Alain Resnais(1922-) 映画監督 1922年フランス・ブルターニュ生まれ。
1955年のアウシュヴィッツ収容所を題材にした短編「夜と霧」で名を知られるようになる。1959年の初の長編「二十四時間の情事」が世界的に反響を呼び、以後「去年マリエンバートで」、「ミュリエル」などを発表、ヌーヴェル・ヴァーグ時代の“セーヌ左岸派”の代表と言われた。
新しい視点を得るために旅に出る。 異郷の地に立つとき、この気候、この習慣、この文化で、何が美しいとされてきたのか...わたしはそれを体験する。 何度も訪れた土地でも、行くたびに世界への別の入口が見つかる。 知らないということさえ知らなかったものに出会うときにも、すでに頭の中にある映像を現実に投影して確かめるときにも、旅には同じ種類の喜びがある。 今回のミュンヘンも、そういう旅だ。テーマは、アラン・レネの『去年マリエンバードで』。 もちろん。 十代の頃に取り憑かれて以来、これは物語を楽しむというより「映画という媒体で何ができるのか」を実験した作品だと、ずっと思ってきた。 チェコのマリエンバードに…
★★☆☆☆ あらすじ 政財界の大物たちに賄賂を贈り、怪しい商売で優雅な生活を送る男、セルジュ・アレクサンドル・スタヴィスキー。 www.youtube.com 1933年にフランスで発生した「スタヴィスキー事件」を題材にした物語。ジャン=ポール・ベルモンド主演。フランス映画。118分。 スタヴィスキー事件 - Wikipedia 感想 怪しい事業を手掛ける男が主人公だ。だが前半は彼が何をやっているのか、物語がどこに向かっているのかがさっぱり分からず、かなりつらかった。この映画はフランスの疑獄事件「スタヴィスキー事件」を題材にしており、それに関する知識が自分に皆無だったのが原因だ。 しかも、ソ連…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ジュ・テーム、ジュ・テーム」(1968)です。 クロード(クロード・リッチ)は自殺未遂で入院、身体が回復し病院を出た処で、二人の男に呼び止められた。二人は彼に時間旅行実験に参加して欲しいと依頼する。クロードは特に断る理由もなかったので、了承し彼らと共にクレスペル研究所へ向かった。そこで、彼は1年前の過去に1分間だけ留まり帰ってくる実験だと言われ参加するのだが… 物凄く個性的な監督アラン・レネ、個人的には苦手な監督ですがあの「薔薇のスタビスキー」は大変好きで、且この作品はSF、タイムマシンが登場するというので楽しみ…
人は真実を記憶しているのだろうか。いや、真実とは何かを先に考えた方がよいのかもしれない。起きた事実には解釈が伴うし、それによって事象の性質が異なってくる。記憶とは、その解釈を経た結果として残るものだ。 相手に何かしらの解釈をさせようと誘導することもできるし、そのことはカードゲームのプロットが示している。それほどに記憶というものはあやふやで、実体を伴わないものだ。量子論的な考え方でも、観察者によって事実は変化する。もっと言うと、観察者がいなければ事象は起き得ない。 演劇空間の中で展開することが、この物語の特異性を際立てる。始まりが、とあるホテルで上演されている演劇の場面で、本編の展開も話者以外が…
ネタバレしています。disっているかも。 角川シネマ有楽町にて鑑賞 存在は昔から何かで知っていて観たいなと思っていた映画で、今回本邦初公開ということで観に行ってきました。 タイムリープを扱うということで一応SF映画に該当するでしょうか。あまりSF要素はないというか、タイムリープしている主人公を追い掛けている映画なのであまり要素はないというのもおかしなお話ですが、SFであるということを感じさせないような作りになっているかなと思いました。 想像していたような映画ではなかったと言いますか、難解、難読(わざとでしょうけど)な映画で、当時のフランスの社会背景とかをある程度知っていたり、頭をフル回転させて…
アラン・レネ監督のタイムトラベルラブストーリー『ジュ・テーム、ジュ・テーム 𝖩𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾, 𝗃𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾』予告編到着 | CINRA 「タイムマシンに乗って一年前の世界へ──。『ジュ・テーム、ジュ・テーム』は、ミシェル・ゴンドリー監督が<記憶除去手術>を受けるカップルを描いた『エターナル・サンシャイン』をつくる際、大いに影響を受けたと公言。」 𝖩𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾, 𝗃𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾 𝟤.𝟤𝟪 𝖱𝗈𝖺𝖽𝗌𝗁𝗈𝗐 公式サイト タイムマシンで一年前の世界へ───永遠に失ったきみが、そこにいた。 巨匠アラン・レネがおくるタイムトラベル・ラブストーリー
東京日仏学院エスパス・イマージュにて『ヒロシマモナムール』をめぐって 第2部:上映 『ヒロシマモナムール』+シンポジウム 登壇者:草野なつか(映画監督)、港千尋(写真家、映像人類学)、斉藤綾子(映画研究者)、筒井武文(映画監督、東京芸術大学大学院教授)(敬称略) 第1部にご登壇された マリー=クリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルさん(チーフキュレーター)のお話も交えて。【錚々たるメンバーらしいけれど、映画業界に詳しくないのでどなたもわからなかった私💦】 あまりにも濃いシンポジウムに頭がパンパンです。頭に入れた情報が多すぎて多分たくさん溢れだからレポートムリ(笑)そもそも筆記用具忘れてメモを取らなか…
銀座メゾンエルメスのLe Studioにてフランスの巨匠アラン・レネ監督の映画『人生は小説なり/La vie est un roman』(1983)。 メゾンエルメス2024年のテーマはフォーブルの魂:幸福の三つの理論。にしてもマニアック! 『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』(1959)『夜と霧』(1955)『去年マリエンバートで 』(1961)のアラン・レネ Alain Resnais(この3作はアラン・ロブ=グリエ作)作品なので、発売日に席を予約したわけです。 映画、カラーです!アラン・レネはモノクロしか観たことなかった私。 3つの物語が複雑に交差する未完結の舞台の中に飲み込まれ…
★この記事を読むと、「アラン・レネ」監督による1961年のフランス映画『去年マリエンバートで』が観たくなります。 ★詳細はこちら→『去年マリエンバートで - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『アラン・レネ - Wikipedia』 リンク Amazon Prime Video(動画配信サービス)はコチラ→『去年マリエンバートで(字幕版)』 【あらすじ】 『去年マリエンバートで』では、一人の男が豪華なバロック様式のホテルで開かれた社交パーティーで、一人の女性に近づきます。男は、彼らが一年前に同じ場所で会い、恋に落ちたと主張しますが、女性はその出来事を覚えていないと反論します。物語は、男が女…
引用元:Yahoo!映画 1961年のフランス・イタリア合作 タイトルだけはずっと前から知っていたけれど、ようやく観ることができた 驚いたのは、つい最近鑑賞した黒澤明の「羅生門」に触発されて作られたものであること 両作品の雰囲気のあまりの違いに、まさかこうした繋がりがあろうとは思わなかった とあるホテルで出会った男女 男X(ジョルジュ・アルベルタッツィ)は「去年お会いしましたね(そして愛し合いました)」と女A(デルフィーヌ・セイリグ)に言い 女は「そんなことは憶えていない」と言う 男は諦めずに去年どんな場所で、どういった会話をして、何が起こったのかをひとつひとつ女に説明していく 頑なに否定する…