どうでもいい話であるが、私の父は、村上春樹と同い年だ。 先日帰省したが、父は、世の75歳としては若いというか元気で、私の娘たち、つまり父にとっての孫娘といっしょに、本気で野球やサッカーで対決してくれる。 手加減や忖度と言う文字は父の辞書にはない。 ピッチャーとバッターと外野しかいないオリジナルルールの野球をする中、父は、そのときどきの獲得した点数で「大谷(おおたに)」「中谷(ちゅうたに)」「小谷(こたに)」とランク付けをして、娘たちと自分の呼び名を変える。 祖父と孫娘2人で大谷を競い合う仕組みである。 これが小学生の娘たちにはツボで、試合をみていると「うわああ小谷になってしまったあ!」「やった…