カモメの視線を感じる... モンテネグロのコトル湾、マムラ島にある、元城塞、元収容所のリゾートから。 潮の流れ、透明の水、対岸の城塞(カモメの背後、対岸の城塞はクロアチアだ)。 緑のベルベットを指でつまんでできたような山々、白いヨット。 大きく、厚かましく、利口で、我が物顔にリゾートを歩き回り、自由に飛び去るカモメたちに見とれていると時間の経過も忘れる。 これを見ているのは、城塞からフランス軍に目を光らせるオーストリアの将校か、あるいはバルカン半島出身の政治犯の青年か、ファシストの犠牲者か、わたし自身なのか。 だんだんわからなくなってくる... 普通なら共存しない、城塞、収容所、リゾートが、厚…