Hatena::ブログ(Diary)

USHINABE SQUARE〜クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味のブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-07-12 『白雲台・グランフロント大阪店』

『白雲台・グランフロント大阪店』

| 21:25 | 『白雲台・グランフロント大阪店』を含むブックマーク


先日、一人で焼肉を食べてきた。通称『一人焼肉』。一人で食べる焼肉は、孤独で空しく、寂しいものかもしれないが、他人に気を遣わなくて済むのが良い。すべての肉が全部自分のものであるのが嬉しい。また家族で行くと(子供が食べる分が意外にかかるようになってきた)、価格的にも大変なことになるので、最近は専ら一人で行っている。


一人焼肉』に向いた店は、あるにはあるが、そういう店よりも、みんながいかにも楽しく焼肉を食べている、という賑やかな店で、敢えて、一人で食べたい。「いかにもな焼肉店」は、肉を食べているというテンションが上がる。また、混雑していて、賑やかで、いかにもグループ向きの店でも、ランチをやっていたりすると、途端に敷居が下がる。そういう店を選んで最近は行っている。


私が先日行ったのは、『白雲台グランフロント大阪店』という店だった。鶴橋の本店には行ったことがあるが、グランフロント大阪の店舗は初めてだった。調べてみると、嬉しいことにお得なランチメニューがある。


鶴橋の本店の印象だが、この店は、安い店でなく、どちらかと言えば鶴橋でもやや高級路線の店だが、霜降りの肉とか、柔らかい肉とかを売りにする店ではない。『叙々苑』などとは違う。韓国風の豪快な焼肉を提供する店だ。肉は分厚く、タレも味付けがしっかりしていて、まるで韓国焼肉を食べていると錯覚する。


大阪の店は、『グランフロント大阪』の南館のレストランフロアにある。平日だったので、混雑していなかったが、カップル(ビールを飲んでいる)や、夫婦や(ビールを追加している)、肉を焼きながら水割を楽しんでいる年配の客が私の視界に入った。昼酒の嬉しさ、わかる。しかし私は風邪気味だったので、アルコールは控えた。


私はまずロースの130グラムの定食をメインに、追加で塩タンを注文した。ロース定食が1,400円、塩タンの単品が1,500円だった。定食と単品の価格が逆転しているが、ランチだとこういうことはよくある。しかし合わせて2,900円。夜であれば絶対にこの値段で焼肉は食べられない。


f:id:ushinabe1980:20170420111908j:image:w450


タレ。タレがなければ始まらない。焼肉とは、タレに始まり、タレに終わる。どんなに肉が素晴らしくても、タレが合わなければ、満足度が低い。タレとは相性で、高級店だから良いというものでもない。


f:id:ushinabe1980:20170420112619j:image:w450


定食なので、ナムルキムチなどが標準で付いてくる。キムチは辛いばかりでなく、酸味のある韓国風の味付けだ。


f:id:ushinabe1980:20170420112640j:image:w450


塩タン。これで1,500円は高くはない。座布団を思わせるような大きさ。その辺の油揚げみたいに無造作に皿に置かれているが、これは牛タンだ。『白雲台』は本店もそうだったが、塩タンがかなり良い。牛タン料理専門店にも負けていない。


f:id:ushinabe1980:20170420112723j:image:w450


続いて、定食のメインのロースが運ばれてくる。ロースのイメージではない。カルビは豪快。ロースは華麗。そういうイメージを持っていたが、これは何なのだろう。何とも豪快。塩タンが座布団なら、こちらはタイヤだ。タイヤが4本。丸まっていて、ロールキャベツみたいだ。


f:id:ushinabe1980:20170420114051j:image:w450


そして至福の時。ロースは広げると大きすぎるので、はさみで切って食べる。もともとタレに漬け込んであったものを、秘伝のタレに付けて食べる。定食なので御飯が標準で付いてくるので、ご飯にのせて食べる。肉はそれほど柔らかいものではないが、大きさといい、厚みといい、存在感抜群である。家では焼けないような厚みのある牛肉を、豪快に強火で炙る。この感じは、韓国の地元の人が集まるB級グルメ焼肉店で食べている感じだ。


巨大なロースをはさみでチョキチョキ切っていると、いま自分は焼肉を食べているのではなく、違う作業をしているように思えてくる。工作でもしているような気持ちで、手を動かし、口を動かす。しかしこれは、タレが好きな感じなので、満足度が高い。ご飯はおかわりも可能だが、私は一杯でやめておいた。それでも塩タンを別に注文した分、満腹になってしまった。


【白雲台グランフロント大阪店】

住所/大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館 7F

営業時間/11:00〜23:00

定休日/年中無休

桃りん桃りん 2017/07/13 12:13 久々の更新。孤独のグルメ編。しかも、また昼前に読んでしまいました。笑
ひとり飯も関心しますが、いろんな地域に出かけるのも凄いなぁといつも思っています。
都内とかだと、だいたい行く地域は決まってくるしもたまに初めてな地域に行っても、そこで食事を。とはなかなかならないです。
ふたつ疑問が、これは休日なお話でしょうか。そして、この至福のひとり焼肉はご家族には開示されているのでしうか。気になります。
さ、次は土用のうなぎなエントリーお待ちしてます。

ushinabe1980ushinabe1980 2017/07/13 18:03 桃りんさん、コメントありがとうございます。私は平日の休みが結構あるので、平日の話です。妻は仕事で子供も学校や保育園なので家にいても暇なのです。家族には告げていますが、羨ましがられるよりは、一人で焼肉なんかに行くということを珍しがられます。

2017-05-21 奈良国立博物館『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』

奈良国立博物館『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』

| 17:01 | 奈良国立博物館『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』を含むブックマーク


奈良国立博物館に、快慶の特別展『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』を観に行ってきた。


f:id:ushinabe1980:20170512095855j:image:w450


最近の仏像ブームもあり、さらに、人気の「快慶」なので、混雑を予想していたが、平日なので、無茶苦茶混んでいるというほどではなかった。一つ一つの展示を見るために並ぶようなことはなく、じっくり観ることができた。


f:id:ushinabe1980:20170512185918j:image:w450


「有名人」ならぬ、快慶作の「有名仏」である、醍醐寺の弥勒菩薩坐像、東大寺の僧形八幡神坐像、青蓮院の兜跋毘沙門天立像などが一堂に会し、非常に贅沢な展示内容だった。


ボストン美術館の弥勒菩薩立像などは、全身の彩色がまだ残っており、大変保存状態がよいものだった。これなどは、ボストンからはるばる運ばれてきたものなので、お寺に行って拝観するというわけにはいかず、こういう機会でもないと観られない。他にも、アメリカメトロポリタン美術館キンベル美術館の貴重な快慶コレクションが来日していた。


他の目玉としては、金剛峯寺の孔雀明王坐像がある。高野山でもいつも公開されているという訳ではない貴重で有り難い仏像だ。展示期間が終わっていたため(会期前半のみの公開)、観ることができなかった。しかしこの孔雀明王坐像は、私は一度高野山で観たことがあったので、諦めがついた。


石山寺の大日如来坐像は私が好きな仏像の一つだ。お寺で拝観し、思い出に残っている。初めて石山寺を訪れたときのことだ。石段を登ったところに多宝塔がある。多宝塔は、内部が見えるようになっていて、暗がりの中、さらに黒い仏像が見える。それが大日如来で、ゾッとするような不気味なオーラを持つ仏像だった。夢に出てきそうな異様な存在感だった。展覧会では、展示のために、王冠や装飾具が外されていた。その影響もあるのか、私が抱いていた印象よりも、素朴で、オーラが薄れているように感じた。芸術品として、素晴らしいことは素晴らしいが、仏像が持つ霊的な雰囲気は薄れていた。あの大日如来は、あの多宝塔の中に鎮座してこそ、という思いを抱いた。博物館では、こうやって芸術品として鑑賞しているが、本来は信仰の対象である。場所やお寺とセットで力を発揮するものなのかもしれない。そういえばお寺で拝観する仏像の前では無条件に手を合わせるが、確かに、博物館で観る仏像の前では合掌しないな、と思った。


他には快慶作ではないが、京都清水寺の奥院の本尊、三面千手観音が素晴らしかった。正面と左右に三面の顔、頭上にも小さな二十四面の顔が乗っている。無数の手には、小さな仏像が乗っていたり、花や、杖が握られている。骸骨が乗っている手があるのが独特だった。


まず、この仏像は、清水寺に行ったら拝観できるというものではない。奥院自体は清水寺の中にあるが、奥院の本尊である千手観音は開扉されていない。秘仏である。それも普通の秘仏ではなく、秘仏中の秘仏だ。なにしろ、公開された歴史を調べてみると、前回公開が2003年。最近のことだと思うかもしれないが、そのとき、243年ぶりの公開だったという。「なんちゃって秘仏」ではなく、「本物の秘仏」で、生きているうちに目にすることができたことが奇跡というレベルの秘仏で、それがこの展覧会で公開されていた。2003年に公開されて以後は、2008年の西国三十三ヵ所巡礼の展覧会なども観られてきたようだが、私は初めてだった。快慶作ではないが、快慶風のモダンな作風で、美しい仏像だった。そうした美しさ以上に、怨念めいたものが感じられた。人の目に触れてこなかった歳月の重みが滲み出ているのか、何とも凄みのある仏像だった。


そして事前の知識なしに来たのがまた良かった。圧倒され、いきなり殴られたような衝撃で、こういう素晴らしいものに予備知識なしに出会えたことが良かった。


展覧会の最後の印象は快慶以外のものになってしまったが、質も量も申し分のない、遡っても他にはこれほどのレベルの展覧会がなかなか思いつかないくらいの、素晴らしいものだった。快慶を中心とした仏教芸術を浴びるように堪能した。


f:id:ushinabe1980:20170512105239j:image:w450


特別展『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』

会期/平成29年4月8日(土)〜6月4日(日)

会場/奈良国立博物館 東新館・西新館

休館日/毎週月曜日

開館時間/午前9時30分〜午後5時

※毎週金・土曜日は午後7時まで※入館は閉館の30分前まで

観覧料金/一般 1,500円 高校・大学生 1,000円 小・中学生 500円


f:id:ushinabe1980:20170512110449j:image:w220 f:id:ushinabe1980:20170512112051j:image:w220

f:id:ushinabe1980:20170512112522j:image:w220 f:id:ushinabe1980:20170512113057j:image:w220

f:id:ushinabe1980:20170512113449j:image:w220 f:id:ushinabe1980:20170512115057j:image:w220


展覧会の後は、時間がまだ十分あったので、東大寺まで歩いた。特別展に、快慶のあの僧形八幡神坐像を出展した東大寺だと考えると、何度も訪れた東大寺が新鮮だった。東大寺からは展覧会に他に何点も仏像を出展していた。修学旅行のシーズンで、南大門の手前から、平日とは思えない混雑だった。ゴールデンウィークの新大阪駅みたいな混雑だった。そして運慶と快慶らによる金剛力士像。頼もしい大きさだった。この大きさでは博物館に入らないが、これも含めて快慶展であり、これらの像をもって、勝手に、自分なりに、快慶展のまとめとすれば、大変ふさわしいように感じられた。


私は東大寺の大仏殿から参道を歩き、三月堂のところを左に曲がって、二月堂まで歩いた。二月堂まで来ると、修学旅行の児童の姿は見えなくなって、地元の小学生が社会科の校外学習に来ているらしい、ローカルな風景があった。二月堂からさきほど自分がいた大仏殿を眺め、その後、戒壇堂まで歩いた。戒壇堂は、仏像好きの人しかまず訪れない。平日だろうが休日だろうが同じくらい空いている。しかし数人は必ず参拝客がいる。住まいも、性格もそれぞれ異なるだろうが、皆、仏像好きだ。私はそこで快慶の時代よりもずいぶん古い、奈良時代の四天王像を観て、その日のプランを終えることにした。そして近鉄奈良駅まで戻り、帰りの近鉄電車に乗った

桃りん桃りん 2017/05/22 12:11 関東に聞こえてくる奈良の評判は、宿屋が少ないとか飲食店が少ないとか、旅行者に優しくない街のイメージがあります。それでも阿修羅像の陳列状態が変わったとか、いろいろ復元されているとかも聞き、興味はそそられるのですが、大坂辺りを拠点とすれば日帰りツアーな感じなのでしょうか。

ushinabe1980ushinabe1980 2017/05/25 23:53 桃りんさん、コメントありがとうございます。宿泊施設は少ないかもしれません。それと名所が点在しているため、公共交通機関だけでは、なかなか効率的にまわることができません。反面、距離的には大したことがないので、車が便利です。しかし、奈良公園や興福寺、東大寺周辺だけなら近鉄難波駅から近鉄奈良駅まで40分弱なので大阪から十分に日帰りできます。大阪から電車に乗って近鉄奈良駅に着いて、興福寺のあたりまで歩くと、鹿、奈良公園の緑、興福寺の五重の塔という、とても奈良らしい風景に巡り会えます。

2017-05-14 休日にブルックナーを聴く

休日にブルックナーを聴く

| 23:46 | 休日にブルックナーを聴くを含むブックマーク


忙しい日が続くと、音楽を聴かずに終わる日が幾日も続くことがある。「ああ、今日は何も聴かなかったな」と自分で気付けばまだ良い方で、いつの間にか音楽を全然聴かなかった日が続いていた、ということが結構ある。


最近もそうで、ゴールデンウィークが始まる頃まで、しばらく音楽を聴いていなかった。連休が始まる前に、iPod touchを準備しているとき、「そういえば最近音楽を聴いていないな」と気付いた。


64ギガバイトのiPod touchに何を入れるか。意外に沢山入らない。何故か長い曲ばかり入れたくなってしまった。オペラブルックナーマーラー。何故か長い曲ばかり聴きたかった。限られた容量との兼ね合いで、私なりに結構、シビアな選択を迫られた。しばらく音楽を聴いていなかったので、できれば長い曲を聴きたかった。ブルックナーはどうか。ブルックナーが良いかもしれない。それも、長い8番。ブルックナーの8番の神聖音楽が、こうしたブランクを埋めるのに最も適した音楽であるように思えた。また、新幹線でブルックナーを聴いたら、最後まで絶対に聴き通せる。仕事とか、来客が来たとか、家に着いたとか、そういう理由で邪魔されることはない。聴くときが楽しみで仕方がなかった。


そしてそんなに楽しみにしていたにもかかわらず、当日、私は失敗してしまう。弁当を買ったり、お土産を選んだり、子供が迷子にならないように注意しているうちに、またゴールデンウィーク中の新大阪駅の大混雑にも疲れて、新幹線に乗り、座席に着いた時には、安堵の気持ちしかなかった。惰性でiPodの再生アイコンをタップする。「オペラでも聴こうか」と、疲労のために半分、放心状態で、私がその時にかけた曲はモーツァルトオペラドン・ジョバンニ』だった。3月ごろに村上春樹氏の『騎士団長殺し』にハマっていたので、iPodにそのまま入っていたのだ。



「今日はブルックナーを聴く」ということは、忘却の彼方にあった。しかし『ドン・ジョバンニ』が相当良かった。良かったのが幸いだった。大体、オペラを忙しい時に聴くことはできない。時間がある休日に、オペラの録音を余裕をもって聴くのは最高だ。私は時間がない時には、よく序曲集などで気を紛らわせている。序曲集はベスト盤みたいなものだが、全曲版は、序曲に続きがある。いわばオリジナルのアルバムで、一つの世界が描かれている。私は久しぶりに聴く『ドン・ジョバンニ』の、暗示的で不吉な序曲から、その世界に引き込まれた。緊張感に満ちた冒頭の騎士団長殺しのシーンから、有名な『カタログの歌』、誘惑の歌『お手をどうぞ』など、名曲揃いのモーツァルトオペラを味わう。が、無情にも、オペラの途中で、目的地に着く。『ドン・ジョバンニ』は2時間以上かかり、新幹線の時間では全然足りないのであった。


帰省の際にも色々なことがあったが、今回の帰省は、行きはブルックナーを聴くことを忘れた、帰りはブルックナーを聴くことを忘れなかった、そういう記憶として後々自分の中に残っていくかもしれない。


帰りはブルックナーを聴くことを忘れなかった。私はブルックナーの8番を選んだ。ブルックナー交響曲第8番は演奏時間が90分近い超大作で、内容的にも大変深い。聴く側にも「覚悟」が必要とされる曲だと思っている。こちらのコンディションもベストでないと、この曲の凄さを理解できない。また適当に聴いてしまっては申し訳ないような気持ちになる曲だ。



今回は、ヴァントがミュンヘン・フィルを振った2000年のライブ録音を選んだ。ヴァントのブルックナーの8番と言えば、2001年のベルリン・フィルのライブ録音の方が有名だが、あの演奏は今日は厳しすぎるように感じた。あの演奏はブルックナーの演奏の一つの頂点かもしれないが、マッチョで、強烈で、私はそういう気分でなかった。それと比べるとミュンヘン・フィルの方は、残響も多めにとられ、音色もやや古風で、それが温かみと柔らかさを感じる所以となっている。私は座席に座り、飲み物を飲んだりして少し過ごした後、iPod touchをカバンから取り出した。「B」のところまでスクロールさせていって、「Bruckner」を探す。そしてさらにスクロールさせていき「Bruckner-Wand」で、目的の曲でタップする。


第一楽章。やはりブルックナー音楽だ。鬱蒼とした雰囲気の冒頭。地の底から這い出るような低音。場違いなほど大きな音。ミステリアスで魅力的な旋律が顔を出してはすぐに消える。一つ一つが一見無関係なように見えて、背後に有機的なつながりを持ち、最終的に壮大な統一を果たすような、いかにもブルックナーらしい音楽だ。これからどのような展開を見せるのか。この時点では全貌を窺うことはできない。


第二楽章スケルツォ。9番のスケルツォほどではないが、冒頭、僅かに野蛮で、何となくグロテスクな旋律を持つ。クラシック音楽らしくないと言えば、クラシック音楽らしくない旋律で、中欧にもともと存在していたような古い音楽のような感じだ。その雰囲気を残したままノスタルジックで寂しげな旋律に展開していく。第三楽章を先取りしたかのような、泣かせる旋律が登場する。全体として、曲はまだ謎めいており、まだ氷山の一角にすぎない。続く第三楽章、第四楽章と、どれほど巨大で、どれほど素晴らしい音楽が展開していくのか。曲はスケルツォからトリオに展開し、穏やかな表情を見せたあと、最後はスケルツォに回帰する。


第三楽章。30分近い長大なアダージョ。穏やかな雰囲気だが、燃え上がるような部分もある。冗長なところは少しもない。緊張と弛緩が交互に支配する世界。長いアダージョ楽章を全く飽きもせず、固唾を飲んで聴き浸る。


第四楽章。フィナーレ。ブルックナーが書いた音楽の中で最も荘厳な曲ではないだろうか。堂々としていて、厳めしい。その威容はまるで大伽藍を思わせる。私はこの楽章を聴くと奈良の大寺院の伽藍を思い出す。均整が取れており、秩序立っている。古くて価値がある。人知を超えた何かがある。その柱は信念に基づいて作られている。続いて展開される主題は、第三楽章アダージョを思い出させるような、内省的な旋律である。冒頭の主題に雰囲気が似た、行進曲風の主題を経て、曲は中盤に入っていく。


私が参考にしている書籍では第4楽章について以下のように書かれている。


「この楽章のコーダは、第四番を想起させるような、コラールを中心とする雄大な構成を示していくが、やがて金管スケルツォのモティーフを繰り返し、終楽章ファンファーレも響き渡り、第一楽章の冒頭主題が明るい長調のかたちに変化し、アダージョの二度上下するモティーフもホルンのパートに現れて、この曲の主だった素材が一堂に会するかたちで結びとなる。」


作曲家 人と作品 ブルックナー (作曲家・人と作品)

作曲家 人と作品 ブルックナー (作曲家・人と作品)


コーダで、ヴァントは急がない。ミュンヘンフィルも憎らしいほど急がない。高い山の頂上をいよいよ窺うという時になって、最後の歩みがより慎重になるように、大事に、とても大事に登っていく。これは並のコンサートではない。まるで数年に一度の祭礼のようだ。


フィナーレの感動は言葉では言い表せない。人間は死ぬときに過去の思い出が走馬灯のように駆け巡るというが、過去の旋律が走馬灯のように脳裏を駆け巡っている。全4楽章全てを聴き終えた時にはじめてわかるこの感動。「終わった」後に、「わかった」感覚。全体を見通すことができた時に、個々の部分の意味が分かったような感覚。まるで宇宙の中で自分の位置を確かめたような感覚と言ったら大げさだろうか。昔この曲の素晴らしさに知った時とまったく同じことを再確認した。休みということもあって、集中して聴くことができたことが大きい。ブルックナーの8番を聴くために整えられたかのようなコンディションだった。


そして私は音に支配された世界から、静寂の世界に突然放り出される。この録音はライブなのだが、演奏が終わってから拍手が始まるまで、10秒以上のブランクがある。当日の観客も、この演奏に圧倒されていたのだ。最後の音が鳴って12秒後に、拍手が始まる。その拍手も最初は遠慮気味というか戸惑い気味で、徐々に盛り上がっていくが、どこか放心状態な観客の心理を物語っているようで、当日の会場の空気がわかる。


久しぶりに聴いたブルックナーはとても印象的だった。心が浄化されたような特別な感覚。それはブルックナーだけにしかない特別なものだ。


そして私がiPod touchの画面を消すと、まるで図ったように、もうまもなく新大阪に到着するというアナウンスが聞こえてきた。そして、ブルックナーの休日も終わろうとしていた。

palpal 2017/05/20 00:47 ずいぶん前の話ですがブルックナーの最初の印象はヨッフムの生演奏です。未だに7番のベストです。神がお許しになったらまた来ますと言って半年後に亡くなりました。
また妙高高原でドイツトウヒの林を見たとき、いきなり4番の2楽章が頭の中で聞こえてきました。残念ながら8番に深い印象はありませんが、音楽は経験や環境の影響が大きいようです。

ushinabe1980ushinabe1980 2017/05/20 19:38 palさん、コメントありがとうございます。ヨッフムと言えばブルックナーの伝説的な指揮者ですが私はCDで聴くばかりですので、その実演を聴かれたということで、とても羨ましく思います。4番も私は好きで、おっしゃるように、ドイツの森を思い起こさせる第二楽章はとても深遠で、いつも聴き浸っています。

palpal 2017/05/23 17:25 ブルックナーでさらに昔を思いだしました。昭和天皇崩御の当日朝、通勤の車ラジオで7番第二楽章が聞こえてきました。(FENのおかげで)とても厳かな気持ちになりました。
もう一つは渋谷で聴いたチェリビダッケの4番です。演奏は記憶にないのですが演奏後の指揮者の振る舞いが鮮やかでした。舞台袖に下がらず手の指図で全員を個人をさらにパートを立たせ座らせ、それは見事でした。

ushinabe1980ushinabe1980 2017/05/26 00:00 palさん、コメントありがとうございます。いつどんなシチュエーションで聴いたかということも、音楽自体と同じくらい、重要な要素ですね。まts、ご紹介いただいたエピソードは、チェリビダッケのカリスマ性を物語るもので、その場にいなければ見ることができない、CDで聴くだけでは絶対にわからない部分ですね。

2017-04-22 神戸元町 『洋食屋双平(SO-HEY)』

神戸元町 『洋食屋双平(SO-HEY)』

| 23:23 | 神戸元町 『洋食屋双平(SO-HEY)』を含むブックマーク


神戸の元町に行った時、『洋食屋双平(SO-HEY)』に行った。有名なお店で、以前から行きたいと思っており、幾度となくこの周辺を通ったことがあるのに、不思議と今まで行く機会がなかった。


f:id:ushinabe1980:20170214105152j:image:w450


洋食屋双平(SO-HEY)』は、神戸元町中華街南京町のメインストリートから一本入ったところにある。南京町の中心部は中華料理店や中国雑貨店ばかりだが、一本横道に入ると、西洋風のオシャレなカフェやセレクトショップがある。歩いていてとても楽しいエリアだ。


f:id:ushinabe1980:20170214105716j:image:w450


その日私は購入したてのカメラを首からぶら下げていた。南京町中華街を歩いていると、まるで自分が今日の午前の便で北京に到着して、ホテルにチェックインしたあと、いよいよ町に繰り出した旅行者みたいだと錯覚する。そんなオリエンタルなムード満点の中華街を散策し、路地に入ったところで店を見つける。


f:id:ushinabe1980:20170214112026j:image:w450


開店直後の11時過ぎで既にカウンターには二人、先客があった。カウンターメインで7席くらいのこじんまりとした店だ。見かけは「ジモトのこじんまりとした喫茶店」で、常連客に心地の良さそうな雰囲気である。カウンター越しの厨房側の壁の棚にはミニカーやモデルガン、クラシカルなフィルムカメラなどが置かれている。趣味の店、という感じだ。雑貨屋、喫茶店でこういう雰囲気は多いのかもしれないが、洋食店では珍しい。


こちらの店の名物は、ドビーライスとミンチカツだ。ドビーライスとはデミグラスベースのソースがかかった、この店のオリジナルメニューらしい。今回の私の目的はミンチカツだった。


私はミンチカツ2個とエビフライがセットになっている、ミックス定食を注文した。900円と書かれていた。神戸の有名洋食店であるのに、この価格は安い。


お店はご主人と奥さんで経営されている。奥さんが生野菜マカロニサラダの盛り付けや、ご飯の準備を行っている。


ミンチカツって、あまり店で食べるイメージがない。コロッケは買うが、ミンチカツはあまり買わない。しかし昔を思い出してみると、子供の頃にはよく食べていた食べ物で、近所の肉屋でコロッケと一緒の売られていたり、スーパーのお惣菜として売られているものを家族が買ってきて家で食べていた。また家でトンカツを揚げるときには、一緒にミンチカツが食卓に上っていたことを思い出した。私の故郷では「ミンチカツ」ではなく、「メンチカツ」あるいは短縮して「メンチ」と呼んでいた。日本の東の方では「メンチ」、西の方では「ミンチ」と呼ぶのだろうか。そういえば最近、ミンチカツを食べたのはいつだろう。いつ以来だろうか。私はスマートフォンをカバンの中に入れたまま、本も開かず、御主人の趣味の世界が広がっている壁の棚を見つめながら、そんなことを考えていた。


カウンターの上に、これから準備する客の数の皿が並べられ、すでにサラダが盛り付けられている。ご主人はフライを揚げ、揚がったものからザクッと包丁で切り、皿にのせる。そしてソースをたっぷりかけて、すぐに提供される。同時に、奥さんがご飯を用意してくれる。先客の2人の分の定食が先に提供される。ミンチカツだけのセットを注文していたようだった。値段は調べなかったが、エビフライ入りの私が注文したものよりも安いはずだ。900円より安いとすれば、700円くらいだろうか。それなら毎日通って食べられるだろう。こういう店が会社の近くにあるのであれば、とても羨ましい。


続いて私の分が目の前に置かれた。


f:id:ushinabe1980:20170214110723j:image:w450


洋食屋双平(SO-HEY)』のミンチカツは、揚げたてなので、熱々で美味しい。衣は重くなく、カラッと揚がっている。中身はたっぷりのミンチ肉だ。粗挽きで、細かく刻んだタマネギが入っている。そのまま焼けばハンバーグにでもなりそうなミンチ肉だ。ハンバーグなら割とどこでも食べられるが、ミンチカツとなるとそうはいかない。ミンチカツを名物にしている店は意外に少ない。だから、これは店で食べる価値がある。ソースは、長時間煮込んだと思われる、少し苦みが感じられる濃厚なドミグラスソースだ。たっぷりかかっているのが嬉しい。


エビフライも良かった。ぎゅっと身の詰まった、なかなかのエビだった。


それと、私はたっぷりのサラダも嬉しかった。ファミレスやチェーンのレストランではこうはいかない。野菜は高いが、それを出す必要がある。これくらいのメインにはこれくらいの野菜がいる。しっかりと野菜を提供する、サービス満点な店なのだった。そういうポリシーの店は良い店であるはずだ。


そろそろ食べ終わるころに、次の客がドアを開ける。「四人なんですけど家族行けますか。」という声が聞こえ、ベビーカーにのせた小さな子供が見える。「奥のテーブルにどうぞ。」とご主人が答える。気付かなかったが、奥にテーブルが見えた。小さな子はカウンターだと厳しそうだが、あのテーブル席なら家族でも食べられそうだ。


f:id:ushinabe1980:20170214112056j:image:w450


私は一人の食事を終えた。味もよく、雰囲気も良く、感じも良い店だった。その日はまだ午前中が終わったばかり。時間はたっぷりあった。南京町を歩きながら、頭の中で、これから神戸のどこに向かおうか計画を立てていた。


洋食屋双平(SO-HEY)】

住所/兵庫県神戸市中央区栄町通2-9-4川泰ビル1F

営業時間/11:00〜17:30(L.O.17:00)

定休日/水曜

桃りん桃りん 2017/04/24 12:16 また、昼前に読んでしまいました・・・。
神戸は2度くらいしか。しかも震災前に。
カメラぶらさげ、良いですね〜。
しかし、本当に洋食好きの一人飯好きですねぇ。

横浜ECHO横浜ECHO 2017/04/28 02:05 初めまして。USHINABEさんのブログを楽しみに拝見させて頂くようになってから5年近くになります。このブログがきっかけで頻繁にコンサートに通い、CDも買い求めて色々と聴いてみるようになりました。感謝!感謝!です。食道楽の方も趣味が一致するようで、そちらも楽しみにしております。有り難うございます。

ushinabe1980ushinabe1980 2017/05/03 20:13 桃りんさん、コメントありがとうございます。昔からハンバーグなど洋食が好きでしたが、いくつになっても洋食が好きで困ったものです。いつかあっさりしたものが好きになる日が来るのでしょうか。

ushinabe1980ushinabe1980 2017/05/03 20:24 横浜ECHOさん、はじめまして。5年もお読みいただいているのですね。ありがとうございます。コンサートにも行かれているのですね。生の演奏会は、CDで聴くのと全然違いますよね。印象的なコンサートに出会われましたか。私は最近は夜や土日に時間が取れず、コンサートには何年も行っていませんが、またいつか行ける日を楽しみにしています。

2017-04-05 醍醐寺の桜

醍醐寺の桜

| 00:06 | 醍醐寺の桜を含むブックマーク


醍醐寺に桜を見に行ってきた。


例年、4月にはどこか桜を見に行っているはずだが、見頃でなかったり、行った場所がそもそも桜の数がそれほど多くなかったりして、「春に桜を見に行った」という印象がここ最近あまり残っていない。思い出してみると、何年か前に根来寺と粉河寺に行ったのを覚えているのと、さらにそれより数年前に上賀茂神社で桜を見に行ったこと、同じくらいの頃に吉野に行ったことが記憶に残っているくらいだ。一昨年、去年と、どんな桜を見たのか覚えていない。


今年は桜をしっかり見たい。それも圧倒的な桜。圧倒的な桜を見たい。今、どこに行けば圧倒的な桜が見られるのか。吉野はまだ早いだろう。私はピーンときた。醍醐寺だ。「醍醐の花見」で知られる通り、豊臣秀吉が花見の一大イベントをやったくらいのところなのだ。圧倒的に決まっている。


京都洛南にある醍醐寺は、西国三十三ヶ所の札所でもあり、素晴らしい仏像を擁する古刹だ。三宝院の庭園も素晴らしいし、霊宝館も見ごたえがある。私が醍醐寺を訪れるのは4回目となるが、桜の季節は初めてだった。


醍醐寺への経路は色々あるが、とりあえず家を出て、大阪からJRに乗り、山科駅で降りる。山科駅あたりからすでに目立つのが醍醐の桜目当ての行楽客だ。普段の山科駅とは思えないくらいの混雑だ。私は最近あまり人が大勢いる行楽地に出かけることがないので、既に圧倒されている。


バスはお寺のすぐ近くまで行けるが、京都市営地下鉄醍醐まで乗る。醍醐駅で大量の人が降りる。まるで地下鉄梅田駅難波駅みたいに大量に人が降りる。今日は日曜日だったかなと錯覚する。平日の午前である。


醍醐駅からは京都らしくない、現代的できれいに舗装された団地のなかの道を歩いて15分くらいで醍醐寺の総門が見えてくる。駅を降りて道に迷うことはない。醍醐寺への参道は、祭りに向かう列のように、人の波が出来ている。


f:id:ushinabe1980:20170405114637j:image:w450


総門を抜けて境内に入ると、まるで別世界だ。桜の馬場と呼ばれる参道は、右を見渡しても桜。左を向いても桜。上を見上げると桜。という訳で桜に圧倒される。こんなにも贅沢な場所があったのか。


私は1,500円支払って拝観券を買い(拝観券を買い求める列ができている)、歩き出す。左手に三宝院、右手に霊宝館があるが、ひとまず置いておいて、まずは伽藍に向かう。桜の馬場を歩き、仁王門を抜けて、伽藍に足を踏み入れる。


f:id:ushinabe1980:20170405115748j:image:w450


金堂を横手の桜越しに撮影する。金堂には、醍醐寺の本尊である薬師如来像が鎮座している。


f:id:ushinabe1980:20170405115541j:image:w450


醍醐寺五重塔京都最古のもの。高さ38メートルで、同じ京都の東寺や法観寺のものよりも低い。「醍醐寺に五重の塔があったんや〜」と近くの人が話す声が聞こえる。五重塔と言えば、興福寺や東寺は有名だが、醍醐寺五重塔はあまり有名でないのかもしれない。しかし千年以上昔に出来た京都でも最も古い建物の一つだ。


「桜酔い」という表現をしたくなるくらい、境内は桜に満ちている。不動堂、祖師、観音堂など伽藍を歩き、仁王門まで戻って来る。観音堂では、御朱印の列が凄まじかった。お堂の中の納経所から堂内を縦断し、入り口のスロープ付近まで行列が伸びている。平日でこれだったら、土日はどうなるのだろうか。


そして私は最初はスルーした三宝院の門を抜ける。ものすごい人だかりである。日曜日のヨドバシカメラみたいな状態になっている。多くの人の目当ては、ある一つの桜である。


f:id:ushinabe1980:20170405124020j:image:w450


三宝院の前庭にある枝垂れ桜。別名、「太閤枝垂れ桜」。太閤秀吉が愛したという桜というイメージが脳裏に浮かぶ。


f:id:ushinabe1980:20170405124119j:image:w450


スーパースター級の桜。歴史的な桜。


f:id:ushinabe1980:20170405124648j:image:w450


三宝院の庭園。桃山時代風の庭園であり、「醍醐の花見」に際して、豊臣秀吉が自ら設計をした庭だと伝えられている。私はこの庭園が大変好きだ。


f:id:ushinabe1980:20170405125157j:image:w450


f:id:ushinabe1980:20170405125250j:image:w450


庭園の拝観を終え、再び「太閤枝垂れ桜」を目に焼き付ける。


もうかなりの桜を見たはずだった。一生分くらいの桜を見たかもしれない。しかしそれで終わらないのが醍醐寺であった。霊宝館をまだ見ていなかったので、霊宝館の方に向かう。私は霊宝館の仏像のファンなので、最後に取っておいたのだった。仏像は素晴らしかった。しかし桜が圧倒的だった。


f:id:ushinabe1980:20170405125737j:image:w450


霊宝館の敷地に足を踏み入れると、すぐに視界に入って来る枝垂桜。見事だった。しかしこれだけで終わらない。それはまだ序章だった。


f:id:ushinabe1980:20170405130705j:image:w450


醍醐寺の境内でも有名な通称「醍醐深雪桜」。「太閤枝垂れ桜」と並ぶツートップの「有名桜」だ。


f:id:ushinabe1980:20170405131724j:image:w450


f:id:ushinabe1980:20170405131756j:image:w450


霊宝館の背面の散策路にも素晴らしい桜が控えている。醍醐寺は本当にすごい。


f:id:ushinabe1980:20170405132032j:image:w450


醍醐寺の桜は、ソメイヨシノ、枝垂桜、山桜、八重桜など沢山の種類の桜が、それぞれ違った頃に見頃を迎えるので、3週間も楽しめるという。これほど桜を一度に見たのは初めてだ。圧倒され、目が回りそうだった。しかしそういう体験をしたくて、わざわざ電車を乗り継いで、醍醐まで来たのだった。充実した一日だった。


醍醐寺の桜は、プロ野球に例えるなら、オールスターだ。お祭りでありながら、レベルも高い。これは人が集まるわけだ。日本全国、いや世界中からこの桜を見るために醍醐寺に集結しているのだ。醍醐寺の桜は圧倒的だった。

roxanaroxana 2017/04/07 17:47 ushinabeさん、こんにちは。長らくご無沙汰しておりました。醍醐寺の桜といえば奥村土牛の絵が有名ですね。土牛が描いた桜は甘美で儚いイメージですが、お写真の桜は生命力あふれる圧巻の美しさですね。夜桜もさぞかし美しいことでしょうね。あれだけの桜であれば少々無理をしてでも満開に合わせて出かける価値があると思います。
私は先週末に水戸へ行ってきました。寒の戻りの影響で偕楽園の桜はまだ咲いていませんでしたが、東山魁夷の特別展(奈良の唐招提寺の障壁画)を観ることができて満足いたしました。

ushinabe1980ushinabe1980 2017/04/09 11:43 roxanaさん、こんにちは。お元気ですか。醍醐の桜、人が集まるわけだ、と思いました。こういう混雑するところは普段避けていますが、行ってみて、良かったです。京都の春を満喫してきました。
水戸に行かれたんですね。偕楽園に、東山魁夷展、素敵な旅をされていますね。以前、東山魁夷は長野の美術館でじっくり観て、さっそく画集を買い求めたくらい好きな日本画家です。日本画って良いですよね。