写真はウィキペディアより ヨーロッパの人たちの発想が貧困だとか、空想力がないとか、「目に見えるもののツギハギ」ばっかりだとか・・・そういう意見があるのは私も知っています。 確かに、東洋の空想上の生き物は、その種類の多さや、特異な姿かたち、そして独自性、奇妙な習性もあり、いきいきと自由に、空から海まで跳ね回っています。 河童なんて、頭の上のお皿が渇くと干からびるという不便な性質を持たされたものです。キュウリが大好物という特徴もはっきりしており、尻子玉とか相撲が好きとか・・・かなりキャラが立っている。 河童が空想上の動物かどうかは不明。荒俣宏さんのご本で、「河童は陰陽師が土木工事をさせるために向こ…