倉本聰(89)が1960年に起こった「永仁の壺事件」をきっかけに構想し 約60年の時を経て脚本を手がけたという作品 鎌倉時代の重要文化財の壺が明治生まれの陶芸家の贋作と判明 重要文化財指定が取り消しになったとたん それまで価値を認めていた評論家も世間の人々も 見かたを変えてしまったというもの この「手のひら返し」的な風潮に倉本氏は 「作品の美に、作者や時代の裏付けが必要か」という疑問をもち なんとか映画にしたいと思ったそうです 主人公の孤高の画家は倉本氏本人がモデルかも知れませんね(笑) 1974年の大河ドラマ「勝海舟」での演出めぐりNHKのスタッフと大喧嘩 そのまま北海道行きの飛行機にあても…