Alain Resnais(1922-) 映画監督 1922年フランス・ブルターニュ生まれ。
1955年のアウシュヴィッツ収容所を題材にした短編「夜と霧」で名を知られるようになる。1959年の初の長編「二十四時間の情事」が世界的に反響を呼び、以後「去年マリエンバートで」、「ミュリエル」などを発表、ヌーヴェル・ヴァーグ時代の“セーヌ左岸派”の代表と言われた。
ネタバレしています。disっているかも。 角川シネマ有楽町にて鑑賞 存在は昔から何かで知っていて観たいなと思っていた映画で、今回本邦初公開ということで観に行ってきました。 タイムリープを扱うということで一応SF映画に該当するでしょうか。あまりSF要素はないというか、タイムリープしている主人公を追い掛けている映画なのであまり要素はないというのもおかしなお話ですが、SFであるということを感じさせないような作りになっているかなと思いました。 想像していたような映画ではなかったと言いますか、難解、難読(わざとでしょうけど)な映画で、当時のフランスの社会背景とかをある程度知っていたり、頭をフル回転させて…
アラン・レネ監督のタイムトラベルラブストーリー『ジュ・テーム、ジュ・テーム 𝖩𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾, 𝗃𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾』予告編到着 | CINRA 「タイムマシンに乗って一年前の世界へ──。『ジュ・テーム、ジュ・テーム』は、ミシェル・ゴンドリー監督が<記憶除去手術>を受けるカップルを描いた『エターナル・サンシャイン』をつくる際、大いに影響を受けたと公言。」 𝖩𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾, 𝗃𝖾 𝗍'𝖺𝗂𝗆𝖾 𝟤.𝟤𝟪 𝖱𝗈𝖺𝖽𝗌𝗁𝗈𝗐 公式サイト タイムマシンで一年前の世界へ───永遠に失ったきみが、そこにいた。 巨匠アラン・レネがおくるタイムトラベル・ラブストーリー
東京日仏学院エスパス・イマージュにて『ヒロシマモナムール』をめぐって 第2部:上映 『ヒロシマモナムール』+シンポジウム 登壇者:草野なつか(映画監督)、港千尋(写真家、映像人類学)、斉藤綾子(映画研究者)、筒井武文(映画監督、東京芸術大学大学院教授)(敬称略) 第1部にご登壇された マリー=クリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルさん(チーフキュレーター)のお話も交えて。【錚々たるメンバーらしいけれど、映画業界に詳しくないのでどなたもわからなかった私💦】 あまりにも濃いシンポジウムに頭がパンパンです。頭に入れた情報が多すぎて多分たくさん溢れだからレポートムリ(笑)そもそも筆記用具忘れてメモを取らなか…
アラン・レネ監督作、曩日新文芸坐で鑑賞。アラン・レネにしては珍しく「訳分からない」事もない、ストーリーのある映画。フランコ体制下のスペインに反撥し、国外(フランス)で運動する共産主義者運動家の男の3日間を描く。時系列を無視して断片的に過去・未来のイメージが挿入される手法など、レネらしい。 本日は驟雨甚し。昼食、いつもの伊太利料理店には私の他に客は無し、かのギャルソンの姿もない。雨は嫌ひだが、街が静かになるのは良い。午后伊勢丹に出掛けて帽子をオーダーした。何の変哲もない黒地のラビットのフェドラだが、それでいい。既製品に満足の行く帽子は中々ない。頭囲、鍔やリボンの幅であつたり、深さであつたり。裏地…
銀座メゾンエルメスのLe Studioにてフランスの巨匠アラン・レネ監督の映画『人生は小説なり/La vie est un roman』(1983)。 メゾンエルメス2024年のテーマはフォーブルの魂:幸福の三つの理論。にしてもマニアック! 『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』(1959)『夜と霧』(1955)『去年マリエンバートで 』(1961)のアラン・レネ Alain Resnais(この3作はアラン・ロブ=グリエ作)作品なので、発売日に席を予約したわけです。 映画、カラーです!アラン・レネはモノクロしか観たことなかった私。 3つの物語が複雑に交差する未完結の舞台の中に飲み込まれ…
Providence(摂理)。ジョゼフ・ド・メーストルを思ふ。 アラン・レネ監督作。第3回セザール賞最優秀作品。『ベニスに死す』のフォン・アッシェンバッハ、ダーク・ボガードが出演。王立演劇学校出の舞台役者達、英国映画さながらの美くしいReceived Pronounciationが話される。 だが英国映画を特徴付ける物語性とは無縁の作品。老いた小説家の脳内で、全てが完結する。小説と現実とを行き来し、その支離滅裂さは、人間の思考・記憶が確かではない事を示してゐるやうに思ふ。『去年マリエンバードで』も似たやうなプロポジションだつた。音楽は映画音楽作曲家のロージャ・ミクローシャが担当してゐる。ショス…
★この記事を読むと、「アラン・レネ」監督による1961年のフランス映画『去年マリエンバートで』が観たくなります。 ★詳細はこちら→『去年マリエンバートで - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『アラン・レネ - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)}…
引用元:Yahoo!映画 1961年のフランス・イタリア合作 タイトルだけはずっと前から知っていたけれど、ようやく観ることができた 驚いたのは、つい最近鑑賞した黒澤明の「羅生門」に触発されて作られたものであること 両作品の雰囲気のあまりの違いに、まさかこうした繋がりがあろうとは思わなかった とあるホテルで出会った男女 男X(ジョルジュ・アルベルタッツィ)は「去年お会いしましたね(そして愛し合いました)」と女A(デルフィーヌ・セイリグ)に言い 女は「そんなことは憶えていない」と言う 男は諦めずに去年どんな場所で、どういった会話をして、何が起こったのかをひとつひとつ女に説明していく 頑なに否定する…
晴れ。私は倖せである。何故なら私は、私個人の、内奥の進歩を信じてゐるから。 映画を観た。アラン・レネの『二十四時間の情事』。ヌーヴェルバーグ、強烈な個性の集まりを一語で括る事には躊躇ひがあるが、それでも矢張り、私は此の集団が好きである。 Sometimes we have to avoid thinking about the problems life presents. Otherwise we’d suffocate. Get away from me. 女性が「離れて」と云ふ時の男の振舞について。むつかしい問題であるが、離れないのが男にとつては最善である。 ledilettante.h…
広島で出会ったフランス人の女と日本人の男が、愛の傷跡を戦争の記憶と共に追体験する・・・。 製作:1959年 製作国:日本/フランス 日本公開:1959年 監督:アラン・レネ 出演:エマニュエル・リヴァ、岡田英次、他 レイティング:一般 ◆◆ この映画の猫 ◆◆ 役:☆(ほんのチョイ役) ①広島平和記念公園の猫 ②映画ロケの猫 ③地下室の猫 名前:不明 色柄:①茶白 ②白 ③黒(モノクロのため推定) ◆フランス流映画 この映画は、日本とフランスの合作。主な舞台は広島市の平和記念公園周辺と中心部の繁華街。回想シーンにフランスのヌヴェールの村が登場します。 日仏合作ではありますが、セリフはごく一部を…