上毛電気鉄道株式会社は、群馬県前橋市に本社をおく、東武鉄道・上信電鉄・群馬銀行などが出資する鉄道事業者。
1926年5月27日設立。
赤城山の南麓を東西に貫く全長25.4kmの「上毛線」を運行している。
中央前橋〜西桐生の間を各駅停車のみ運行しており、距離ではJR東日本の両毛線よりも短いにもかかわらず所要時間はこちらの方が長い*1。
かつては西武鉄道、その後、東武鉄道より東武3000系、3050系を譲り受け使用していたが*2、サービス向上の一環として京王電鉄の京王3000系を譲り受け置き換え、全車冷房化を実現している。
なお始点・終点となる中央前橋駅、西桐生駅の両駅はどちらもJRの前橋駅・桐生駅から離れたところにあり*3、他社線との接点は赤城駅(東武鉄道桐生線)のみとなる。
1986年10月まで、東武鉄道赤城駅を中継して、電車にて貨車を牽引し、三俣〜赤城間で貨物輸送を行っていた。
また1968年までは、浅草駅〜中央前橋駅間に週末運転の快速急行列車が運転されたこともあった。
今回は上毛電鉄ちゃんがメインです。 上州名物「かかあ天下」と上電の経営難を絡めて金策に走る様子が描かれます。 上電は利用客の減少に歯止めがかからず補助金でズブズブになっています。 この赤字経営は社会的なものであるため本質的に改善できるものではありません。 社会インフラの維持のためにかろうじて成り立っている上電はいつまで生き残れるのでしょうか。 「〔……〕沿線市の少子高齢化やモータリゼーションの進展等により、鉄道事業者の経営努力のみでは、今後も利用者の減少は止まらず、維持存続のための国、県、沿線市の公的負担額は増加し、近い将来、地方自治体の財政的な理由から公的負担の継続が困難となることは明白であ…