老齢化した、「宙に浮いた年金」から漏れなかった運のいい男が、「後期高齢者医療制度」のまやかしに引っ掛かるまい、と健康維持を志し、歩くことは健康にいいと信じて散歩をするように、今日もぼくは歩いたのだ。 何日も、毎日1、2時間歩いていると、腰から下が棒のようになることもなくなってきた。歩き終えると、疲れる。歩いている時点で、すでに疲労を感じてもいる。が、家に無事たどり着けば、不思議な心地よさを身体から感じざるを得ない。 これからも、とにかく歩こう。 先日、路面電車に乗って、美味しいと評判のラーメン屋に行ってみた。「ニンニクを入れると、さらに美味しくなります。お試しあれ!」との貼り紙が、店内の壁に貼…