ポリバケツブルー -番外編- このページをアンテナに追加 RSSフィード

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17.03.20(Mon)

人理修復していました

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年末にプレイしてる方々がものすごく盛り上がっていたので遅ればせながら参加しました。いやあ面白かった。スマホゲーでこんなに読ませるとは。

ちなみに私はアニメのFate/zeroのファンで、小説も途中まで読んでいたのですが多忙になり読めずじまいで他のFateには触ったことがないという感じでした。

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17.03.16(Thu)

真田丸最終話 「偃武」

| 真田丸最終話 「偃武」を含むブックマーク

真田丸最終回のサブタイトルは敢えて付けないので、視聴者が付けてくれというお話だったので、私は偃武と置きます。偃武*1とは武(器)を偃(ふ・伏)せて片付けるという意味。武力で解決する時代は終わり、武器と武士が不要になった、という意味です。大坂の陣終了後に徳川幕府は元号を元和と変え、軍事衝突が終わったことを示しました。これを元和偃武と言います。

戦国の勇ましさ、華々しさ、ままならなさ、辛さ、悲惨さ、体面を重視する矜持、人を騙す狡猾さ、その狡猾さを人に求める世情、人を平気で踏みつぶす強者、その強者への恨み……戦国の何もかもを信繁は引き受けて、幸村として死んでいきました。戦国の怨念と羨望の憑代となった幸村が死に、諸共黄泉へ旅立ったことでようやく天下は太平となった。幸村は天下のための人柱であった。

幸村は戦国の遺志の器であった。

後を継ぐことが決まっている嫡男とは違い、確固たる生きる目的を持たず、人質で故郷より余所にいる時間の方が長かった、根っこを持たない次男坊だからこそ人柱に、器になりえた。

そういう話だと、私は思いました。

なんだか、トミノアニメみたいです。そう考えると、幸村は「死人に引っ張られる」というやつです。

真田信繁が歴史の表舞台に立ったのは大坂冬の陣から夏の陣までの約8ヶ月間。当然、残った記録からはどういう人なのか良くわからないのですが、その良くわからないを強い個性を持たないと読み替え、だからこそ人の想いを受け入れていくことができる人と解釈したのはうまいなあと。

戦国時代の「器」なのです。幸村は。

いびきがうるさい正信

単なるギャグシーンのように思えましたがこれまで正信が居眠りしていたシーン、うるさくなかったので、あれは狸寝入りだったということがわかるシーンでもありますね。あと、正信は信之を信頼している。完全に徳川方の人間だと思っている。

十勇士登場!

ダメ田十勇士という真田丸パロディ企画があって、私は見よう見ようと思っていながら見れていなかったのですが*2、十勇士が十勇士ってすぐにわかりましたよ!

私は字幕付けて見ていますからね!←威張れない

昌幸パパのセリフが時々聞き取りづらいことがあって難儀したので、字幕を付けて見るようにしていたんですね。そしたら、話者名に(清海入道)って出て来たんでわお十勇士出て来てしまったわと思ったんです。

真田丸は「信繁」で行くから十勇士は出ないんだろうなと思っていたのですが、既に信繁(史実の存在)は幸村(講談=おはなしの存在)になっていますから十勇士も出るんですねー。

幸村「私は命が惜しい。だから明日も決して死なん。必ずここへ戻ってくる」

どこまで本気なのでしょう。ほんと本音を言わない主人公だ。

与左衛門

幸村「もっと早く気付くべきだった。お前は常にここで我らの策を耳にしていた」

遅すぎィ!

与左衛門「娘は太閤に手込めにされそれを苦に命を絶った。妻も一緒だ。以来わしはずっとここにいる。秀吉と大坂城がこの世から消え去るのをこの目で見るまで」

以前なんなら秀吉が秀吉だから滅びるみたいなこと書いたんですけどマジだった。

幸村「死ぬのは怖くないとか言ってるけどリアルに死ぬこと考えたことあるのかよ!」淀殿「うわーっ!」

うわーっってなるのわかってたよね幸村。で、自分が抱きしめれば落ち着くということも。

幸村「最後の策は千姫。望みを捨てなかった者にのみ道は開けるのです」

これ印象付けるために一回恐慌状態にさせたんだろうか……詐欺師とかの手口やでこれ。そしてその最後の策の千姫に幸村はどんな扱いをしたの? という。やっぱり最後まで他人の気持ちに無頓着な幸村だった。

幸村の「望みを捨てなかった者にのみ道は開けるのです」は本気なのかどうかのか、結局私には最終回まで判別がつきませんでした。多分本気じゃないだろうと思ってるんですけど、断じきれませんでした。

内記「戦国の世に義を貫き通し徳川家康と渡り合った真田左衛門佐幸村の名は日の本一の兵として語り継がれるに相違ございません」

幸村「どんな終わりを迎えてもか?」

内記「大事なのはいかに生きたかでございますゆえ」

死にざまは生きざまだと景勝も言うてたんやで。そこは胸を張ってもいいんやで幸村……。

内記「早蝉ですな」

蝉は7年間地中にあり、1週間だけ地上に出て騒ぎ立て力尽きる。なんとも幸村とかぶります。

きり「腐れ縁?」

ニッコニコやな。前夜いいことあったんやな。よかったんやな。腐れ縁。ほんとだね。

正純「これはいかがでしょう? 真田左衛門佐が我が陣に寝返ろうとしていると噂を流しましょう」

父親の策の単純な焼き直しですけど、効いちゃうんだよなあこれ。離間策はダメな組織にはよく効くの。ところで秀忠がすごく嫌そうな顔してたの気付いてます正純さん? 吊り天井が頭上に迫ってますよ?

勝永「秀頼公は?」

治長「お支度に手間取っておられるのだろう」

勝永「大蔵のばばあに止められているのではないか?」

幸村「それはないと思いたいが」

治長「とりあえずこれだけ先に運んでおいた。 秀頼公のご出馬がなくともこれがあればなんとか雑兵たちはごまかせる」

勝永「秀頼公がおられるように見せるのか」

幸村「味方を欺くのは最後に取っておこう。いま一度城に使いを出そう」

結局味方を欺くことになってそれが致命ポイントに繋がってしまう悲しさ。治長ちゃんと聞いてました?

勝永「左衛門佐。この戦勝てるぞ!」

幸村「私もそう思う」

幸村は嘘ついてるっぽいんだけど勝永はこれ本気だしマジで異常な大活躍をしているのですごい。

もう戦も終わりだからここで怪我とかしたくないよって士気が低い徳川方と後がない豊臣方の士気の差ですかねえ。

勝永「敵は30万。「しかしほとんどの兵はまことの戦を知らぬ。加えて大名同士のつながりも悪いと見た。あの陣形に落ち着くまでどれだけ時がかかったか」

それはそう、それはそうなんですけどそれそっくりそのまま自分達にも返ってくる話ですし。陣形の話は徳川方だけですが……

作兵衛「殿?! 殿?! 殿! 松平忠直勢が毛利様の御陣に鉄砲を撃ちかけた模様です! 毛利勢がそれに応じて撃ち返し!」

幸村「まだ早い!」

勝永「俺のいない間に!」

ほら。これが練度が低いってことですよ。というか勝永は自陣から幸村陣に来過ぎ! 明石掃部に続いて幸村好き過ぎるのか!

秀頼「今すぐ討って出る」

大蔵卿局「なりませぬ! 左衛門佐が徳川に内通しているという噂がございます。 左衛門佐の兄は徳川の大名。裏で通じていてもおかしくはございませぬ」

秀頼「その噂の真偽すぐに確かめよ!」

大事去る!

離間の計が通じる状況って、計略がなくてもすでに負けモードなんですよねえ……。

徳川方は本多佐渡が信之の隣でガチ寝するくらい真田を信頼しているのにさあ……。

毛利隊の異様な活躍

  • 本多忠朝(討取)
  • 小笠原秀政(討取)
  • 小笠原忠脩(討取)
  • 浅野長重(部隊撃破)
  • 秋田実季(部隊撃破)
  • 榊原康勝(部隊撃破)
  • 安藤直次(部隊撃破)
  • 六郷政乗(部隊撃破)
  • 仙石忠政(部隊撃破)
  • 諏訪忠恒(部隊撃破)
  • 松下重綱(部隊撃破)
  • 酒井家次(部隊撃破)
  • 本多忠純(部隊撃破)
  • 徳川家康(本陣突入)

なんだこれは。毛利さんだけこの戦勝てるとか言っていてもすみませんその通りですねと返事するしかない感じだ。しかしやられている部隊に諏訪とか小笠原とか信濃の人たちが目立つな。

  • 幸村「大助お前は手負いだし足手まといなんだよ」

こうでも言わないと大助は幸村の側を離れないし、そこにいると死にかねないんだよね。秀頼には出陣してもらいたいし、こういう物言いになる。大助は大助で何でこう言われているのかきっとわかっていて従う。

  • 三十郎「毛利勢がこちらへ押し寄せてまいります!」

信吉「迎撃はやめよう」

信政「いや! 我らで食い止めようぞ!」

信政「ダメだった」

茂誠「戦場では一人の勝手な振る舞いで多くの兵を失う事になる!」

信政「腹切る!」

信吉「いや、信政が体を張ったから大御所様に目を付けられないで済むし、ありがとうありがとう」

信吉・信政の反目も解消しそうであるし、真田の次代も安泰っぽく見えますね。今回が最終回って感じさせる表現ですね。なお信吉・信政の反目こそないものの他の問題が発生しまくって真田の家督を巡ってぐちゃぐちゃになる模様。

  • 幸村「小者に構うな! 行くぞ!」

三十郎「ああ〜! 源次郎様〜!」

付いてくるなって意味で幸村はわざわざ三十郎を小者って言ったんでしょうね。三十郎、滅茶苦茶付いて行きたかったんだろうなあ。でも何で幸村がこんなことを言うのかもきっときちんとわかってて、叫ぶしかない。三十郎を見る目が一瞬優しいんですよね。一瞬幸村から源次郎に戻ってるんですよね。

  • 大野治房「うら〜! うお〜! どりゃ〜!」

秀忠「うわ〜! うわ〜!」

治房最後までこんなセリフだけだった……。

秀忠もこういう時はさっと逃げれるのが強みですね。このあと役に立つし。

  • 家康「もういい! 切腹する!」

伊賀越えを思い出させるいい顔でした家康。

正純「大御所様! 大御所様をお連れ申せ!」

そうして家康をワッショイワッショイして連れて行ってしまう家臣がちゃんといるのが徳川の強みというところありますね。

  • 大野治長「チャンス。秀頼様出陣で畳み掛けるぜ。城へ戻る」

兵士「馬印はどうします?」

治長「当然持って帰るだろ」

真田丸の治長、通説に比べだいぶ株を上げていたのにここへ来てきちんと戦犯に立ち戻っていくスタイル! ここで秀吉のテーマがかかるのは趣味が悪くて最高。

与左衛門工作+与左衛門ファイヤー

なぜとどめを刺さなかった幸村! と思いますが、幸村は梅ちゃん殺されて家康恨んでるわけでしょ。与左衛門は秀吉に妻子を殺されたようなもので秀吉恨んでるわけで、同類ですよね。これはちょっと、非情になるのは難しいかも。

  • この最後の戦国武将は戦には流れが変わる瞬間がある事を体で知っていた。彼は決してそれを逃さない。

多分考え過ぎですけど、幸村は戦国時代の怨念を背負った何かであり人間ではないので、家康が最後の戦国武将です、みたいな話だと燃えます。

しかしなんで家康は枝を手に持ってとか萌えキャラっぽく隠れてるの。

  • *「殿様のお馬印が戻ってきた事で負け戦と思い込んだ雑兵どもが逃げ出しております!」

治長「なぜ持ってきた〜!」

馬印持ちが「お前が言ったんだろ!」とめっちゃ困惑してて笑えます。

味方を欺くのは最後にとっておけと幸村は言っていたんですがねえ。

  • 秀頼「まだ負けたわけではない! 出陣する!」

*「真田も毛利も苦戦してます!」

治長「どうやら流れが変わったようです……」

いや、その……お前のせい……。

大坂の陣メイン戦犯の風評を覆す活躍ぶりを見せながら結局戦犯の名を握って離さない大野修理

最初に出てきた時嫌な感じを漂わせていたのにだんだん物分かりが良い可哀想な中間管理職でも気概はあるよって感じで評判上がってたのに最後の最後でこれ。

  • 作兵衛戦闘続行スキルA

なんであれで死んでないの……。

  • 秀頼「討って出て死ぬわ」

淀殿「勝てとは言っておらぬ!生きよと言っておるのです。母に生き延びるための策があります。望みを捨てなかった者のみに道は開けるのです」

幸村がそう伝えたせいで最後の逆転チャンスめいたものが潰れてしまうの熱いですね。

  • 高梨内記最後の奮戦

一人しか通れない通路で奮戦するのって武田滅亡の天目山で奮戦した土屋昌恒みたいでかっこいいぜ。そしてパパの位牌大事に持っていたのね……。

  • 作兵衛の仁王立ち

戦より農業が性に合っていると言っていた作兵衛、畑で死す。作兵衛戦いながらも作物が植えてあるところを踏まないように畝を避けて足を置いているんですよね。

作兵衛「梅……すへ……」

  • きり「源次郎様……」

最期のかっこいい姿を見れてよかったねきりちゃん……。

  • 家康「何事?」

正純「真田でございます」

家康「またか!」

すごく嫌そうな顔家康笑う。

ここからの問答はイマジナリー空間かなあ。でなければ、幸村襲名までの史実編成の裏返しで最後は完全に講談編成に流したか。

  • 家康「俺を殺しても何にもなんないだろ!」幸村「知ってるよ!」

家康「戦で雌雄を決する世は終わった! おぬしのような戦でしか己の生きた証しを示せぬような手合いは生きていくところなどどこにもないわ!」

幸村「そのような事は百も承知! されど私はお前を討ち果たさねばならぬのだ! 我が父のため! 我が友のため! 先に死んでいった愛する者たちのために!」

そこで銃撃しようとする幸村を妨害するのが秀忠というのがもう最高によくできている脚本というか、最悪に性格が悪い脚本というか。

  • 家康「遅い!」

対して秀忠はニコニコ。前だったらふくれているところで、ばっちり成長している秀忠。

  • 観戦チームの伊達さんと上杉さん

なんで君たち一緒にいるんですかねえ……。

政宗「見事な戦いぶりよ」

景勝「武士と生まれたからにはあのように生きあのように死にたいものだ」

兼続「戦は終わり申した。戻りましょう」

景勝「源次郎。さらばじゃ!」

やっぱりお屋形泣いてた……。三谷さんがこの顔を見たいがために景勝はキャスティングされたという話です。

昌幸直伝の暗殺アタック

パパ上が大助に伝えた必殺喧嘩殺法がより凶悪になってここで出てくるとは。笑いました。佐助も何も言われてないのに幸村の意図を読んでてさすがのコンビだわ。

佐助55歳

脚本の三谷さんが55歳ですね。なんか色々これについて言ってる人もいましたけど、多分単に三谷さんの年齢なだけって遊び。

絶対にあきらめないと言っていたのになんで切腹するんだよ

ごもっともなんですけど幸村が首を取られたら「幸村の首ゲットです」→「よし、真田に兵を割く必要はもうないな。必要な局面に兵を集中しよう」となるので、どうせ戦力外で死ぬの確定なら殺されるよりひっそり死んでおいた方が味方に有利という。

だったら逃げればいいじゃんという話もありますが、真田丸では1話で野盗のたぐいを見せてきたわけで、ああいうのがいるから力尽きた状態ではやっぱり自裁しないと首を取られて徳川方に持ち込まれちゃうんですよね。

豊臣の勝ちを諦めないために自分は死ぬという作戦。作戦?

その頃のいろんな人々

幸村が激戦して力尽き死のうとしているのにいろんな人々の平和なこと! この戦争で勝って世の中をひっくり返そうなんて絶対無理って家康の言葉が裏付けられてるのでした。だからこそ幸村も切腹しようという時に笑ってるんだ。

切腹のプロ堺雅人

山南さんの時もナイスでしたし、切腹の演技がすごい人だ。

あのクソジジイ正信も領地では名領主

信之が隣にいて、大坂から火急の知らせと言われたらすごい気を遣ってる正信。信之はちゃんと察してるし。

戦国の器幸村の記憶はみんなの記憶に刻まれて、明日を担うべき人たちは前を向いて歩いていくんですねえ。

家族とさらっと別れちゃったよね幸村

信繁は「死人に引っ張られ」た人なので、生物的に死んで行った、政治的に死んで行った人たちへの思いが強すぎる人なので、家族ともさっくり別れられるし、このような終わりを迎えるのです。

別に信繁が薄情な奴と言いたいのではありません。むしろ死んで行った人への愛が深すぎるのでこうなったのです。

結局幸村の献策ってわりと微妙だった気がする

最後の策と言って千姫カード出してたんですけど前にその千姫が言ってたこと「聞かなかったことにしまーす」とか言ってるわけですよ幸村は。うまくいくはずないよね。その千姫カードを信じて燃える大坂城の隣の蔵でさ、夕暮れの薄暗さの中じーっと待ってる淀殿と秀頼と大助のシーンは身の毛がよだつほど不吉な感じでした。幸村主役の話だからって末路描いてくれないしさ。

これだけじゃない。豊臣の家の存続のためには結局大蔵卿局や有楽町が言ってることの方が正しかったのです。でも幸村は「諦めない」を旗印にドンドコ暗闇へ……。器用だから目の前のことへの対応はできるけど、大局は見えない。パパ上とおんなじ。いや、大局は見ないのかも。今にして考えると、1話の信繁の最初のセリフは「見つからなければいいことですぞー!」でした。でも結局見つかっていたし、希望的観測ばかりして最悪の事態を想定して動かない。捨が死にかけてる時には秀吉に良いことばっかり考えようぜって言ってたし、わりとそんな感じ。

真田丸全体を通して

真田丸は私が歴史創作に求める一番ナイスなところを突いてきてくれました。史実に忠実であるということ。すなわち、記録が残っているところはいじらないけど記録がないところはやりたいようにやる、というところ。このドラマの通りに事態が実際に進んでも、残る記録は実際に残っているものと同じになるだろうなあ、というやり方。歴史書の行間を埋めるといいますか。そこに近年の戦国時代の研究の最新の結果が乗ってきたのも素晴らしいです。最新の研究結果がお茶の間に届くとは。

そして最後はやっぱり講談のスター真田幸村の話なのだからと史実からは離れて最後はみっちり講談っぽく外連味たっぷりで見せてくれたのもよかった。まあ何もかもよかったのです。

真田信繁は残っている記録からはあまりどんな人なのか良くわかりません。そこを逆手にとって、確固たる自分がないからこそ人の考えを自分の中に取り込んでしまう人としたのはなるほどなあと。確固たる自分がないから小器用に動けますけど、やることやることが小手先になってしまうんですよねえ。そこのところが主人公はヒーローなんだけどスーパーマンにはしないという感じで好きでした。まあここの文章、好きがまず先にあってその理由を後付けしている感じもあります。それだけ好きだったんです。真田丸。ありがとう、真田丸。

*1:漢籍からの言葉。『書経』周書・武成篇に「王来自商、至于豊。乃偃武修文」とある。

*2:最終回の後見ました

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17.03.12(Sun)

子供が生まれてました

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ここ最近輪をかけてネットに不在気味でしたが、子供にかまけてました。生まれてました。

かわいい

子供が生まれたらかわいいんだろうなあとぼんやり考えていたのですが……。

想像をかなり超える勢いでかわいかったです。わしは脳をやられたもういけん……。奥さまと二人で「こりゃ親バカだね」「親バカで何か困るっけ」「困らないね」「じゃあ親バカでいいか」と、こういう始末。

たいへん

ミルクとおむつと泣き。胃袋が小さいので一気に摂取できないですから3時間おきぐらいにお腹がすいて泣く。泣いたら作っておいたミルクをあたためて……。

あとおむつがまずい感じになると泣く。交換しないといけない。その交換も色々あって。夜中のミルクは奥さまがあげてくれるので、私が出勤する時にはまだ奥さまは寝ています。なので出勤前におむつを換えてから出ようとするとおむつ外して新しいのに変えた瞬間なんかニュルニュル出てきたり。あーもうなんでこんな時に! って手いっぱいになっていると追いおしっこが来て泣ける。さっきまで泣いてたのになんかニコニコしてるし。てめーこの許す! かわいい!

でも最近は胃袋が強化されてきて私らが寝ている間は耐えきれるくらい空腹がもつようになりましたし、昼間は散々原因不明泣きするものの夜は泣かないのでひょっとしたら結構楽な部類なのかも知れません。大変なタイミングで私が家に居ないだけかも知れませんが……。

最近の悩みはミルク飲んだ後げっぷをなかなかしないところです。ミルクを飲んだ後げっぷをさせないと苦しいのか泣き出したりしますし、飲んだミルクを口からだらーっと流してくるのでダメです。でもなかなかげっぷしない。縦にしたり横にしたりして出させますが、出かける直前とかだと焦る焦る。余裕持ってやれよという話もありますがなかなかね……あと出勤の時はできるだけ奥さまを寝かせておきたいので飲ませるタイミングを後ろに倒したいんですよねえ。

奥さまがやさしい

子どもが生まれた後夫のことを顧みなくなる妻! みたいな話(こういうのとか→http://select.mamastar.jp/151002)をよく聞くのでうちは大丈夫だろうと思いながらもひそかに怯えていたのですがうちの場合はむしろ奥さまがやさしくなったのでちょうありがたいことです。育児にも頑張れます。

役に立ったアイテム

たいへんなところを助けてくれたアイテムを紹介します。大体は奥さまが調べたものです。

電気ケトル

ミルクを作ったり湯煎であたためる時にハイパー大活躍で、今回のMVPだと思います。なかったら死んでた。水入れてスイッチ入れたらものの3分くらいでお湯が沸いてる。3時間おきにミルクとといったら1日8回なわけで、8回もやかんでお湯を沸かしていたらと考えると面倒過ぎる。赤ちゃんが居なくても死ぬほど役に立つので電気ケトルは高くないですし買って損はしません! いつでもお茶やコーヒーが飲めますよ。

哺乳瓶消毒剤
Milton CP チャイルドプルーフ 60錠

Milton CP チャイルドプルーフ 60錠

新生児は免疫力がまだ低いので口に入るものには特に気をつけねばならず、昔は煮沸消毒をしていたそうなのですが電気ケトルがあってもそんなの無理面倒過ぎます。そこで消毒剤の登場。水に溶かしたものに哺乳瓶を漬けておけば消毒完了。すすがなくてもOK(ちょっとにおいがあるので、すすいでも良いですが)。この水は1日1回換えてあげれば良いだけという便利。有名な物には「ミルトン」というのがありますね。これは錠剤で持ち運びやすい・取り回しが楽なのがメリット。でも液体の物の方が安く買えると思います。うまく使い分けて。

次亜塩素酸水
次亜塩素酸 @クリア 2000ml

次亜塩素酸 @クリア 2000ml

新生児は免疫力がまだ低いので触る時に気をつけたりおむつ換えた後に手を洗ったけどさらに消毒したいなとかそういうことがありますよね。アルコールも良いんですけど冬場の強敵ノロウイルスにはアルコールが効かない……。

そこで登場するのがこの次亜塩素酸水(次亜塩素酸ナトリウムとは違うので注意!)。ノロにも効くし使った後拭き取ったりする必要もないという優れもの。何ならこれで口をゆすいでも良い安全性で新生児にも安心。ただ光に弱いので遮光の入れ物に入れて密閉しないと失活します。うちではこれをスプレーして消毒に使っています。

うちは上で紹介しているものを昨年末ごろから使っていますがまだなくなりません。コスパかなり良いです。

次亜塩素酸ナトリウムは名前は似ていまして実際仲間的な所があるんですがより強力なので同じように使ってはダメです。どうも哺乳瓶消毒剤が次亜塩素酸ナトリウムをかなり薄めたもののようですが。

ひんやりしないおふろマットR

おふろで体を洗う時はいつも赤ちゃん用とはいっても普通のおふろマットの小さいものを使っていたのですが暴れるし泣くしで困っていたところ奥さまが見つけ出したのがこれです。届いたら発泡スチロールでできていて「なにこれ……安っぽすぎる……」となったのですがこれがすぐれもの。赤ちゃんの形に添って作られているので暴れて転がらないし、このくぼみにお湯をためられるので温かいのがうれしいのかそもそも泣いて暴れなくなったのです(お湯をためた後お風呂に入れるのが遅くなってお湯が冷たくなっていた時は泣いたのでたぶん温度の問題)。このおかげでずっとお風呂入れるのが楽になりました。

まだまだ新米でイクメンを名乗ることもできないと思いますが頑張ります!

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16.12.28(Wed)

コミックマーケット91 1日目東エ23b 「ゾック神社分社」に委託します

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今回のコミケに私は出席できませんが、1日目(木)東エ23b 「ゾック神社分社」に飛行甲板プレイマットを委託します。

お品書き

【新作】日本海軍 正規空母大鳳(木甲板説) 飛行甲板プレイマット

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頒価:3000円

正規空母大鳳の飛行甲板をイメージしたプレイマットです。大鳳の飛行甲板は表面が木だったという説とラテックス仕上げになっていたという説があり、前回ははラテックス説を採りましたが、今回は木甲板説のものも用意しました。。カードゲームを遊ぶときなど、直にテーブルに置くと取りづらかったりするのでこういうのを敷くと吉です。裏面はゴムになっており滑らないようになっています。寸法は60cm×35cmです。空戦・海戦ゲームのお供にどうぞ。

日本海軍 正規空母大鳳(ラテックス甲板説) 飛行甲板プレイマット

f:id:rerasiu:20160807212718p:image

頒価:3000円

正規空母大鳳の飛行甲板・ラテックス説をイメージしたプレイマットです。寸法は60cm×35cmです。空戦・海戦ゲームのお供にどうぞ。

日本海軍 第五航空戦隊 正規空母瑞鶴(改装前) 飛行甲板プレイマット

頒価:3000円

今回の新作です。正規空母瑞鶴の飛行甲板をイメージしたプレイマットです。カードゲームを遊ぶときなど、直にテーブルに置くと取りづらかったりするのでこういうのを敷くと吉です。裏面はゴムになっており滑らないようになっています。寸法は60cm×35cmです。空戦・海戦のお供にどうぞ。特に『オン・ザ・フライトデッキ』に!

日本海軍 第一航空戦隊 正規空母赤城 飛行甲板プレイマット

頒価:3000円

正規空母赤城の飛行甲板をイメージしたプレイマットです。再版のご希望をいただいたため再生産しました。仕様は瑞鶴のものと同じです。


日本海軍 第一航空戦隊 正規空母加賀 飛行甲板プレイマット

頒価:3000円

正規空母加賀の飛行甲板をイメージしたプレイマットです。再版のご希望をいただいたため再生産しました。仕様は瑞鶴のものと同じです。

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16.12.17(Sat)

真田丸49話 「前夜」

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決戦前夜。最終回前夜。一年間楽しかった。このドラマが終わる前夜です。平清盛以来、全部の回を見ました(見る予定)。

五人衆崩壊!

幸村がレッド、又兵衛がブラック、勝永がブルー、盛親がイエロー、明石掃部がピンクになってるスーパー戦隊パロディコラが出回っていましたが、ぴったり合っていましたねえ。木村重成は追加戦士でシルバー、塙団右衛門はブラウンでお願いします。

この五人衆ともついにお別れです。死すべき定めの戦隊メンバーは幸村以外みんな今回死んでしまいました。最終回は幸村に集中ということですね……。

こう「道中無事で。はいお守り」

銭六文……。これ三途の川の渡し賃なんですけどね。いいのかな。

修造江「今度こそ豊臣の者たちに一泡吹かせてやって下さい! 勝てる勝てる絶対勝てる!」

「あと千が危ない目に遭う事はないって約束して」

秀忠「そうならぬよう祈っておれ」

江の覚悟が固まっておる……。前は淀殿の無事も気にしていたけどもはやその段階ではないと千姫のことだけ話題にしている。そして「祈れ」って言われたってことは「半分諦めていろ」ってことですけど、そこに文句も言わない程覚悟が固まっている。

で、秀忠は豊臣を滅ぼせるなら千姫が死んでも仕方ないって思ってるんだよねえ。豊臣を滅ぼしたいのは家康より余程秀忠の方よねえ。後で

「豊臣の血はこの戦で断ち切るのです! 父上は甘すぎる!」

「恐ろしい男に育ったのう」

というやり取りもありましたしねえ。

大蔵卿局「全ては豊臣家の御為。茶々様と秀頼公をお守りするのが私の役目。 言葉がきついのは性分です」

幸村「つまり我らは同じ方を向いているという事」

嘘をつけー幸村! と思ったけど、幸村は自分にも嘘ついてるかも知れないなあ。幸村は豊臣とかわりとどうでも良くて家康を殺したいが一番に来てるよね。

大蔵卿局「牢人は大っ嫌いじゃ」

あれっ……幸村は牢人カウントじゃないんですね。良く考えたら昔から大坂城にいるメンバーってもはや淀殿と大蔵卿局と幸村くらいなので、ちょっとは同志感あるんでしょうか。

団右衛門死す!

団右衛門、大名になるぜ目立つぜって気負っていたのに、雑兵のように目立たず死んでしまった。ままならない。

又兵衛死す!

本多正信「又兵衛に調略効くはずないけど、使者送るだけで意味あるんだよねー。はい又兵衛詰んだ」

怖過ぎ。

又兵衛は木村重成に「そーゆーの死亡フラグって言うの! どっちかが死ぬんだぜ」と言ったら二人とも死んでしまった。

又兵衛は独りで死ぬつもりだったのに、木村重成を巻き込んでしまった。ままならない。調略で心を乱されたら終わりだよ、と幸村に言われて、調略では又兵衛は動揺しなかったようだけど、木村重成が死ぬ気だったので、死なせたくないという気持ちで動揺してしまったようにも思えました。

重成死す!

せっかく髪と兜に香を焚きしめておいたのに泥の中で死んでしまった。ままならない。しかしウィザードは月代が似合っていましたねえ。実に爽やかなイケメン武士でした。

ちょうすがめさん敗走!

ちょうすがめさんは家臣思いなもので家臣を無事に逃がすために「もはやこれまで!」と言って自分を囮に家臣は逃げられるように動いたんですけどそんな性格ですから人望もあるもので結局家臣が囮になってしまった。ままならない。

淀殿「みんな団右衛門のように死ぬの?」

悪気があってもあんなに空気が悪くなるようにはなかなかできないぞ……。淀殿はとんでもねえ死神だった。

きり「お前がいると士気がダダ下がりだからあっち行きますよ!」

とんでもねえ不敬発言ですがきりは空気を解凍しようとしてわざとひどい言い回ししてますよね。ナイスだぞさすが生のヒロインだなきり……。

幸村「どうも作戦が漏れてるね」勝永「間者かー」

執拗に厨で作戦会議してるの、大角与左衛門に偽情報流してるのかなとも思ったんですけど、前回有楽斎追い出したあたりの動きがどうも変で与左衛門を泳がせてる感じがしなくって。

与八死す!

ええ……。与左衛門が怪しいから与八をつけてたんじゃなかったの……。ちょっとお粗末じゃないですかね幸村さん!

有楽町追い出した後、他に間者がいるという動きじゃなかったもんな……。

家康「秀頼公があそこにおっては徳川のためにならんのじゃ」

あの景勝の前でわざと徳川のためにならんとか突っ込み喰らうようなことを言った。突っ込んでほしかったんですね家康は。当時のことを知っている人間も少なくなって、自分に楯突く人も少なくなって。でも景勝なら言ってくれるかなあという希望。

そしてその期待に応える景勝。

大野修理「後藤又兵衛殿、討ち死に」

この時の秀頼の顔ときたらようやく自分の置かれた状況を認識したのか……という。幸村とかも秀頼に目隠ししてたようなものだ。

幸村「これでしまいかー! 徳川兵に真の武士は一人もおらんのかー!」

24話で政宗が自分の鬱屈を信繁に聞かせながら見せた剣の振るい方をして、政宗の前でこう言う幸村。

「政宗お前は自分のしたい戦いをしているのか? 俺はしているぞ!」という意味なんですかねえ。政宗も感ずるところがあった模様。だから幸村は政宗に家族を託す。

幸村「内記は足手まといだから城を出なさい。きりは残って」

内記ときりが目配せで伝え合うの良いね……。

政宗「君たち幸村の家族は私が責任をもって保護します。ずんだ餅食いねえ」

お梅がずんだ餅食べると満足気にうなずく伊達主従変だし大八にずんだ餅いらないといわれて動揺して「だいは……大八?」とかなっちゃう政宗全然よくわからない。

幸村「千姫はお前が連れて逃げてくれな」

きり「任務終わったら戻ってくるから」

きりには生き延びてもらうつもりだったんだろうと思いますけど、戻ってくるって言われてすごく情がわいてしまっていますね。そこで「お前は逃げて生きろ」も「一緒に死んでくれ」も言えないのほんと女の人に対してはダメだね……。


きり「十年遅い!」

なんだこれ。きりには以前「なんだこいつ」くらいに思っていたのに今回は良かったねという念しか湧いてこない……いや良くねえよ! 十年どころかもっと遅いよ信繁! 何やってたんだよ!

一年見続けて来たからこそ生じる感情でしょうかねこれは。

しかしでも何やってたんだよって、相性悪かったんだよ。こうでもないと抱きしめられないくらいに。そうかそれなら仕方ないな……。

源次郎さまのいない世に生きててもつまらないから」ってすごいよね。死ぬなとか言わなくて、もう全部飲みこんで納得して、幸村が死ぬものとして処理されている。思えば九度山脱出を企ててからきりはずっとこうだった。大坂城に入る時老人メイクしている時も、あきれながら目を輝かせていたもんね。

またこの時の有働アナのナレーションもすごく良かった。今わかっている範囲のことを断定せずに(できずに)述べているだけなんですけど、すごくしみじみする……。

「高梨内記の娘には諸説ある」とわざわざ言ったのはきり生存フラグかなあ。諸説あるんだから、この子に関しては好き勝手な結末を用意するよ、って。

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16.12.13(Tue)

曹操の人望力−三国志最強の男−

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三国志最強の男 曹操の人望力

三国志最強の男 曹操の人望力

うーん、加来耕三先生は好きなんですけど、この本はちょっといただけないかなあ……。三国志に数多いる英雄の中でなぜ曹操が抜きんでたのか? それは彼の「傲慢さ」(独自の意味が付加されたワードっぽい)ゆえ! という趣旨の本で、曹操自身の話とそれを取り巻く環境について解説していく本なのですが……。

なんか曹操のありようを歴史から学ぶビジネス本っぽくまとめようとするんですよ。その割に解説が詳細過ぎてビジネス目当ての人には付いていけなさそうというか……。で、歴史本として見るとビジネスめいてざっくりまとめ過ぎと言うか……。稀に正史演義が混じるのも良くありません。曹爽に曹操の傲慢さが遺伝しなかったと書くのもなんかおかしい*1ですし……。ちょっとこの本はおすすめできないですね。

*1:曹爽の家は少なくとも曹操の前の代に血が分かれた家ですし、そもそも血縁がない可能性もある

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16.12.10(Sat)

真田丸第48話 「引鉄」

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夜襲だ!

和睦だって言ってるのに何やってるんですかね?! もう真田丸はないし、ここで殴られたら終わりなのにどうしてこういうことを?! これくらいやっても家康は許してくれると思っているならもっと穏便な交渉もできたのでは?

暗殺計画やっぱり漏れてる

有楽町の後ろにやはり大角与左衛門が。

死亡フラグ折るきり

さすが生のヒロイン!

かぶり気味で断らなくてもと思いつつも、佐助の死亡フラグが折られてよかった。でも家康殺し成功フラグも一緒に折っちゃったのかなあ。

幸村「内通者有楽斎、出て行けーっ!」

有楽町の話を聞かずに徳川との交渉役の有楽斎を追い出してしまいましたが、これって片桐且元が追い出された時と同じだと気付いているんですかね……。

「命乞いなどせぬわ!」「ちと待て!」「斬るが良い!」「ちと待て!」

ちと笑った。

D

ところで、後から気づいたのですが有楽町のサインは「う」でしたね。いつも家康の手元に届いていた手紙のサインは「お」なので、やっぱりほかに内通者がいるんですね。

影武者徳川家康をたおした!

佐助のあの表情、刺した瞬間に影武者と気づいたんですかね。

幸村「家康が戦いをしたがってるんですよ! だからこっちも戦闘準備で牢人を手放さないの!」

まあ実際にそうなんですけどそれは大坂城が牢人を手放さないからであって、和睦を破って夜襲したり影武者を殺されても襲ってこないのですからどっちが戦いをしたいのかはうーん……。

大野修理「もうママ上の話は聞かないよ」

淀殿も「任せろ」と言ってしまったので大蔵卿局はゲームセット。でも本当にこれでよかったのでしょうか。幸村と大野修理は仕事しやすくなりましたが……。

大野修理「ママ上あーん」

ああ言ったのに修理はママ上とか大事にしているんだなあ、いい家族なんだなあ。と思ったのに!

大角与左衛門「妻も子も、とうに死んだ」

すごい顔してた。妻も子も秀吉に殺されていたりするのかな……それで内通を……。

幸村「四国への国替えのアイデアは戦勝の後に取っておきましょう!」

牢人さえ何とかすれば和睦無視して夜襲して、影武者暗殺されて何も言ってこない死ぬほどやさしい家康なんだから今すぐに言っても通りそうな気もするんですがね……取っておかなくても良さそうですよね……。

でも幸村は家康を色眼鏡で見ているからわからないのか……。

千姫「江戸に帰りたい」

幸村「お前は人質だし、聞かなかったことにする」

なんかこうもっと言い方はないものですかね……。

秀頼が「関東だけは勘弁」と言っていて、千姫は江戸に帰りたい。千姫の気持ちを知らないし知ろうともしない秀頼……。

三十郎「この先どうなるのです? 豊臣方はまだ戦うおつもりですか?」

幸村「さように大事な事を"敵方"のおぬしに明かせる訳があるまい」

三十郎「はっ? 哀しいなあ三十郎は!」

おどけてるけど本気で悲しんでるよね三十郎……忠犬すぎる……。

幸村「戻れるものなら上田に戻りたいものだが」

上田に帰れない、と幸村は思ってるんでしょうね。幸村も太平の世に居場所がないのかなあ。それを裏付けるのが信政の言葉。

信政「大助の父親は大御所様に逆らった大罪人です」

倒された大助が昌幸から習った嚙みつきからの小枝突き出しパンチしなくて良かった……。

そして信政は幸村が大罪人になる策を立てたのが父と知ったらどう思うのか。

揉め事がばれて咄嗟に「相撲です」と言えた信吉はなるほど治世向きだと思うし、真田は家族で結束って言ってる中一人で揉めてる信政は浮いててこのあと何かありそう。

勿論信吉の言ってることなんて親世代はお見通しで、三十郎はマジ切れしていましたね。あんなに怖い声出したの初めて。

幸村「野戦の経験あまりないの」

茂誠「そうなの! でもわしなんかより後藤又兵衛や毛利なにがしといったそれこそ歴戦の強者がおるではないか」「何が聞きたい?」

聞いてもらって嬉しそうな義兄上可愛い。

そして幸村が大将首! とか言ってる内にそれが何を意味しているのか、幸村が死ぬ気だと悟っていますね……。

せんのりきゅうのばじょうづつを てにいれた!

呪いの最強アイテムだこれ! 利休の業の茶、飲んでいたしなあ……。

毛利勝永「知ってるそれ馬上筒」

このために勝永は銃キャラだったのか……。

治房「ヒャッハー金だ銀だ米だ!」

治長なんかは太平の世になっても居場所があるだろうけど、牢人や治房なんかはたぶん居場所ないんですよね。そういう話、聚楽第の落書きの話の時出てきましたけど……。

幸村「優秀な兄持って大変だね。でも……」

幸村はこのままだと治房面倒なことになりそうだなあと思ったんでしょうけど言いたいことを言ってるだけで治房の気持ちとか全然気にしてない。だから治房も堀を掘り返したいとか自分の言いたいこと言ってくるし、どうして堀がなくても勝てるのかという話を説明しないのもダメ。

団右衛門「買うてきたぞー!」

やらかした! 詫び石は悪い文化!

この時点でも攻めてこない家康、マジで心が広いぜ。

治房パンチ!

仲の良い家族じゃないですかと思ってたらこれ! しかもさー牢人の処遇で対立しているはずの大蔵卿局と治房が反治長では結託してこれとか本当にろくでもない。

治長「身内の喧嘩だ……」

仲のいい家族でいようとするのは治長だけなのか。

治房「これから毎日堀を掘ろうぜ!」

幸村は「前回私の言うこと聞くって言いましたよね! なんで牢人の皆さんは無茶苦茶するの?!」と言いたいんでしょうけど幸村が治房にちゃんとケアしなかったのも悪いのよ!

あと策が洩れると大変だから牢人全体に今回の策を話すわけにも行かない。これが正面から行けない者の、策を使わないといけない者の弱点だ。

家康「牢人どもはわしが成敗してくれる! わしの手でやつらを滅ぼす!

家康の目標は豊臣じゃなくて牢人だったじゃないですか! 牢人が引鉄だった! 有楽町の言う通りだった!

兄上「幸村は死ぬ気だ!」

三十郎「マジで!?」

三十郎は幸村のことを信じ過ぎてて、幸村

そういうの気付けないのね……。義兄上は気付いていたのに。

昌幸「兵は塊ではない、一人ひとりだ」

有楽町の話を聞かずに追い出し、大蔵卿局の話を封殺して、大野治房に一方的に話をして、千姫に「お前の話は聞かなかったことにする」と言う。

一人ひとりの気持ちを踏みにじっている幸村。

先人の蹉跌から学ぶことができず、忠告も届かず、あるいは忠告が幸村を追い詰める!三成「家康に政治的に負けた……そうだ暗殺しよう!」→幸村「家康に政治的に負けた……そうだ暗殺しよう!」

氏政「この鉄壁の小田原城に籠城していればきっと伊達が……」→幸村「この鉄壁の大坂城に籠城していればきっと伊達や上杉が……」

千利休「人の心を……命を……金で操るは、業の深いことや」→幸村「牢人をおとなしくさせるために金銀を配りましょう」

三成「戦が始まる時はいつもこうだ。一度、動き出せばまるで暴れ牛のように前へ進んでいく。誰も止める事はできん」→幸村はブレーキをかけることができると思っていた→幸村「戦が起きる時は誰も止める事はできぬ」

昌幸「兵は塊ではない、一人ひとりだ」→自分の邪魔になるような相手には、一人ひとりの気持ちを汲まず踏みにじっていく*1

信尹「儂のようにはなるな」→信尹のように、生きるために望まぬ調略をしたりせず、自分のしたいように振る舞った

景勝「儂のようにはなるな」→景勝のように、生きるために義を捨てて下げたくない頭を下げ、長いものに巻かれないようにした

氏政「どうせなら天下を二分する戦いをしてみたかった」→幸村は今天下を二分する戦いをしている

秀吉「秀頼のこと頼む」→大坂城から離れない

茶々「私たちは同じ日に死ぬの」→大坂城から離れない

結局有楽町や大蔵卿局が正しかったのか?

結果論としてそうでしたが、彼らとて洞察力に優れていたわけではなく、彼らなりの色眼鏡と視界の狭さで状況を見て、最善と思う手を取ろうとしただけのことでしょう。幸村だって同じことはしていて、ちょっと家康への色眼鏡の具合が今回の状況にはよろしくなかっただけのことなんでしょう。

*1:ちょうすがめさんみたいな味方の気持ちは汲める

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