北海道函館市西端にある山で、そこから見る夜景は日本三大夜景の一つに数えられる。
最高点標高は334mであり、北海道のテレビ局はここから電波を飛ばしている。本州方面へ電波が飛ばないようにアンテナには指向性がかけてある。
約2500万年前から始まった火山活動により海中から隆起した火山島で、これが後に砂州により渡島半島と繋がり陸繋島になった。現函館市街地はこの砂州の上に在る。
明治時代から太平洋戦争終戦までは函館山は要塞として使用され、一般市民は立ち入り禁止であった。現在も砲台・要塞跡の一部は散策路などによって訪れることができる(崩壊の危険あり立ち入り禁止区域もある)。
戦後は公園・緑地帯として一般市民に解放された。最高部(御殿山山頂)に展望台が設置され、山麓からは函館山ロープウェイや一般道(北海道道675号立待岬函館停車場線)を通る観光バスやタクシーを通じてアクセスでき、有名な函館の夜景を望む事が出来る。