数ヵ月前にテレビで「いのちの電話」の特集を見た。「いのちの電話の相談員」が不足しているという。有名人が自殺すると必ず「いのちの電話」を紹介する。自殺する人間は心を病んでいる場合が大半である。しかし心を病んでいるからと言って必ずしも自殺するとは限らない。つまり心を病んでいることは,自殺の必要条件ではないということだ。自殺は衝動的にするものではないだろうか。私の近所に自殺願望を口走るおばさん78歳がいる。このおばさんは、早くから「選択的夫婦別姓」を実践したり、朝日新聞の投書「声」に投書されて採用されたりして、「市民活動家」を気取っている。しかしこのおばさんは、現在78歳にして夫と別居している。生活…