2012-05-31
新聞社サイト有料プランのお値段
最近、大手新聞のニュースサービスに有料プランが増えている。「ここから先は有料会員のみ読めます」というアレである。
サービスの内容はいろいろと差があるので下の新聞名をクリックして確認ください。値段の比較はこんな感じ*1
| 朝日 | 日経 | 読売 | |
|---|---|---|---|
| 月額(購読者)*2 | (3.925)+1,000 | (4,383)+1,000 | (3,925)+157 |
| 月額(デジタル版のみ) | 3,800 | 4,000 | なし |
| 無料会員制度 | あり | あり | なし |
| 無料会員が閲覧できる数 | 3記事/日 | 20記事/月 | −− |
とりあえず朝日と日経の無料会員に登録してみて様子を見ようと思った。
朝日の無料会員は一日3記事まで「続きを読む」ことができる。どんなもんかと思って話題の記事
朝日新聞デジタル:「裏切った民主議員に報いを」 東電労組トップが不満 - 社会
を「続きを読む」してみた。
続きは4行しかなかった。おいおい。ちょっと肩透かしを食った気分。「(1/2ページ)」とある記事の2ページ目が2行しかなかったりしてなんだこりゃと思うことがしばしばあるが、有料記事でこれをやられたらちょっと腹が立つかな。(もちろん、有料部分がもっと長い記事もありましたので念のため)
自分は朝日新聞を購読してるのであと月1000円払えば朝日デジタル版の契約ができるが、そのカネを出す値打ちがあるかどうかは微妙。「通勤電車内で朝刊がiPhoneで読めます!」いやそんなのいらないから。
クリック: 5回
2012-05-16
むかしむかしあるところに
とある村の道路沿いに住む男がいました。その男は、自分の家の前の道に落とし穴をしかけるいたずらを繰り返していました。
その道を通る人は近所の人が大半だったので、そのいたずらを知っていました。たまに引っかかって落ちてしまったりもありましたが、そんな大怪我をするような穴でもないので本気で怒ったりせず、みんないたずらを大目に見ていました。
さて、その村が発展するとともに、人が増えてきました。近所の人が歩いて通るだけだったその道路は、よその町から町へ行く人も通過する幹線道路になりました。「じょうほうハイウェイ」と呼ぶ人もいます。いや、もうそう呼ぶ人はいないか。まあそれはともかく、徒歩だけじゃなく、自転車やクルマ、バスも走るようになりました。
近所の人たちは落とし穴のことはよく知っていたのですが、よその人はそんなこと知りません。うっかり落ちてしまった人は怒ります。「なんてことするんだ、危ないじゃないか」。でも近所の人はたしなめます。「まあそんなおこるなよ。だいたい、そばに近づけば落とし穴だってわかるじゃないか。落ちる方が不注意なんだよ」「こんな浅い穴におちるのはならまだましなほうだよ。なあに、かえって免疫になる。もっと深くて危ない穴もほかには開いているし、用心するようになるんだから」「穴を穴と見抜けないものは道路を歩くのは難しいよ」。
やがて、落とし穴の近くに待ち構えていて落ちてしまった人を笑いものにする村人や野次馬も出てくるようになりました。
そんなこんなで落とし穴は同じように続いていたのですが、いよいよ交通量も増えてきて、穴に落ちたクルマにほかのクルマが玉突き衝突して炎上、消防車が駆けつけたりと今までにない大きな事故も起きるようになりました。怒った人が暴れだして野次馬とけんかにもなりました。
さすがにこうなってくると、近所の村人からももうちょっと考えようよと言い出す人があらわれました。「みごとな落とし穴だけど、最近事故がおこりすぎだよ。事情をしらない人もふえているんだから、<足元注意>の看板を立てようよ」。
この意見に、村人たちは賛否両論です。「注意しない人が悪いんだよ。落ちた人にはそのたびに教えてやればいい」「誰がするんだよそれ。いちいち教えてやるのすげえ手間なんだけど」「誰かがしてくれるよ。知らないの、いまのさいしんしきどうろはまちがいがあってもすぐ訂正されるんだよ」「だからその手間が面倒だからやらなくてすむようにだな」「ははあ、さてはあなた、自分も落ちたからそんなこと言うんだろう。恥ずかし」「そんなわけないだろ俺はお前らよりも前から村人だ」「顔真っ赤」「うるせー馬鹿」「汚い言葉はやめろよ死ね」「リテラシーのないのはどっちだよお前らこそpgrされてんの判らない?」「と情弱が申しております」「自称情強は始末に負えないな」「必死ですね」「というかお前村人じゃないだろただ眺めて楽しんでるだけのくせに」
「で、僕はどうすればいいんですか、昔は楽しかったのに」と、穴を掘っていたいたずら者は困っています。*1
なんか結論も何もないのだけど
よく「Twitterはデマが流れてもすぐに訂正される」と言うじゃん。でもそれ、誰がやってると思ってるのよ。「誰か」がやってるんだよ。手間をかけて。デマが多いほど手間がかかるんだよ。じゃあ「嘘記事がデマとして拡散しにくいようにしよう」という改善要望は当然じゃないか。と思うが何かおかしい?
*1:inspired: http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/main.html の2012/5/16付 。なつかしいなこのURL。虚構新聞が独自ドメイン取る前には良く見かけた
2012-04-25
プロ野球監督の年俸
プロ野球開幕1ヶ月で、チームの明暗も少しずつ分かれてきた。せっかくなので12球団の監督の年俸を比べてみる。並びは現在の順位の順。金額は日刊スポーツ刊「2012年プロ野球選手写真名鑑」より。もちろん推定。
| チーム | 監督 | 年俸 |
|---|---|---|
| 北海道日本ハム | 栗山英樹 | 7000万 |
| 千葉ロッテ | 西村徳文 | 6000万 |
| 福岡ソフトバンク | 秋山幸二 | 10000万 |
| 東北楽天 | 星野仙一 | 15000万 |
| オリックス | 岡田彰布 | 10000万 |
| 埼玉西武 | 渡辺久信 | 8000万 |
| 中日 | 高木守道 | 10000万 |
| 東京ヤクルト | 小川淳司 | 7000万 |
| 阪神 | 和田豊 | 8000万 |
| 広島東洋 | 野村謙二郎 | 7000万 |
| 読売 | 原辰徳 | 22000万 |
| 横浜DeNA | 中畑清 | 10000万 |
ちなみに、去年から続けてやっている監督は全員年俸据え置きであった。選手とは違い、優勝しようが成績が悪かろうがあまり関係ないらしい(あるいは複数年契約のからみかな)。なお、昨年の最高年俸は落合博満の3億円。
各チームの戦力が不均衡なので監督の難易度も様々である。個人的には、もし中畑監督が横浜を最下位脱出させたら最優秀監督賞をあげたい。
よくわからないもの
西武の渡辺監督は、今年版の名鑑では年俸「8000万←8000万」と昨年据え置きになっているが、去年(2011年)の名鑑を見ると「5000万←5000万」となっていた。実は2011年の年俸は3000万円も高かった、ということだろうか、「推定」もあんまりあてにならない。
2012-04-16
君らもう少し趣味を持て
「趣味は野球です」もいいけどさ。以下、今年の阪神タイガースイヤーブック、「めざせ!レギュラー 若虎座談会」より抜粋。出席者はドラ1ルーキー伊藤隼太、ニセ藤川こと俊介(藤川俊介)、今後に期待の田上健一、同じく中谷将大の4人。
- 司会
- 野球以外の、人に負けない自慢というと…伊藤選手、すごいですよね(笑)。
- 伊藤
- いや、しょうもないことですよ。一応、円周率を下115ケタまで言えるっていうのが特技です。言っても分かんないですよね…?
- 俊介
- いいから言ってみ!(笑)
- 伊藤
- 言いますよ、3.141592…(全員爆笑、他の3人は無視して別の話を始める)
- 伊藤
- …3です。
- 俊介
- うわ、まだ言ってる!(笑)この特技は引かれるかも(一同爆笑)。
- 伊藤
- 今の反応が正しいでしょうね(笑)。
- 中谷
- 僕は特に…ないですね……ないです、ほんと。
- 田上
- 僕もないですねー。
- 俊介
- ぷよぷよ、あるやん!
- 田上
- (周りからゲームのことを言われて)えっ…自慢なるかな…?
- 中谷
- 微妙っすね(笑)。
- 田上
- 中谷もやりますよ。寮では二人で同じゲームしてて、それで因縁の対決してるんですよ(笑)。
- 中谷
- いい勝負です!負けられない戦いがあるんですよ!(笑)
- 田上
- 対戦成績は五分五分ぐらいです。
- 中谷
- いや、自分の方が勝ってますよ!そこだけは譲れません!(笑)
- 俊介
- 僕も何か言おうと考えたんですけどね、ないんですよね、それが(笑)、ほんとに。ないなあ、飽きやすいですね…野球は、ホントに楽しくやるんですけど
もうちょっといい趣味を持って下さいみなさん。
- 出版社/メーカー: 阪神タイガース
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2012-03-20
点灯しない?LED(高校入試問題の問題)
今年行われた兵庫県公立高校入試の理科の問題で、「設問の前提条件に誤りがあるのでは」との指摘があったのでいろいろ調べてみたという記事が本日の朝日地方版に掲載されていた。ネットには上がっていないようなので(有料版の方にあるのかな?)ちょっと要点をかいつまんでみる。(追記)→後日ネットにも上がりました。この記事の末尾参照
以下あらすじ
問題は「亜鉛と銅の板を酸性の水溶液につけて電気を起こし、LEDを点灯させた」という前提なのだが、「亜鉛と銅の起電力は1.1V。LEDを点灯させるには1.8V以上が必要だから、つかないのではないか?」という指摘が神大の先生からあった、ということで記者はあちこち聞いて回る。
- LEDを製造する大手メーカー
- 別の大手電機メーカーの研究者
- 「1.1Vでは目に見える形で発光しない」最低1.5Vは必要。
- では問題を作った県教委に取材。この装置で本当に点灯するかどうか確認した?
- じゃあその東芝広報室に聞いてみよう
- で、どうなの?最初に指摘を寄せた神大の西野友年准教授は
というわけで、結局「どうでもいい」という結果だったようだが、えらくあちこちに取材していろんな事実が分かってたいへん面白い記事であった。
前段がある
ちなみにこの記事を書いた記者は5日前にも同じ試験の出題ミスを指摘する記事を書いている。
朝日新聞デジタル:高校入試「理科に別の正解」 兵庫県教委、出題ミス否定 - 教育
こちらの記事は、経緯をひとしきり説明した後で「問題ない」という県教委に対してかなりきつい言葉で締めくくっている。なんか今日の記事はその続編といった感じだ。
中学生には事実上解けない問題を県教委は問うたことになり、明らかな出題ミスと言える。潔く認めて経緯を公表し、適切な措置を取るよう求めたい。
高校教育課によると、「0.01J(ジュール)」という解答以外に、塾通いなどで「学習が進んだ子供」(同課担当者)であれば、「0.035J」と答えることは「想定していた」という。それが事実ならば、なぜ、不適切な問題文を見直さず、放置したのだろうか。
この問題の真の正解は、「0.035J」である。それは県教委も認めている。「習った覚えはないのに、どう解けば……」と悩んだ受験生もいただろう。「中学校で学ばない部分は度外視して、答えてもらえばよかった」というのは詭弁(きべん)だ。
兵庫県の公立校入試は昨日合格発表だった。私の姪も無事合格した(おめでとう)。この問題が気になったかどうかは、わからない。気になったらノーベル賞だそうだが(笑)
(追記)ネットでも読める
朝日新聞デジタルにも記事が上がりました。




