日常生活でもよく耳にするビタミン。その語源はvital(生命の)amin(アミノ)になります。 最初に発見されたビタミンB1がアミノ基を持っていたこと、不足すると脚気を発症し生命にかかわる物質であることからそういう名前になりました。 ちなみに最初にビタミンB1を分離したのは1910年の鈴木梅太郎で「オリザニン」と命名していたのですが、その1年後フンクも分離に成功し有名になったのは、フンク命名のビタミンという名称でした。 生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称として現在はそのレパートリーを拡大し、ビタミン…