あえてタイトルを平仮名にしたところに意味があるような気がします。公開は1953年と70年前。面白いかなどと問うのは論外で104分という時間はただただ残酷で見ているのも辛いという映像ばかり。その分、訴える力は半端じゃありません。当然ですよね。描いているのは原子爆弾なんですから。映像はモノクロ。それがまた時代を感じさせまずが、とにかく生々しいです。広島の中高、教職員や一般市民の約9万人弱が手弁当でエキストラ出演しているというのだから迫力も出るというもの。シーンによっては地獄絵図です。そのためさすがにこれはカラーは厳しいって見ていて思いましたね。それでも悲惨な状況は十分どころか十二分に伝わって来ます…