朝四時過ぎると、そちこちから幾種類もの鳥たちの囀りが 朝まだき窓の外に響き渡ります。 鳥たちの声に耳を澄ませてますと、 「魂の飛翔」という言葉が降りて来ました。 それと同時に、 「鳥たちの存在は、あの世とこの世の狭間に在る」 あぁ、だからあんなにも美しく鳴き囀り、語らい歌い、羽ばたいているんだぁ 死への恐怖心や、未来への不安も要らない この世にありて、魂の飛翔をしようぞ 鳥たちの声に耳を澄ませていると、 未来永劫に続く、今この瞬間の奇跡に感銘を覚えるのです。 「魂の飛翔」で思い出されたのは、 私が2,002年に発表したオイリュトミー作品、ライナーマリア・リルケの「ドゥイノの悲歌」でした。 この…