電車を利用していると、よく「車両点検の影響で電車が遅れております」という案内を耳にすると思います。 実は、その原因の約9割は「エアセクション」と呼ばれる区間に停車した場合です。 今回は、元運転士の経験を交えて、エアセクションの仕組みや停車時のリスク、運転士の対応までわかりやすく解説します。 ファルコ 1970年生まれ。鉄道会社に入社し、駅員(1年)→車掌(3年)→運転士(30年)に従事。鉄道ファンだけでなく普段から電車を利用するすべての方が分かるような記事作りを心掛けています。 この記事の目次 エアセクションとは? 電車に電気を供給する電線を「架線」と呼びます。 架線が1本でつながっていると、…