真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 💭ポイント 「退凡」と「下乗」という二つの立て札の位置関係を説明しています。外側が乗り物から降りることを促す「下乗」、内側が俗心を捨てる「退凡」です。 仏教の聖地でインドにある霊鷲山(りゅうじゅせん)に倣って、卒塔婆が立てられているということと思われます。 『徒然草絵抄』(小泉吉永所蔵) 出典: 国書データベース 🌙現代語対訳 退凡と下乗と書かれた卒都婆(そとば、立て札)は、 退凡たいぼん・下乗げじょうの卒都婆そとば、 外側に…