封切り三日目。 席数155の【SCREEN3】の入りは三割ほど。 「時間」にこだわりがある「劇団ヨーロッパ企画」主宰者『上田誠』による脚本。 〔サマータイムマシン・ブルース(2005年)〕の{タイムリープ}、〔リバー、流れないでよ(2023年)〕の〔タイムループ〕と来て、今回は再び{タイムリープ}。 加えて、設定・舞台・出演者を加味すれば、〔時をかける少女(1983年)〕や『大林宣彦』へオマージュを捧げているのは明らか(が、これも、観終わってから考えれば、鑑賞者を煙に巻くための仕掛けだったわけだが・・・・)。 とは言え過去作の枠には嵌らぬ驚愕の進展が用意され、何度も椅子から仰け反りそうになる。…