本がかつて行ったアジア太平洋地域での植民地化や侵略、そこでの虐殺や性暴力、また日本国内や植民地での白色テロなど、真相を究明し見つめ直していかなければならない課題は数多くあります。最近はこうしたことを「なかったこと」とする動きが目立ちますが、証言者や真相究明の努力に対し侮辱的に対応したところで歴史的汚点をさらに追加するだけでしょう。戦後在日朝鮮人などへの抑圧は続き、今回の制度的後退もそれに連なるものになります

ここで(ハ)の項を除外することは、教育権利とかそういったイシューにとどまらない、現代で共有され憲法にもうたわれている理念からの決定的な逆行であり、到底賛成できません。

朝鮮学校へは即時に無償化制度支援金の支給)を適用し、この3年弱の間での卒業生についてもさかのぼっての補償がなされるべきと考えます

以上


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2012-12-06

軍事通ワナビがふしぎなくらいいっぱいいるのはなぜ?

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aidetaocanさんのこのpostに関連して。


社民党福島瑞穂氏が「空母からB52が飛び立つ」と発言したとかいうのは繰り返しネタになっています。Goooogleの期間指定検索してみたらつい数日前にも言及されてました。この発言があったことは事実であり*1検索すれば容易に見つかるのですが、2001年11月15日参院予算委員会での質問に出てきます。なんと11年も前の発言ですが、いまだに繰り返し言及されているわけです。

委員長真鍋賢二君) 次に、福島瑞穂君の質疑を行います。福島瑞穂君。

福島瑞穂君 社民党福島瑞穂です。

 十一月二日の日に防衛庁設置法に基づいて海上自衛隊が英領ディエゴガルシア島に向かいました。総理首相官邸で、米国にとっては戦闘地域だとおっしゃいました。戦闘地域に行くことは問題ではないですか。

内閣総理大臣小泉純一郎君) それは、コンバットゾーンという話が出たから、これは日本語に訳せば戦闘地域だろうと。しかし、アメリカコンバットゾーン日本戦闘地域という場合においては違う場合も出てくるということを言ったんですよ。ディエゴガルシア島が戦闘地域じゃない場合もあるでしょう。戦闘地域場合もあるかもしれない。これは戦争が起こってみなければわからない。ディエゴガルシア島で戦争が起これば戦闘地域戦争が起こらなければ戦闘地域じゃないんですよ。そこを言ったんです。

福島瑞穂君 私は、問題なのは米国にとって戦闘地域だと首相がおっしゃったことです。つまり、戦争はもう起きているわけです。B52はディエゴガルシアから飛び立っています。アメリカにとっては戦闘地域で、日本にとっては戦闘地域でないなんてことがあるんですか。国際社会では物差しは一本でしょう。どうして米国にとって戦闘地域日本にとって戦闘地域じゃないんですか。

(中略)

福島瑞穂君 よくわからないんですね。

 そこでB52が、実際に艦船から飛び立ち、攻撃をするわけです。直接に攻撃をするわけです。ですから、そこは相手方から見て十分攻撃される場所ですからアメリカ戦闘地域と考えているわけです。日本いつまでも日本戦闘地域と考えないと日本けが言って、だから自衛隊は行けるのだとすることは極めて問題だと思います。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/153/0014/15311150014006c.html*2


この議事録を読む限りでは、はじめに「B52はディエゴガルシアから飛び立っています」と言っていて、その後に「B52が実際に艦船から」と言っており、たしか意味不明です。ですが、おそらく質問時の言い間違いであり、ここでの質問ディエゴガルシア島への自衛隊派遣を問題視していることは明白です。引用元のURLから続きの質問も読んでみてほしいですが、このほかにも北部同盟捕虜少年兵を多数処刑したとか、誤爆国境封鎖による食糧不足のため多数の死者が出ることについても問題にしています。

アフガニスタン攻撃に際しての自衛隊インド洋派遣は、9.11テロ直後の興奮のさなかに「テロ対策特別措置法」を成立させ、それを根拠に行われました。この予算委員会が行われた数日前に海上自衛隊艦船が出航して、、、という状況です。米国アフガニスタン攻撃やそれに続くイラク戦争は、今ではその攻撃の根拠についての重大な疑義が明らかになり、結果も含め不当な軍事介入だったとしてきびしい批判にさらされています。そしてこの小泉政権下の戦争協力は、米国日本戦争協力の新たな局面を開いた歴史的なものでした。11年経った現在からすれば、戦争協力の事実が積み上げられていく寸前にも、福島瑞穂氏がこうして問題点を指摘していた。しかしそれは十分に吟味されなかった。この議事録はそのような点に注目し反省的に捉えられるべきものでしょう。

私がふしぎに思うのは、「B52が空母から飛び立つ」について、言及するみなさんが当然のようにそれが起こりえないことを常識と捉えていて、なおかつその常識が広く共有されているかのように前提し、きわめて過剰に福島瑞穂氏の「(軍事的)無知」を問題視し、単なる言い間違えの可能性すらきびしく責めることです*3。正直私もこれに関連したあれこれではじめてB52ていうのがどういうものか知ったし、じゃあ空母から飛び立つのはなんていう名前のやつなのかとかは今に至ってもよく知らない。

こと軍事知識についてはこういう極端な反応、「たしなみ」としての自明視が出てきますが、とてもきもちわるいです*4軍事通気取りが例えば「人権」とか軽んじたらもうネット民の支持とか「ちょろいもんだぜ」な状況があります。まあ知らないよりは知っていた方がえらいのかもですが、上に引用した福島氏の質問の意義が全力でスルーされたまま「B52 空母 福島みずほ」だけが一人歩きしている状況はどうしようもないものだと思います。そして、こういう形での福島瑞穂氏のネタ化とその継続は案外あなどれない力を持っていて、その力が今後どう働きどういう結果を生むのか、なにかおそろしい予感もします。ともあれ、軍事ワナビの横並び的な嘲笑なんてものは、政治の上での公正さやらなんやらとは最も遠くにあるはなくそみたいなものしかない、と結論づけていいのではないでしょうか。そして、こういうくそみたいなものにこそ影響力があったりするのが現状なわけです。


ちなみに、ニコニコ大百科の「福島みずほ」の項目はこのようにひどい有様です。

一応党首だが、記者会見において空母から爆撃機が飛び立てると信じてたりする。また未だに自衛隊戦争を起こすと信じて止まない53歳である自衛隊意味を理解しているのかどうかはさておいて発言などを振り返ってもちょっと頭がお花ばt・・・げふんげふん、いつまでも少女の心を忘れない人物。

福島みずほとは (フクシマミズホとは) - ニコニコ大百科

こんなのを放置してるわりにニコニコ動画党首討論インフラに推薦したりする人がいるのもおどろきです。

*1:このコピペデマであるのとはちがって→ http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060606/p1

*2:強調は引用

*3:B52が空母から飛び立ちえないのはあまりにも自明常識なのだから、言い間違えでもこんな発言は政治家としてとんでもない、みたいな

*4:これによく似たもの放射線照射食品への懸念(を笑う)などもありますが、今回は面倒なので触れません

右翼の端くれ右翼の端くれ 2012/12/08 15:57 福島瑞穂氏の質問内容には問題はないし、B52の件も言い間違えの可能性は十分ある。そもそも一般の日本国民であえば、他国の軍事兵器の詳細や爆撃機の運用方法について知っていなくてもおかしくはない。
ただし、日本は周辺を4カ国の核保有国に囲まれ、中国・韓国・ロシアとは領土問題を抱えている。いくら日本が平和憲法を保有し戦争をしないと憲法で決めていてもそれは日本の都合であって他国には関係ない。常に周辺国が日本に先制攻撃し、紛争や戦争に発展する可能性は存在している。福島瑞穂氏はそのような国の政治を担う国会議員である。軍事専門家並みの知識は必要ないが、国防について、国民に説明だけの知識は持っておくべきである。
尚、ネット上の軍事通気取りは相手をするだけ無駄である。

PPPPPP 2012/12/08 22:41 ニコニコ大百科はおかしいと思った人が編集すればいいシステムなので、あなたが編集すればいいんです。
むしろ運営が言論をいじくらないプラットフォームだからこそ勧められているのではないかと。

ま、運営からして別会社ですがね。

右左の二分法でいえば右翼?右左の二分法でいえば右翼? 2012/12/09 13:20 その真偽に関係なく、「常識だ」と言われればそうであるかのように思えてくると思います

知性への脅しを真に受ける人が居ること合わせて考えると、
常識であるかのように語るという行為は、嘲笑により優越感を得るための手段として非常に有効なのではないでしょうか
また「常識の無いお前が何言っても無駄」という個人攻撃により反論を封じれる点も有効かと

2010-10-09

自称無臭のマジョリティが「スメルハラスメント」とかいう怖い新語を開発

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スメルハラスメントという言葉をご存知だろうか。モラスハラスメントセクシャルハラスメントパワーハラスメント・・・、様々なハラスメントがあふれる中、昨今注目を集めているのがスメルハラスメントだ。スメルとは、「臭い(におい)」のこと。つまりスメルハラスメントとは、臭いで周囲に不快感を与えることだ。生まれ持った体臭はどうにもならないけれど、気をつければ何とかなる臭いは防ぎたいもの。

「スメルハラスメント」に注意せよ!ところで「スメルハラスメント」ってどんな意味?


この記事信じられない。。。


「しょうがないにおいはしょうがないけど」みたいなエクスキューズあるけど、どこの誰がすきこのんでスメル発したがるというのだろう。


たしかに、清潔/衛生/においについての感性とかこだわりとか個人差あるとは思う。比較的敏感な人もいれば、鈍感な人もいると思う。

中にはすごく敏感な人もいて、そういう人にとってはラーメン屋の排気口や地下鉄の通路ですら耐えがたいかもしれない。そういう人たちにのみ過大な障害(往来に出られないなど)を強いてる現状があるとすれば、それについて無関心でいいというわけではないし、それは課題として共有していきたい*1


でも人のにおいとなるとそう簡単な話じゃない。

あなたはくさい」なんてとても言えない。この記事でも申し訳程度に想定されているけど、「しょうがないにおい」を解決するための困難さを思えば、そんな努力を求めることなんてなかなかできない。そして、しょうがないかどうかなんてわかるわけがない。

歯周病はすぐに治しましょう」という常識ひろめるとかそういう話?

そんなの当たり前のことで、ことさらに「スメルハラスメント」なんて新語開発してわざわざそんな言葉経由する必要全くない。


あと、食習慣とか体質とかの違いだけじゃなく、職業/生活環境とか時には社会階層の違いによってにおいの異質性が際立つことある。それが「スメルハラスメント」なんて言葉接続されたら……と想像するのもおそろしい。

【参考】臭いによる排除に抗して - Apes! Not Monkeys!  本館


自称「無臭のマジョリティ」というのが比喩でなく、まさに「問題とされない程度の体臭」であるという立場によって、においの異質性を人間ごと排除していこうとする暴力的な発想、そういう消息を全く考慮しない傲慢さが「スメルハラスメント」という言葉にすでにある。最悪きわまりないと思った*2

*1:「不快感至上主義」に警戒すべきと思う一方で、この視点も保つ。というのはすごくむずかしい、というか大問題ですね。

*2:でもひとつまえの日記で「ハラスメント」って言葉濫用気味かも……。ひええ。

NobodyNobody 2010/10/10 16:04 「ハラスメント」の意味を正確に知っていたら、そう安易にこんな新語を作るバカも現れなかったことでしょうにね。

NobodyNobody 2010/10/10 16:05 「ハラスメント」の意味がもっと広く正確に知られていたら、そう安易にこんな新語を作るバカも現れなかったことでしょうにね。

NobodyNobody 2010/10/10 16:16 あなたは電車のとなりの席の方がワキガだった経験はありますか?
糞尿と吐瀉物が入り交じったような匂いのホームレスと遭遇したことはありますか?
汗臭い異性に言い寄られてベタベタされたことはありますか?
造語以前にそういう方達は周囲の方をネガティブしさせる事実が確かに存在すると私は思いますが
どんな理由があれ、それに不快感を示すのは正常な呼吸器官を持った人間なら誰しも考えると思います

NobodyNobody 2010/10/10 17:41 >どんな理由があれ、それに不快感を示すのは正常な呼吸器官を持った人間なら誰しも考えると思います

呼吸器じゃなくて感覚器やね。

ponpokoponpoko 2010/10/10 22:38 通りすがりの歯医者です。

 実はこんな馬鹿なことを言い出したのは、某歯医者なんですが、歯周病が治るという機能性水を患者に売りつけて囲い込むシステムというか、ビジネスモデルを作り出した人なんです。

 始めのうちはテレビにも取り上げられたりして、話題になりましたが、最近日本歯周病学会から公式に、効果が現段階では検証不可能である為、判断は慎重に行うようにとの見解が出されました。

そのため、こんなマッチポンプのようなことを言い出し始めたのではと思います。

 安易に「ハラスメント」などと言う言葉を軽々しく扱うのは同業者として本当に恥ずかしいものだと思ってます。

 汚れた床にどんなに高価な洗剤を吹きかけても拭き取らなくては綺麗にならないように、口の中も自分の手で汚れを落とし、流さなければ綺麗にならないのは自明ではないでしょうか?

 それなのに手を変え品を変え、新しいもの(効果が疑わしいものが多い。)を売りつけようとするのは嘆かわしいことだと思っています。

通りすがり通りすがり 2010/10/11 00:11 勘違いし過ぎと言うか異常です
ハラスメントと言うなら、逆です

まあ、浮浪者など風呂に入ってない方は別として
人間なら誰でも臭いを持っています。
どんな人でもです。勘違いしないで下さい。
日本人は自覚がないですが、外国からすると魚臭が
するとされています。
無臭だと思っている人でも必ず臭いはします
その臭いが、人によって嫌な臭いであったり
良い臭いであったりします。ただそれだけです。
特に女性はDNAの関係で異性の臭いには敏感です
それは、遺伝子(臭い)レベルで自分の遺伝子に近い人
と恋愛しないようにする為です。

あなたは臭いですと仮に言ったとして
医学的には、当たり前ですとしか言えません

逆に臭いですと言った人がハラスメントです
分かりやすく言えば、肺がん等の病気の方は
かなり臭いがキツイです
あなたは、治せるんだから治しなさいと言えるのですか?

それにはっきり言います
日本は臭いに異常なぐらいに敏感すぎます
異常のレベルと言うか、異常過ぎるのです。

それに今の無臭文化は、消臭会社の戦略です
もう一度言います
どんなに頑張っても無臭な人はいませんよ

ななしななし 2010/10/11 01:05 流行って人為的に造られるものなんだよな。マスコミはみんなやってる。
で、そういう流行の裏には、だいたい金の動きがある。
今回は歯医者によるビジネスであったというだけで、
さもありなんという感じだ。
しかし、えげつないよなあ・・・
消臭剤のCMで男が臭いと決めつけてるのもひどい。

aaaaaaaa 2010/10/11 22:07 お前ら全員口臭えんだよ

2010-07-02

眠い人をムリヤリ起こすのもハラスメントと思う

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これ読んだ。

Togetter - まとめ「飲めない人は飲めない理由をきちんと説明すべき。学生じゃなくて社会人なんだから」

http://togetter.com/li/32911


私も学生のときの健康診断パッチテスト?とかいうのやったけど、貼ってすぐ腕から首まで赤くなって「めっちゃ弱いので気をつけて」みたく言われました。でもすぐ赤くなるからそこまでアルハラ経験ないです。分解しないから赤くもならないってほんとつらいかもですね……。 アルハラこわい。あと、お酒飲むとすぐに眠くなっちゃうタイプなんですが、飲み会で寝かせてくれない人いたりすると本当につらいです。仕事関係とかそういうのじゃなくて、遊び仲間的なカジュアル飲みでも、寝てると「寝るとかありえないからw」とか言ってからだ触って起こしてくるやつたまにいて本当にむかつく。。。眠りに入っているときに妨害されるとか殺したいくらいうざいです。


お酒飲んで眠くなっても寝かせてくれないけど、昼間眠くなってもなかなか寝られないです。 以前の職場で(今も)よく居眠りしてたんだけど、となりの席の人が書類であたま叩くとかすごく乱暴な方法で毎回起こしてきて本当にふゆかいでした。おしゃべりとかする分には楽しいし結構好きな人だったんだけど、起こされるときは瞬間的にものすごい憎悪を抱いてましたね。 でも抗議すると「仕事中に寝てる方がわるい」となってしまって、「なに? 逆ギレ?」みたいな感じで憎悪は募るばかり……。


これ冒頭の「社会人なんだから飲めない理由をきちんと説明すべき」に似てるけどもっとひどいかも。「ねむい理由は人それぞれあるけど寝ることは許されてない」みたいな感じと思う。たしかに、仕事しないで一日中ずっと寝てる人を歓迎する経営者なんていないと思うけど、眠くなっちゃうことなんて誰にでもあるし、眠たさの程度にだって個人差がすごくあるはず。眠気をごまかして無理してなんかやるより、15分くらい寝かせてくれた方がよっぽど効率もいい*1と思うんだけど、「勤務時間中に寝るなんてけしからん!」て「酒席で酒を拒むなんてけしからん!」よりも強固に信じられてる面があるように感じます。


あと、「仕事に対して緊張感がないから眠くなるんだ」とかいうのも。何年も同じ仕事やってて緊張感なんか持ってられるかよ。というのもあるけど、私はえらい人とサシで話してるときに緊張のあまり*2眠りに落ちたことがあるので、必ずしも緊張感とか関係ないんじゃないかと思ってます。私自身がなにか昼間眠くなりすぎる体質なのかもしれないし、専門医相談すれば診断書とかもらえるかもしれないけど、そうならそうで事態は一層不利になるのでわ? 「勤務中に寝てはならない」みたいな迷信(?)じみた習慣はやくなくなって欲しいです。そのためには「アルハラ」みたいな使いやすい言葉ができて、浸透していけばいいのかも。でもうまいの思い浮かばない。

このテーマ応援歌みたくなものはすでにあります↓

「ねむたいジャズ

http://d.hatena.ne.jp/asita211/20090610/1244659975

おなじ「ニーあし」に関連エントリもあるでよ。ていうかこれに全部書いてあるので読みましょう。

寝た子を おこすな! いねむりはニートのはじまり。じゃましないでよ。

http://d.hatena.ne.jp/asita211/20090218/1234969038

*1:実際にお昼寝設備用意してる会社もあるらしいです。

*2:逃避かしら?

竜縁拓竜縁拓 2010/07/10 00:12 うん、その通りだ。
眠い時は、少し寝た方が仕事効率が良くなるのは、脳科学的にも実証されている。それを知らないバカな経営者や上司が多すぎる。
あと、難しいことを考えた後に寝ると勝手に脳が解析してくれて、起きると回答が出ているという素晴らしい機能もある。これは、著名な学者の経験談に多いことです。私も経験しています。
我々に寝る自由を!!

通りすがり通りすがり 2010/10/11 00:41 ??効率??
じゃあ、午後に休み取って帰れば?
何で寝てる人の給料を会社が払ってあげないと
いけないんだ

右翼の端くれ右翼の端くれ 2012/12/08 15:34 15分程度の昼寝で眠気が覚めるのは自分の経験でもある。
だが、仕事をする時間に寝るのは間違っている。学生が授業中に寝るのは学生自身が損をするだけなので勝手だが、会社では他の社員に迷惑がかかるし、仕事中の士気も低下する。寝るのであれば、昼休み中に寝るべきだ。
仕事中に寝てそれでいて、仕事の成績が優秀なのであれば、文句はないが。

2010-06-29

相殺論じゃないです

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日本人権問題については沢山ブクマする人たちが、北朝鮮中国人権問題にはすがすがしいほどスルーする様子に、気持ち悪さを感じている人は沢山います。そして結論付けるわけです。こいつらは人権や反ファシズムが大事なのではなく、ただ「反日」なだけだと。*1


これはid:lever_buildingさんの「アンチ・ファシズム」が ファシズムに おちて ゆきませんように - やねごんの にっきというエントリについた「ねとうよ」さんのコメントです。このエントリ自体とてもすばらしいものだし、コメントについてもすでにやりとりがあるので私の出る幕でもないんですが、このコメントはわかりやすくてよいと思ったので引用しました。


また、私は先日、ここにもある通り、ネトウヨらしき人と話す機会がありました。ちなみになにが「ネトウヨらし」かったかというと、「あなたたちの主張のウソネットでは全てあばかれてるんですよ」というような発言が印象深くて、ああネット情報収集してる人なんだなと思ったので。私なりに考えていることを言えたし、私がしゃべってるときにさえぎらずに一通り聞いてから、同意できるところ/より説明を求めるところ/反論、など丁寧に応答してくれたので落ち着いた話し合いとなりました。しかし残念なことに、差別ヘイトスピーチはいけないというところでは了解が得られるものの、(ひとことでまとめれば)「拉致についてはどう考えるんですか」「北朝鮮はならずもの国家だ」というような思いがつよく、「朝鮮高校の学生だからって差別するのはいけないと思うけど、制裁や無償化除外については北朝鮮がああいう国だから仕方ない措置だし、北朝鮮の体制そのものを問題にしないならあなたたちの言うことなんて誰も聞く耳もたないよ」とかで締めくくられてしまいました。つまり、差別人権侵害はよくない、という共通認識があっても、この人にはこの人なりの理路で「北朝鮮制裁」などを正当化しているようでした。


さらに、はてなブックマークでもこういうのがあります。

tari-G これを〈戦争協力〉と呼ぶと、例えば朝鮮学校などはより強く〈戦争協力〉をしていることになってしまうだろう。ま、〈侵略戦争〉をメルクマールに「良い戦争」と「悪い戦争」があるとでもしてるんだろうが…無理。 2010/05/21*2


これはid:toledさんの東京シューレの戦争協力に反対するOB・OG・OQ・支援者有志共同声明 - 催涙レシピ に対する、id:tari-Gさんのブックマークコメントです。元エントリ東京シューレボーイング社の話題なのに朝鮮学校が出てくるの唐突な印象を受けますが、おそらく、同じブログで「無償化排除問題」について言及しているので、「ボーイング社の助成を受けることを戦争協力といって批判するなら、公然と朝鮮学校教育権を擁護するのは二重基準ではないか」というような、tari-Gさんなりの状況把握に基づいた考えがあるのだと思います。言うまでもなく、tari-Gさんは差別人権侵害につよい問題関心を持っている人です*3。しかし、「例えば朝鮮学校などはより強く〈戦争協力〉をしていることになってしまう」などということを平気で言ってしまう。


差別人権侵害はよくないと言ったときに「なぜサヨク金正日体制を問題にしないのか」という枠組みを設定したがる人が本当に多いです。まいきょにいとまがありません。そもそも、冒頭のやねごんさんのエントリでは、

日本人が「イデオロギーフリーな主体」としての自己規定のもとに

普遍的な「人権」の観点から、例えば「北朝鮮における」「チベットにおける」人権問題を取り上げ

・「北朝鮮民主化」「フリーチベット」に声を上げたい

という態度が、「北朝鮮」「チベット」にとりわけ言及する点で、(差別偏見にみちた)世論におもねっているのではないか、と批判されています。同感です*4。しかし、おもねらないと今度は「共感を得られない」ひどいのになると「工作員」ということにされたりするみたい。そこで私が注目したいのは、次のような言説です↓


北朝鮮拉致問題について、従来左翼は「しかし日本帝国主義もひどいことをした」というような「相殺論」しか提示できなかった。日本戦争犯罪はそれとして、北朝鮮人権問題はそれとして、普遍的な人権尊重の精神から相殺せずきちんと問題にしていくべきだ。*5


そしてこれが例えば、「左翼がこんなだから(拉致被害者家族会排外主義方面に流れたんだ」みたいな状況把握にもつながったりするみたいです*6


これには一定の説得力があるようで、「反日でない」ことを強調しながら人権擁護活動をしているような人たちは100%共感してるんじゃないでしょうか。しかし、私は、これは「相殺」という言葉の使い方がおかしいと思います。相殺ではない。日本植民地主義差別排外主義戦後責任を問題にすることなしに、朝鮮民主主義人民共和国の体制をうんぬんすることはできません。両者には深いかかわりがあるからです。


話はそれますが、例えば、環境問題森林保護にそれなりの関心を持つある人が、テレビでどこぞの森林伐採のひどい有様を目にして言います。「ああーこういう発展途上国にはまともな林業とかないんだろうなー。日本国内ではこんなひどい伐採ありえないわ。でも自然環境はこれからみんなで守っていかなきゃいけないものだし、こういう途上国には先進国が進んで介入して、少なくとも無茶な伐採はやめさせるべきなんじゃないの? 日本企業植林してるとかCMでもやってるし。」

しかし日本世界有数の木材輸入国だということを聞かされます。

日本は、紙生産の原料である木材チップパルプを大量輸入する世界有数の国なのです。輸入される大部分は、原生林から産出されてきています。

特に、オーストラリアタスマニア州では、毎年サッカー場9,500個分の面積の原生林を含む森林破壊的に伐採され、そのうちの90%近くがチップとなって、日本に輸出されてきています。日本で紙や紙製品となり消費されるために、タスマニア森林生態系破壊されているのです。*7


こういうのは「相殺論」とは言わない。「それはそれとして環境保護のために介入しよう」とはならないですよね。しかし、「拉致問題」にからめて日本の歴史を振り返ることが「相殺論」であるというのは共感を集めています。それはつまり、善良な日本拉致被害を受けた。あれは北の一方的な犯罪行為である。という認識に立ってしまっているからです。日本無罪化の欲望。いや、犯罪は相互性関係ない。悪いことは悪いんだ。と言うかもしれません。その通りです。しかし少なくとも、「拉致北朝鮮の一方的な国家犯罪である」という認識は誤りなので改める必要があります。ここでもていねいに述べられていますが、朝鮮戦争では後方基地としての役割を果たし、冷戦構造の中で包囲を強め、現在進行形で制裁を加えている。ずっと戦争状態を継続させているわけです。戦争犯罪だからいいとかしょうがないというのではありません。本当に問題として意識を向けているなら、一方的かつ独善的な認識を持ちながら「イデオロギーフリーな主体」を気取ることなんてできないし、植民地主義反省に加え現在進行形軍事的に包囲している中で「普遍的な人権」を他国の政治体制に振りかざすのはおかしいです。やねごんさんも書いている通り、もっと先にみるべきもの/やるべきことがあるはずです。


冒頭に引用したコメントに戻り手を加えれば、「『反日』という問題意識スルーする人権派アンチファに未来はない」と思っています。




【追記】

と、上記のような状況把握&考えで冒頭のやねごんさんのエントリに深く同意するわけですが、id:tari-Gさんのブックマークコメントでの批判がよくわかりません。

tari-G これはひどい, 本人が, ファシズムに, 落ちている, はてなタワー, 67棟目, 1/3階 人権侵害国家国籍民族現在過去等に関係なく常に非難し改善を求めなればならない。日本人権侵害正当化する右翼社会主義国等の人権侵害等閑視する筆者のような一部の左翼も共に侵害に荷担していると言える 2010/06/2*8

社会主義国等の人権侵害等閑視しないからこそ、現在日本差別排外主義的風潮に棹さすようなかたちでの「北朝鮮体制批判」言説に対して昂然と日本社会責任を述べてきたのが筆者だと思います。

tari-G はてなタワー, 67棟目, 2/3階 客観的に北は間違いなく現在地球最悪のファシズム国家日本国在日差別・対北政策等は完全に論外だが「日本人が最悪のファシズム国家民主化を言うとファシズム」なんて寝言はあまりに狂いすぎ。 2010/06/28*9

「客観的に北は間違いなく現在地球最悪のファシズム国家」とは踏み込んだ発言ですね。私は当代国際事情について正確な知識を持っていないので事実関係を争うようなことはできません。「日本人が最悪のファシズム国家民主化を言うとファシズム」は寝言でしょうか? このご時世で「北朝鮮体制民主化」を(あなたのように)言い募ることは容易に体制打倒運動接続すると思います。

tari-G はてなタワー, 67棟目, 3/3国家民族国民を区別できずそれぞれの責任の違いも理解できない未開人が多すぎ。特にはてサ。なんでここまで無知なのorz/コメント欄も幼稚すぎ/超初歩的蒙昧を再三指摘されても反発だけで事実かもと疑う事もしない 2010/06/28*10

国家民族国民を区別して対処するとかって「人間安全保障」「人道的介入」みたいなことですか? うさんくさい軍事大国の論理ですよね。望みがあると考える人もいるかもしれないけど、少なくとも現在日本朝鮮半島の関係においては適用できない概念と思います。

あと、tari-Gさんは「超初歩的蒙昧」とかすごい言葉遣いで、今回に限らずたびたび「はてサ無知」を嘆いています。なにか認識を決定的に覆すような知識があるんでしょうか。知りたいです。

*1http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20100626#c1277595761

*2http://b.hatena.ne.jp/tari-G/20100521#bookmark-21674279

*3ブックマークコメントとかで私が勝手にそう判断してるだけだけど。

*4:おもねりという点では、これも顕著→http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-482.html

*5引用記法で書いてますけど正確な引用じゃないし、誰が言ったのかも忘れました。教えてください。でもこれありますよね。

*6:これは家族会政治主体性を無視してて端的に失礼なので全然同意できません。

*7http://www.greenpeace.or.jp/campaign/forests/tasmania/ ちなみに、ここ経由で知りました→http://mdebugger.blog88.fc2.com/blog-entry-61.html

*8http://b.hatena.ne.jp/tari-G/20100626#bookmark-22706354

*9http://b.hatena.ne.jp/tari-G/20100628#bookmark-22716081

*10http://b.hatena.ne.jp/tari-G/20100628#bookmark-22758640

ウオン・スンヒウオン・スンヒ 2010/07/12 09:38 こういう事件が実際にあったら面白くない?

アメリカのフリースクールで銃乱射 5人死亡、11人負傷

[USO]1日2時9分

 カリフォルニア州南部にあるフリースクールで、現地時間の31日、9時ごろ、少年が銃を乱射し5人を殺害し、11人に重軽傷を負わせた。
複数の現地メディアは、犯人の少年は黒いトレンチコートのような服を着ていたと報道。地元警察によると、少年は銃を乱射後に、玄関で銃で自分の頭部を打ち抜き自殺、フリースクールの生徒はすでに避難しており、現場では救急隊員らが対応に当たっている。

職員室でいきなり発砲 倒れた職員にも銃弾を浴びせ続けた
 米フリースクールA乱射事件
[ 1日 USO]4時25分
 
 朝、乾いた銃撃音が、職員室に何十発も鳴り響いた。
 午前9時過ぎに男が、銃を乱射し、職員室は、悲鳴と、血の海とかした。
 いったい何が・・・。事件のあったフリースクールAでは先月も、小火騒ぎや、「一ヵ月後に爆破する」とも脅迫メールがあった。
 生徒の一人は、「小火騒ぎをおこしたり、いきなり部屋で水をばら撒いた生徒がいたので、なにか起きる大変な事が起きるとは思っていた、でもこんな酷い事件になるなんて。」とА新聞の取材に答えた。
 Y・S紙が目撃者の学生の話として伝えたところでは、容疑者の少年は2丁の拳銃を持って、午前9時ごろ、職員室に押し入り、職員を撃ったあと、数十発以上発砲し、最初に撃った職員には、倒れた後数発撃ったという。
 EXニュースが目撃者の話として伝えたところでは、容疑者は10代後半と見られ、二階で銃を乱射した後、三階に上がり、また乱射を始めた。窓から飛び降りた学生もいた。
 教室にいた女子生徒がABに話したところでは、少年は黒いトレンチコートを着ていたという。
 この職員は、床に伏せて死んだふりをして助かったと証言。
 L・T通信によると警察が現場の建物に到着した時には乱射は終わっており、玄関で容疑者の男が死んでいた。PP通信によれば、少年は頭を銃で撃ち抜いていた。
 なぜ小火騒ぎがあった後、ちゃんと警察に届け出なかったのか?との疑問の声が、米メディアに次々と紹介されている。

アメリカのフリースクールで銃乱射、犯人の少年含め、6人死亡
 過去に例のない犯行
 
 4月1日[USO]7時14分
 
 米カリフォルニア州にあるフリースクールAで、31日午前9時(日本時間同日深夜)に起きた銃乱射事件は、警察の発表によると生徒ら5人が死亡、11人が負傷し、病院に運ばれた。事件後、少年は自殺したという。
 事件のあったフリースクールの記者会見などによると、事件は同日午前9時9分(日本時間深夜2時9分)ごろ、二階の職員室に、銃で武装した少年が侵入し、いきなり無言で銃を発砲、その場にいた、生徒、職員らが死傷し、容疑者は玄関に降りて行き、直後に自殺した。
 EXニュースが目撃情報として伝えたところでは、今回の事件で発砲したのは事件のあったフリースクールの生徒とされ、職員室のドアを開けるなり、銃を立て続けに発砲し、倒れた職員や、生徒にも撃ち続けた。窓から飛び降りた職員もいたという。現場から拳銃2丁が押収された。
 米連邦捜査局(FBI)は16日、「前代未聞の事件で動機は不明、テロの可能性はないだろう」との声明を出した。
 米国内のフリースクールで起きた銃撃事件というのは過去に例がなく、警察も困惑の色を隠せない。

 米銃乱射事件、犯人は事件のあったフリースクールの生徒 
4月1日[USO]8時31分

米国のフリースクールAで 1日午前(現地時間)、銃乱射事件が発生、犯人を含み6人が死亡、11人が負傷した。犯人は事件のあったフリースクールの生徒T・M「18」であると確認された。フリースクールの生徒であるT・M容疑者は白人で、3年前からこのフリースクールに通っていた。
目撃者によると容疑者は160センチほどと背が低く、9ミリ半自動拳銃と22口径を所持していた。
T・M容疑者は、両親と事件のあったフリースクールの近くに住んでいると報道した。
政府消息筋は「米国政府が発表した犯人の身元を調べた結果、小学校のときに不登校になり、以後2年以上家に引きこもっていたがわかった」と話した。
 2丁のピストルを持った容疑者はこの日午前9時ごろ、フリースクールに侵入し、職員2人を射殺した。続いて2階に上がり、再び拳銃を乱射した。2階では、4人が死亡、5人が重軽傷を負った。容疑者はその後、玄関に向かうと自殺した。
 生徒の負傷者、Cさんは「容疑者が突然二階のドアを開けて入ってきて、私たちに向かってピストルを乱射した。机の下に伏せて目をぎゅっとつぶっていた。ずいぶん経って「生きている人は手を上げてみろ」と言う声が聞こえ、頭を上げてみると、20人の内、4人が死んでいた」と事件当時のことを証言した。Cさんは容疑者が撃った銃弾で腕に軽いけがを負った。
 この事件で米国社会は衝撃に包まれた。O大統領は声明を発表し「このように前代未聞の犯罪が発生し、米国のすべてのフリースクールと、全社会が衝撃を受けた」と述べた。

<米銃乱射事件>事件以前のT・M容疑者に問題行動  
[ 1日 USO] 9時3分

捜査消息筋によるとT・M容疑者は事件の半年前に、フリースクールの教室で水をばら撒いたり、小火騒ぎ、さらに、事件の1月前には職員に殴る蹴るなどの暴行をくわえるなどの非正常的な行動や暴力性向を見せていたと伝えられた。
 また、事件の半月前には、突然大声で「核戦争が起こればいい」とか、「ハイチ沖地震が、先進国で起きれば面白い」などの発言をしたり、数学の授業中に突然「アメリカで世界最悪の銃乱射事件が起きればその犯人を支援する会を作ろう」、などと発言しており、職員に注意され、職員は容疑者に、職員の目が常に届く、二階の職員室で過ごすよう、容疑者に指示したが、容疑者は、職員の指示には従おうとせず、事件当日まで、いつものように、3階でパソコンに向かい、一人で過ごしたという。

 <米フリースクール銃乱射事件>
「殺す」「死んで当然の報い」「犯す」
暴力的な文章を機関紙に載せようとした。

4月1日[USO]9時8分

「銃乱射事件の話を聞いた時、とにかく友人のことが心配になった。 そして次に頭に浮かんだのは『犯人は彼に間違い』という確信と、(彼の書いた文章は、今回の事件の予告だったのでは?)との、疑問だった」。
事件のあったフリースクールが、発行する機関紙の編集長をしているMさんは、容疑者が書いて、機関紙に載せるように依頼された文章、「愛国の英雄 ティモシー・マクベイ様へ」と、「悪魔達と使用人」について「悪夢のように残酷で鳥肌が立つような内容で、普通の人間だったら読んだだけで吐き気を覚える」と語った。
「愛国の英雄 ティモシー・マクベイ様へ」はA4用紙10ページくらいの分量で、オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件の犯人ティモシー・マクベイを「キリストよりも偉大な救世主」と賞賛し、自分は過去にいじめを受け、排除されてきたという、自身のつらい体験や、自身の親や、通っていた学校の生徒、教師達など、を罵る言葉がつづられ、最初から最後まで「憎んでいる、殺す、壊す」などの言葉が繰り返され、最後は「いつかはあなたのようなすばらしい事をしてやりたい」と、大量殺人の実行を暗示する記述があったたり、また、「悪魔達と使用人」A4用紙100ページに及ぶ戯曲で、傲慢な主の女性の音楽家とその姉妹達を、使用人が暴行、拷問し、惨殺した後、屋敷の玄関で拳銃自殺するというもので、わいせつな言葉や、表現が多々あったので、職員と、編集長らはそれを読むとすぐに、容疑者の両親と話し合いをして、文章を機関紙に記載しないことに決定した。
容疑者と文章について話し合った、編集者のCさんは「彼の文章は病的だった。文章について質問をすると、大声で怒鳴られ、暴言をはかれた」と話した。

容疑者の自宅に遺書 相談した上でやった 
4月1日[USO]10時12分

 アメリカのフリースクールで6人が死亡した銃乱射事件で、犯行後に自殺した犯人が残したとみられる文書が自宅から押収された。
 遺書は紙一枚に書かれ、内容から、犯人が以前から犯行計画を検討していた可能性がある。
犯人は遺書で、「お前らが私のあごをくだいた」、「皆と相談してやったと」綴っている。
 警察は書簡の信ぴょう性について調べを進めるとともに、精神病の可能性や宗教的意味合いなど、専門家の判断を仰ぎ、慎重に捜査を進めている。


−犯人の書いた遺書(全文)−
 今日実行した。そうするほかなかった。
今回のことは、皆と相談した上でやった。
 誰も私の話を聞こうとせず、私が正しかったときお前らは無視を決め込んだ。
私は不治の病に感染させられ、窮地に追いこまれた私は、これが最善手だと確信した。
お前たちは私を前世から辱めて楽しんだ。
お前たちは、ただできるというだけで、私の舌に釘を打ちやがった。顎を砕き、私から言葉を奪った。
お前たちの快楽のおかげで私と、私の兄弟、子ども達は体中をうじに食われ続け、内臓はズタズタに切り裂かれ、いまだ私達の魂を犯し続けている。
こんなことはする必要なかった。黙って殺されることもできた。
しかし、私はお前らが何世代にもわたり苦しめた子供たちのために、私は悪魔どもと刺し違え殉教する事にした。
 感謝するがいい、キリストの生まれ変わりである 私と死ねる事を。
 感謝するがいい、私がお前達を自由を履き違えた牢獄から開放する事を。
 自分の事しか考えないお前らを、私は全てを捨てて救済したのだ。
 もう思い残す事はない。

私のブログ「アメリカ銃事件報告の書」のカテゴリー「USOニュース」の記事より一部抜粋 詳しくは(全文は)「アメリカ銃事件報告の書」にて