世界(西洋経済圏)の間では完全にヒール役を買わされたロシアを始めとする中国などと構築中のBRICs経済圏の加盟国が、実質上西洋経済圏と真向に対抗する新経済圏として、徐々に参画国を拡大しつつある現状で、NATO安全保障の枠組みをつかって世界中をグローバル経済に囲い込む算段だったアメリカのバイデン大統領は、この想定外の展開に自国は原油LNGなどエネルギーの地産地消が可能な中で、EUや日本を含むアジアの海外エネルギー依存国に緊張を強いながら、経済覇権を握ろうと必死です。 彼が必死なのはもちろん中間選挙を控え、自分の首がかかっているからであって、こんな不安定な心理状態の首脳に身を任せるアメリカ経済も、…