引用元:nhk-ep.com 夫婦の倦怠期、あるいはその関係が崩壊に向かう様を描いた映画は数あれど、最もリアルに響いた作品 ちなみにリアルと言っても、具体的で詳細なエピソード云々ではなくて、感覚的に同意できるという意味で 末期の病で病床に伏しているトマゾ(バルンハルト・ヴィッキ)のお見舞いに来た作家のジョヴァンニ(マルチェロ・マストロヤンニ)と妻のリディア(ジャンヌ・モロー) トマゾは自らの余命が長くないことに気づいていて「本当の親友はふたりだけだ」と言い、毎日何時間もかけて見舞に来てくれる母親にも「自分が亡くなったら、ふたりを家に招待して料理を振舞ってくれ」とお願いする トマゾはジョヴァンニ…