こんにちは。 なおです。 今日は、戦国時代から江戸時代初期にかけての ある武将・大名の逸話を紹介したいと思います。 藤堂高虎という男で、 ある時、家来に不祥事を起こしたものが5人でた。 侍目付が高虎に、 「5人の者、いかがいたしましょう」 と、罪状を報告した。 5人のうち2人は京の遊里に通い続け、家財まで売り払った。 3人は博打狂いでこちらも家財まで売り払った。 高虎は女狂いをした2人は放逐した。 ところが、博打狂いの3人に対しては、「家禄を三分の二に減らし、以後は改心せよ」 というだけの罰だった。 家来がその理由を聞くと、 「色にふけって女にあざむかれ、家財を使い果たすような男には何の芸もな…